エンジニアの教育以外にも適用できるOJTの一般的な流れ
新人エンジニアの育成のため、OJT研修を導入しようと考えている企業は多いでしょう。OJT研修実施の際には、きちんと計画を立てた上で実施することが大切です。そして実施後にはフィードバックを行うことで、より高い効果が期待できるでしょう。では、OJT研修の一般的な流れについて紹介していきます。
エンジニア教育におけるOJTの流れ
OJT研修を実施する際には、計画案の作成から始め、次にOJTトレーナーを選定します。
OJT研修を実施後は目標達成度を確認してフィードバックを行うというのが一般的な流れです。
計画
計画案を作成する際には目標を定めましょう。
目標に至る前の段階の達成度などもあらかじめ定めておくのが望ましいです。
その目標を達成するために必要なことを洗い出し、具体的なトレーニング内容に落とし込みます。
トレーナーの選定と教育
計画が具体的に定まったら、次は実際に担当するトレーナーを選定しましょう。
ここがやや難しいところです。
普段の仕事ができる人なら、人に教えるのも上手とは限りません。
そのため、エンジニアの経験が長い人や意欲的な人に任せることになるでしょう。
また、トレーナーに対する教育も必要です。
OJT研修を実施
OJT研修本番では、まずトレーナーがトレーニーに対してお手本を見せます。
さらに、その解説を行いましょう。
そうすることで、どのような点に注意しながら行うべきなのか、トレーニーに理解してもらいます。
そして次はトレーニーに同じことをやらせてみせましょう。
その様子をよく観察し、上手くできている点とそうでない点を指摘し、改善指導を行いましょう。
基本的にこれを何度も繰り返します。
目標達成度を確認
計画段階で定めた目標に対して、どの程度達成できているのか計測します。
あらかじめ定めておいた達成度と現状を照らし合わせてみるといいでしょう。
OJT研修が終わったときだけでなく、一区切り付いたところなどでも確認してみるとより効果的です。
その際には必要に応じて計画の修正なども行いましょう。
実施後のフィードバック
最後に全体を通じてのフィードバックを行います。
最初の段階と比べてどんな点がどの程度進歩できたのか伝える内容です。
単に事実を伝えるだけでなく、言い方などを工夫して、なるべく意欲を掻き立てるようにするのが望ましいです。
最初は難しくても回数を重ねてノウハウを蓄積していこう
OJT研修は計画案の作成やトレーナーの選定など事前の準備が重要です。綿密に準備をして実施するからこそ、高い効果が得られます。導入したばかりの頃は上手くいかないこともありますが、回数を重ねるごとにノウハウも蓄積されていくでしょう。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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