2025.06.19

社員一人一人が理念を体現し、自分ごとに捉える企業でありたい。

<インタビュー概要>

「私たちは何のためにこの会社に集っているのか」
この根本的な問いに向き合い、理念に込められた想いや使命を、社員一人ひとりが自分ごととして理解できるようにしたい。

それが株式会社オープンアップITエンジニア(以下、OPE)の想いでした。
そんな想いから、「企業理念動画」の制作はスタートしました。

今回はOPEの理念動画制作担当である太田さんと動画制作にご助力頂いた株式会社アクエリアス代表の中村様に制作に込めた想いや裏側を伺いました。

<プロフィール>

中村 康介

株式会社アクエリアス
代表取締役

太田 高寛

株式会社オープンアップITエンジニア
Communication Engineering推進部
メディアプロデュースセクション
セクションマネージャー

※登壇者のプロフィールは取材当時のものです。

<インタビュー:目次>

念を“自分ごと”として捉えられるきっかけに

―今回の動画を制作するに至った背景を教えてください。

太田:背景は、当社の企業理念をより多くの社員に自分ごととして捉えてもらうためにどうしたらよいのだろうかという問いから始まりました。理念の届け方に正解はなく、視覚的にわかりやすい映像に しようという結論になり、動画制作を行うに至りました。

企業理念は言葉では知っていても、日々の業務に落とし込むのは意外と難しいものです。「これは理念に沿っている行動だ」と意識して仕事をする機会は、ほとんどないのではないかと思います。
しかし、私たちが掲げている「エンジニアファースト」の精神は、実は日々の業務の中に自然と表れていることが多く、
例えば「このエンジニアさんには、こういう案件が最適だ」と考える瞬間がまさにそれです。

そんな「理念とはこういう事なんだ」と、社員一人ひとりが自分ごととして捉えるきっかけを増やす方法として動画がいいという結論でした。

―どのように制作を進めていったのでしょうか。

太田:まずは動画の軸を決めることから始めました。

過去に動画制作の前例もなかったため、動画の軸を決めないと前に進まないと思いました。また、動画の軸を決めるにしても映像制作の知見を持って二人三脚で並走してくださるパートナーが必要だと判断し、パートナー企業様を探しました。そこで出会ったのがアクエリアス様であり、中村様でした。

中村:太田さんのお話をヒアリングしていく中で、「●●ではない」という軸を決めていきました。OPEの理念イメージにぴったり合うまで議論を重ね、その結果動画の輪郭が段々と定まっていきました。

  

キーワードは「リアル」と「共感」

― 制作にあたって、こだわった点はどこでしょうか?

中村:一番こだわったのは、「等身大のリアル」を届けることです。
どうしても理念を伝える動画はかっこいい言葉や演出になりがちですが、今回はOPE社員の皆様が実際に感じていらっしゃること、日々の中で体現していることをそのまま映したいと思っていました。

そのため、台本作成前に社員の方へのインタビューを実施し、「日々どんなことを感じながら働いているか?」を等身大に語っていただきました。
お話を伺った全員が口を揃えて「エンジニアに喜んでもらえるのが嬉しい」とお話されていたのが印象的でしたね。

また、日々の業務の中で悔しい思いをしたり、うれしい出来事だったり、OPEの皆様の本当にリアルな声を聞けたからこそ創り上げることができた動画だったと感じています。

そこにこそ、理念が生きていると感じました。

太田動画内には「豊かな人生」というキーワードがあります。

多くの方はなんとなくイメージはできるけれど、そのほとんどは解像度は高くなく、数年後の未来が見えたとしても10年後、20年後、30年後という遠い未来が見えてる方はほとんどいませんでした。

そこから「輝かしい未来」だけに焦点をあてた映像を作っても伝わらないなと思いました。

だからこそ、OPEが考える「豊かな人生」を、本当にリアリティ溢れるドラマに仕上げることに専念しました。

「こんな未来もいい」、でもきっと地に足付いた想像できるリアルな未来像、「そんな未来もきっとあるよね」という軸を基に中村さんと進めてまいりました。

実際に仕上がったOPE企業理念動画

OPEの理念を届けたい

―実際に完成した動画を見て、どう感じましたか?

太田非常に満足しています。

社員全員にお披露目する機会があったのですが、社員からは「本当にリアルだった」、「自分ごととして心に入ってきた」という声が多数聞こえ、リアルを追求したからこその評価だったと感じています。

そして、「エンジニアファースト」とは、特別なことをすることではなく、目の前のエンジニアさん一人ひとりと真剣に向き合うことなんだと、改めて実感しました。
それは、営業担当もバックオフィスの社員も、皆同じ気持ちで動いているんだと伝わる動画になったと思います。

中村:私も 大変満足しています。何より、インタビューで答えてくださった社員の方々の言葉に嘘がなくて、説得力がありました。

また、OPEの皆様からご満足いただけたことが、なによりの言葉です。 

 

── この動画はどんな人に届けたいですか?

太田社員はもちろんの事、お取引企業様、これからOPEにご入社を検討されている方、全ての方にOPEの「理念」や「エンジニアへの想い」を共感していただきたいと感じています。そして、社員には「私たちはこんなにエンジニアのことを考えて仕事してるんだな」と誇らしく思ってもらえたら嬉しいです。

 

最後に

―動画制作を通して、OPEの印象はいかがでしたでしょうか。

中村:仕事に対して真摯に向き合う真面目な方、熱意のある方が多いなという印象です。こちらにいらっしゃる太田さんはもちろん、プロジェクトメンバーの方の情熱に私も感化されました。

まさに、皆様の想いで仕上がった動画だと思います。

また、太田さんとは何度もやり取りを行う中で、「同志」と呼べる存在になりました。

それにはやはり太田さんを始め、OPEの皆様が「いい人」であったからこそです。

だからこそ「同志」になれたのだと思います。

―その背景はどのようなものでしょうか。

太田私個人の見解ですが、中村さんのおっしゃる「いい人」であることは、当社の価値の一つだと感じています。周りの方は皆「いい人」。当たり前のようで当たり前ではないこのOPEの人財こそがやはり価値の源泉であり、今回の理念動画制作を成功させることができた大きな要因だと思っています。

―ありがとうございました。

取材に参加した方々の個別インタビュー

株式会社アクエリアス

個別インタビュー
お名前
中村 康介
社名
株式会社アクエリアス
部署
代表取締役

株式会社オープンアップITエンジニア

個別インタビュー
お名前
太田 高寛
社名
株式会社オープンアップITエンジニア
部署
Communication Engineering推進部
メディアプロデュースセクション
セクションマネージャー

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