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オンボーディング施策で人事がすること15個|メリット4つとは?

その他 更新日:2023.02.28
エンジニア採用
オンボーディング施策で人事がすること15個|メリット4つとは?

オンボーディング施策とは?

 

オンボーディング施策とは、離職防止のための教育育成サポートシステムの事です。

オンボーディング施策とは、離職率3割〜6割と言われている入社3年以内の新入社員の離職対策として行われています。

新規採用の社員に早く組織になじんでもらって即戦力となり、離職防止の為にも入社後のフォローを行うものです。活躍できるポジションでミスマッチを軽減します。

オンボーディング施策で人事がすること15個

「オンボーディング施策」で人事が実行する事をご紹介致します。

組織の中で新しいメンバーが活躍できるサポートを行う「オンボーディング施策」は、新入社員に限らず中途社員の離職防止にも役立っています。

「なじめない」「合わない」等の理由で離職する事の多い、早期離職を未然に防ぐことが可能なのです。実際にオンボーディング施策を行った企業では、自信を持って働ける職場が実現しています。

人事がすること1:社員と交流の機会をつくる

オンボーディング施策で、社員と交流の機会をつくりましょう。

入社後共に仕事をしていく現場の社員は、1日の中で一緒に過ごす時間が1番長いと言えます。社員の生活のほとんどを共に過ごす事になるのです。

現場が求める人材と実際に採用した人材とのギャップを無くす為にも、社内の様子や現場社員との交流の機会を設けておきましょう。従業員のモチベーションの向上や、人材の定着の為の準備と言えます。

人事がすること2:採用者を明確にする

オンボーディング施策で、採用者を明確にしておきます。

入社可能性の高い人材をあらかじめ明確にしておくことで、どのような人が会社で活躍するのかの計画を立てる事が可能になります。

既に活躍している社員や周囲との関係構築をサポートし、継続的に「オンボーディング施策」を行っていくのです。入社後最初の1週間が重要と言われており、入社後のギャップを無くす為にも採用者を明確にしておきましょう。

人事がすること3:歓迎会を準備する

オンボーディング施策で、歓迎会を準備しましょう。

入社後即、新しいメンバーと既存社員の交流の為に「歓迎会」を行います。緊張をほぐしてうちとけた雰囲気の中で行う事で、新入社員の安心感が生まれます。

組織適応を確認する上でも、入社即のタイミングで「歓迎会」を行い社員同士のコミュニケーションを円滑にしておきましょう。社内での人間関係の構築の第一歩として、互いの印象を良くする効果もあります。

人事がすること4:メリットだけではなくデメリットも伝える

オンボーディング施策では、メリットもデメリットについても伝えましょう。

新入社員は、企業に魅力を感じ入社してきます。企業のメリットは入社前から充分理解しており、採用されてメリットを再確認しています。

最初にメリットだけを伝えてしまうと、入社してからのギャップで悩む場合も多いと言われています。デメリットもきちんと伝えておくことで、新入社員も予め準備ができてギャップに悩まされることも少なくなると言えます。

人事がすること5:メンター制度の導入

オンボーディング施策で、メンター制度の導入を行いましょう。

新入社員にとっては、上司が仕事上の頼りの綱です。社員が大勢いる場合等は、フォローしきれないなどの問題が出てきます。仕事をサポートする先輩を、専属で付けましょう。

相談や指導役となる先輩社員に、上司に聞けない細かな仕事のサポートを行ってもらいます。専属上司以外にも仕事をサポートできる先輩がいることで、安心して業務を行う事が可能になります。

人事がすること6:横の繋がりをつくる

オンボーディング施策で、横のつながりをつくりましょう。

「LINEグループ」や「Slackのチャンネル」等のSNSを利用して、同期入社同士の繋がりを作っていく事も大切です。

同じ悩みを抱えていたり、同期同士で話す事で解決することも沢山あるのです。同期会を作ってもらいお食事に一緒に行くなど、意見を共有するコミュニケーションを取れる場を作っていきましょう。離職防止に繋がります。

人事がすること7:新入社員に教えておく項目をリスト化

オンボーディング施策で、新入社員に教えておくと良い項目をリスト化しましょう。

会社での細かい仕事や業務を指導する人を決めるのは、実は結構大変な事です。誰がどれを教えるなど、実際の業務が始まってから困惑する事も多いものです。

「教えなくても出来るはず」「それくらいは出来て当然」「即戦力」という風土が強いと、なかなか聞きづらい場合もあります。仕事を行う上で必要な事をリスト化して、直ぐに分かるようにします。

人事がすること8:既存社員への育成方針の共有

オンボーディング施策で、既存社員への育成方針を共有しましょう。

既存社員にも、新入社員への育成方針を共有します。特に新入社員から新しい企業の方向性を行う場合など、既存社員とのギャップに悩むことがなくなります。

人間関係で離職するケースは多く、入社後会社になじめない等トラブルの原因にもなりかねません。既存社員に共有して予め理解を得ておく事で、新入社員の受け入れもしやすく業務が円滑に行われると言えます。

人事がすること9:オリエンテーション、研修の実施

オンボーディング施策で、オリエンテーションや研修を実施しましょう。

入社後のオリエンテーションや研修を実施することで、会社全体や所属部署以外の事も分かるようになるのです。他部署の専門の研修を受ける事も、自分の部署の発展にも繋がります。

新卒者だけでなく中途採用者も一緒に行う事で、社会人としての基礎や企業風土に馴染んでもらうサポートが可能です。上司・先輩社員・部署内メンバー全員対象で体制を整えます。

