人事担当者が考える外国人社員との働き方:コミュニケーション編
近年、外国人社員を受け入れる企業も増えてきました。
外国人社員を採用する際に課題のひとつとして挙げられるのが、コミュニケーションです。
本記事では、外国人社員とのコミュニケーションの取り方などについて紹介します。
社風になじんでいる外国人社員は70%!ではコミュニケーションは?
総合転職エージェントである大手企業が転職希望者を対象に「外国人社員との働き方」に対するアンケートを実施しました。
その結果によると、40%以上の日本人が外国人の社員と働く機会に遭遇しています。
日系企業でも半数近く人が、職場で外国人と働いていることが分かります。
また外国人社員と働いていると回答した人に対し、「外国人社員は社風になじんでいるか」
と質問したところ約70%が「はい」と回答しています。
さらに外国人社員と働けるメリットとして「多言語に対応できる」「固定観念の見直しができ、考え方の参考になる」などを挙げている方もいます。
このように言語と文化の違いがメリットにもなりますが、デメリットとなる場合もあります。
その最たる問題がコミュニケーションです。
「日本語での意思疎通ができない」「社内規定を守っていない」など、言語と文化が違うことでコミュニケーションに影響が出ていることが分かりました。
外国人社員とのコミュニケーションの取り方
では外国人社員と円滑にコミュニケーションを取るにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは「日本人にとっての当たり前が、外国人にとっては当たり前ではない」ということを理解することが大切です。
ずっと日本で育った人は、日本のコミュニティの中の常識しか知らないことも多いです。
日本人ばかりだと相手も同じ「当たり前」を持っていることが多いため、あまり説明をしなくても「相手が察してやってくれるだろう」と思いがちです。
しかし外国人社員はそうではありません。
日本や会社特有の文化を「察する」ことが難しく、トラブルに発展することもあります。
これを防ぐには文化やルールを言語化し、しっかり説明を行います。
特に意思決定に関わる判断基準が異なる場合は、違いについて説明することが大切です。
このように外国人社員とコミュニケーションを取るには、相手の文化の違いを受容し、大切なことは言語化して伝えることが重要となるのです。
外国人社員が働きやすい環境を整えよう
今後も外国人人材の採用は増えていくことが予想されます。
これまで外国人社員を受け入れてなかった企業では、文化や慣習の違いに驚くことも多いかも知れません。
自分と異なる文化であることを受け入れ、自分が伝えたいことを言語化することで、円滑なコミュニケーションが生まれるのではないでしょうか。
※出典
PRTIMES「全国の転職希望者を対象に「外国人社員との働き方」に関する調査を実施 職場にいる外国人社員の70%は社風や文化に順応」
この記事の監修者・著者
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
最新の投稿
- 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
- すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
当社のITエンジニア派遣サービスは
- 派遣スピードが速い!(最短即日)
- 低コスト
- 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
- 正社員雇用も可能
こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。