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人事担当者が考える外国人社員との働き方：働き方編

その他更新日：2023.02.22

エンジニア採用

近年、外国人の採用を行っている企業も増えています。しかし言葉と文化の違いがある人材を受け入れることに不安を感じている人事担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、外国人社員を受け入れた企業の意見を元に、外国人社員との働き方について紹介します。

社風になじんでいる外国人社員は70％！働き方は？

総合転職エージェントである株式会社ワークポートが「外国人社員との働き方」に関するアンケート調査を行った結果、40％以上の日本人が、外国人社員と働いた経験があると回答しました。

そして「外国人社員は社風や文化になじんでいるか」という質問に対しては、約70％が「はい」と回答しています。
このことから言語や文化が違っても、外国人社員の大多数は日本の社風になじんでいることが分かります。

働き方が変わると予想する人が半数以上

「外国人社員の受け入れを拡大することで自身の働き方は変わるか」という質問に対しては約60％が「はい」と回答しています。

その理由には「コミュニケーションを取るために英語が必要となるから」や「日本人では出てこないアイデアや文化を受け入れる体制を整える必要がある」などが挙げられています。
また「暗黙の了解となっている部分の明文化が必要」など、社内体制の整備やルールの明確化が必要と考えている人もいました。

※出典元
PRTIMES「全国の転職希望者を対象に「外国人社員との働き方」に関する調査を実施　職場にいる外国人社員の70%は社風や文化に順応」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000039106.html

外国人社員とのコミュニケーションの取り方

言語だけではなく育ってきた文化が違えば、コミュニケーションの取り方も違ってきます。
対応を間違えると、お互いに気まずくなり退職につながってしまうこともあります。

外国人社員が退職する理由の多くは「日本の働き方になかなかなじめない」というものがあります。
日本では一般的に採用したあと研修を通して仕事ができる人材に育てていきます。

一方で欧米では、仕事に合った人材を採用することが多いです。
そのため入社したばかりでも、一定の能力やスキルが求められます。
実力主義でその人の能力が活かせる働き方が尊重されることが多くあります。

そのことを理解し、日本でも能力が十分に活かせるような環境を整備することが大切です。
社内の公用語を英語にしたり、外国人社員に日本語の学習機会を提供したりなど、労働環境整備も行いましょう。

また日本人社員同士だと「察してやってくれるだろう」といったことが少なからずあります。
しかし外国人社員は明確に指示しないと伝わらないことも多いため、職務内容は明確化しましょう。

文化のすり合わせが必要

今後も外国人社員の採用は活発になっていくことが予想されています。
お互いの文化の違いを100％理解することはできないかもしれません。
しかし日本と海外の文化をすり合わせることで、良い方向に活かしていけるのではないでしょうか。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）