人事がすること10:質問窓口の設置

オンボーディング施策で、質問窓口を設置しましょう。

上司やメンター社員が不在時など誰に何を聞いたら良いのかもわからないなど、新入社員が業務困惑する事もあります。質問窓口を設置しておく事で、業務をスムーズに行う事が可能になります。

具体的な作業が分かれば悩まずに直ぐにできる業務を、方法が分からない為に時間を浪費し精神的にも参ってしまう可能性もあります。離職防止の為にも、質問窓口は必要と言えるでしょう。

人事がすること11:日々のコミュニケーションの活性化

オンボーディング施策で、日々のコミュニケーションを活性化しましょう。

日々のコミュニケーションを活性化させる事は「オンボーディング施策」の重要な方法の1つとも言えます。飲み会やランチも、良いコミュニケーションです。

日々のコミュニケーションが活性化されれば、新入社員の離職防止になり即戦力が可能になります。「教える」「伝える」という事は情報を共有し、モチベーションのアップや生産性の向上に繋がるのです。

人事がすること12:短期目標の設定

オンボーディング施策で、短期目標の設定を行いましょう。

オンボーディング施策は教育・育成プログラムとして、新入社員のサポートを行っていく事です。新メンバーとチームのずれを無くし、期待値を合わせていきましょう。

短い期間を区切って細かく目標を設定する事で、確実なスキルアップや目標達成に繋がります。目標は言語化して宣言したり、記録していつも見える所に張っておきます。目標達成する事で、自信にも繋がるのです。

人事がすること13:業務日報の提出

オンボーディング施策で、業務日報を提出しましょう。

業務日報を提出する事で、その日の業務や動きが把握できます。目的達成に向けて何ができているのか、何をすれば良いのかを判断する事が可能になるのです。

企業風土に慣れて業務を習得し長期的な戦力となる育成をサポートする為に、新入社員の毎日の行動や時間を提出してもらいましょう。離職防止の為の、コミュニケーションの1つとも言えます。

人事がすること14:所属部署以外のミーティングにゲスト参加

オンボーディング施策で、所属部署以外のミーティングにゲスト参加させましょう。

入社後早いタイミングで所属以外の部署のミーティングにゲスト参加する事で、会社全体の社風を感じ取る事が可能になります。

企業組織全体で新しいメンバーを歓迎するというマインドの為には、所属以外の部署の業務内容にも関心を持つ必要があります。それによって、社内でのコミュニケーションもスムーズになっていくのです。

人事がすること15:定期面談の実施

オンボーディング施策で、定期面談を実施しましょう。

月に1度や週に1度など、定期的に個人面談を実施します。他に指導役の先輩も交えた、数人での面談も設けると良いでしょう。

企業に溶け込み離職防止の為にも、個人での定期面談で状況を把握します。主力の先輩も交えて面談を行う事で、社内全体での業務向上に繋がるコミュニケーションも可能になります。新入社員と企業のズレやギャップを修正していく上でも、定期面談は重要です。

オンボーディング施策を行うメリット4つ

オンボーディング施策を行う、メリットをご紹介致します。

「オンボーディング」は英語の「on-board(船や飛行機に乗っている)」状態の意味で、新たな乗客が早く現場に慣れるようにサポートする事を言います。

新入社員が配属部署に馴染み、長く勤務できるようにサポートするプロセスを「オンボーディング施策」と呼んでいます。実際に「オンボーディング施策」を導入する事のメリットを、4つご紹介致します。

メリット1:モチベーションの向上

オンボーディング施策は、モチベーションの向上に繋がります。

オンボーディング施策は、離職防止という企業側の業績への貢献にとどまらず、モチベーションを向上する事にも貢献しています。

企業にも社員にもメリットがあり、入社後「オンボーディング施策」によって交流を深め信頼関係を築ているのです。入社後1カ月で決まると言われる企業のイメージも、早期に施策を行う事でギャップを無くしモチベーションの維持に繋がります。

メリット2:コストの削減

新入社員が定着し、コスト削減が可能です。

新入社員の教育には、育成の為の人件費や研修の為の資料や会場など、多くコストがかかります。早期離職をされてしまうと、また新たな人材を探し育成するなど繰り返しのコストが必要になります。

オンボーディング施策の導入で離職の原因を取り除き新入社員が定着して育てば、その分のコストは削減されます。風土に馴染み仕事を覚えた新入社員が活躍して行けば、企業の業績向上が可能なのです。

メリット3:業績が上がる

オンボーディング施策で、組織力が強化され業績が上がります。

新入社員と既存社員との接点を多く持ち、入社即の早い段階から社内全体で受け入れの良い体制を作っていく事で離職を防ぎ組織力が強化されます。

会社と新入社員のギャップを無くし、主力メンバーとのコミュニケーションもスムーズにしていく事で企業全体のモチベーションが維持され業績向上に繋がっていくのです。人材育成の課題をクリアできます。

メリット4:信頼関係の構築

信頼関係を高め維持する事が可能になります。

オンボーディング施策でコミュニケーションを企業ぐるみで強化していく事により、会社と社員の信頼関係を構築していく事が可能です。

歓迎会や定期的な面談でモチベーションを把握して、早め早めに対処していきます。社風とのミスマッチや人間関係の悩みなど、複雑化する前にミーティングを行っていくのです。専属以外の部署にも関心を持つ事で会社全体でのサポートが可能になります。

オンボーディング施策を行おう!

オンボーディング施策を行って離職を防止し、長期勤務で業績向上しましょう。

新入社員の離職が多く、人事の対策が必要となっています。育成コストや業務への影響など「オンボーディング施策」を行う事で、解決できる問題があるのです。

実際に導入している企業では、社員の定着や業績の向上など大きな変化を出しています。社内全体でのコミュニケーションや、新入社員育成のサポートとしてオンボーディング施策を行いましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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