エンジニアのモチベーション向上に必須。正しい評価のポイント
エンジニアの退職理由には、正しい評価がなされなかったためという回答が挙げられるケースが多くあります。
エンジニアのモチベーションを向上させ、退職を防ぐためには、エンジニアの仕事の成果を正当に評価することが大切です。
エンジニアを多く抱える企業が取り組んでいるエンジニアの評価方法をいくつかご紹介します。
実例から学ぶエンジニアの評価方法
A社:月に一回の面談機会を設ける
エンジニアの評価には、目標が達成されたかどうかを半期ごとに判断する制度をとっています。
しかし、半期に一度、評価の時だけ上司と面談をするのでは、目標に対する認識や仕事ぶりの評価にもずれが大きくなる可能性があります。
そのため、互いの認識のずれを防ぐことを目的に、毎月必ずエンジニアが上司と面談する機会を設けています。
また、半期ごとにプロジェクトの目標をプロジェクトメンバー全員で考える取り組みやそこで決定したプロジェクトの目標と個人が設定した個別の目標をまとめて、役員会で審査を行い、グランプリには賞金を与えるといった取り組みも行っています。
B社:エンジニアの評価基準を明確に
ある企業では、エンジニアの評価項目を4つにわけて、評価基準を明確に定めています。
ユーザーの視点に立ち主体的に問題の発見・解決ができているか、誰にも負けないスキルや経験を仕事に活かすことができているか、シンプルな設計で作られているか、社内だけでなく社外のエンジニアの生産性を向上させることに貢献できているかの4項目を軸にエンジニアを評価しています。
エンジニアの特性を鑑み、エンジニアがやりたいこと、得意であること、やるべきことを面談で話し合いながら配属を決定し、エンジニアの目指す理想の姿に向けて成長できるよう最適な環境を互いに作り出すようにしています。
C社:別チームのエンジニアが評価をサポート
エンジニアが自分のビジネス上の課題、それを解決するために行った施策を発表し、エンジニアの評価を行う技術力評価会を半年に一度開催しています。
エンジニアは自身の発表を行う際には、別チームのエンジニアがサポーターとして発表するエンジニアを補助する仕組みとなっており、多くのエンジニアが評価に関わり、そして普段はあまり関わることのない別チームのエンジニアの取り組みについても知ることができる良い機会となっています。
また、社内のエンジニア全員の評価が公開されており、社員の誰しもが自由に閲覧することができるようになっています。
エンジニアのモチベーションを向上させる評価制度とは
今回は、3つの会社におけるエンジニアの評価制度についてご紹介しました。
エンジニアのモチベーションを向上させ、仕事への意欲を高めるためには、エンジニアの仕事の成果を正しく評価するとともに新たな課題に気づかせることも大切です。
エンジニアの退職が多いような場合は、どのような評価制度が自社には向いているのか、他社の評価の仕組みも参考にしながら自社の評価制度を整えていく必要があるのかもしれません。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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