2025.12.11

eスポーツ×IT教育|OPEが実現する若手育成とエンジニア支援の新しい形

<記事概要>

ITエンジニア派遣事業を中心に展開してきたオープンアップITエンジニア(以下、OPE)は、2025年よりeスポーツ領域への支援・スポンサーシップに本格的に乗り出しました。
「ゲーム好きが多いから」「若者がゲーム好きが多いから」―そのような表層的な理由ではなく、ゲームには、「人が学び、つながり、挑戦する本質的な力」がこの領域に凝縮されていると感じた背景があります。ITエンジニアに求められるコミュニケーション力や問題解決力、技術探究心。
これらは、eスポーツの世界でも同じように重要な要素として機能していると考えています。

「eスポーツはITエンジニアの未来を支える入り口になり得る」という確信を持ち、中部テレコミュニケーション株式会社(以下、ctc)が主催するeスポーツリーグ、「ExCROSS BLUE LEAGUE 2025」(以下、EBL)へのスポンサーとして参画いたしました。本記事では、その背景と具体的な取り組み、そして得られた成果と今後の展望を紹介いたします。

<インタビュー:目次>

eスポーツリーグへの参画:若者とエンジニアの“入口”をつくる

OPEは、ctcが開催するeスポーツリーグ(EBL)に企業ブースを出展し、多くの参加者と直接コミュニケーションを取る機会を持ちました。

参加者は学生から社会人まで幅広く、
しかし共通していたのは、“学ぶ楽しさとITへの興味”でした。

まなびっとの体験では、「実際どんな学びができるのか」「未経験でも挑戦できるのか」という質問が多く寄せられ、ITエンジニアへの関心の高さが垣間見えました。

OPEの採用担当者は、

「ゲームの世界でも自分で学び、試し、仲間と協力し、改善していくというプロセスが日常的に存在し、これはエンジニアの仕事と本質的に同じです。私たちが提供する教育環境やサポートと非常に相性が良いと感じました」と語っています。

これまで接点のなかった若者層に“学びの入り口”を提供できたことは、OPEにとって大きな成果となりました。

eスポーツ運営体験:技術の“裏側”に触れる機会

OPEはctcと協力し、リーグ出展に加えて、一般公募で集まった若者を対象に「eスポーツ運営体験イベント」を開催いたしました。
これは、単なるゲームイベントではなく、普段身近に感じるeスポーツ大会もプロの技術によって成り立っていることを実感していただく、“まなびと体験の場”として開催いたしました。

参加者たちは、普段触れることのない“技術の裏側”を体感し、「こういう技術の仕事があるんだ」という驚きを口にしていたのが印象的でした。

特に印象的だったのは、ゲームが得意なだけでなく、映像技術や配信技術に興味を持つ若者が非常に多かったことです。 

OPEが提供するまなびっとともつながる「技術学習の楽しさ」を実感していただけたことは大変嬉しく感じております。

社内eスポーツ大会:エンジニアと内勤の“つながり”をつくる

外部向け活動だけではなく、OPEは社内コミュニティ活性化の一環として、5月と11月に社内eスポーツ大会を開催しました。

その名も「OPeN CUP」。

OPEのエンジニアは、クライアント企業に常駐して働くケースが多く、エンジニア同士の繋がりを構築するには全社横断イベントの積極的な開催は最適だと判断した背景があります。


このイベントは、普段接点のない内勤スタッフや他のエンジニアとの交流の場となり、大盛況でした。
ゲームが上手い人もそうでない人も、声を掛け合いながら楽しむ姿は、まさに「仲間」としての一体感を象徴していました。

参加したエンジニアからは、こんな声も聞かれました。

「普段は一人で現場にいるので、OPEの社員と交流する機会が少ない。
eスポーツをきっかけに、気軽に話せる仲間ができたのが嬉しい」

OPEが大切にしてきた “エンジニアファースト”の精神 が見事に体現されたイベントでした。

活動から見えてきたもの:eスポーツは“成長とつながり”をつくるもの

これら一連の取り組みを振り返って見えてきたことは、eスポーツが単なるエンタメではなく、「成長・挑戦・コミュニティ」という価値を生み出すものであるということです。

OPEのサービス価値と自然につながる点は大きい

  • 教育(まなびっと)
    学びたい人に、実際に触れる機会と動機づけをつくれる
  • 仲間
    社内外のコミュニティを強化
  • 支援
    若者やエンジニアの挑戦を後押し

OPEが大事にしている価値が、eスポーツを通じて自然に伝わり、外部にも内部にも“いい循環”を生み出しています。

今後の展望:eスポーツ×教育で新しい価値をつくる

今後はeスポーツという新たな機会をチャンスと捉え、

新たな取り組みを検討しています。

当社が目指すのは、“エンジニアが成長し続けられる土壌を作り、キャリアアップ支援をすること”
今回の一連のイベントで

 eスポーツはそのための強力なハブとなる可能性を秘めていると感じました。

最後に、OPEマーケティング担当者はこう語っております。

「eスポーツは、ゲームのためのものではなく、人がつながり、自分を成長させる場になり得る。
OPEは、エンジニアやこれから技術を学ぶ若い人たちの“挑戦の入り口”を増やしていきます」

これらの取り組みはITエンジニア支援の新しい形を示すものとして、今後さらに注目を集めていくことでしょう。

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