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企業がフリーランスを活用するメリットとは?成功させるポイントも紹介

その他 更新日:2023.02.27
エンジニア採用
企業がフリーランスを活用するメリットとは?成功させるポイントも紹介

フリーランスが増加している5つの理由

近年では会社を退職し、フリーランスという働き方を選択する人が増えてきています。フリーランスが選ばれる理由にはさまざまなものがありますが、近年では働き方の多様性が認められるようになってきていることなどが理由として挙げられるでしょう。

ここではフリーランスが増加している5つの理由について解説していきます。どのような理由があるのか参考にしてみてください。

1:働き方改革による働き方の多様性

働き方改革の推進により、近年ではリモートワークやテレワークなどの遠隔から業務を行う働き方が推進されています。働き方改革によって在宅で働くという働き方が浸透し、働き方が多様化したことで、フリーランスの認知度も上がってきています。

また、多くの企業でリモートワークやテレワークの環境が以前よりも整ったことで、フリーランスとして働きやすくなったことも理由の1つでしょう。

2:自由な働き方の人気

フリーランスは毎日決まった時間に決まった場所に出勤しなければいけない会社員と違い、働く時間や場所が自由です。納期と品質さえ守れるようであればお気に入りのカフェで仕事をしたり、作業時間や作業量も自分で好きに調整したりすることができます。

このように、働き方を自由に決めることができる点もフリーランスが人気になっている理由の1つだと言えるでしょう。

3:ITツールの充実によるリモートワーク対応の実現

フリーランスといえば、エンジニアというイメージをする人もいます。それだけフリーランスエンジニアが多いということです。

フリーランスエンジニアが増えたのは、受託開発やリモートワークなどに必要なITツールが発達して充実してきたことが理由の1つとしてあります。

ITツールが充実したことで、在宅ワークが行いやすくなり、多様な働き方が求められているニーズとマッチすることになりました。

4:ワークライフバランスの重視による副業の増加

働き方改革によって人々の働き方による意識が変化したことで、今までよりも社会ではワークライフバランスを重視する風潮が高まっています。

また、そのような流れの中で以前よりも家にいる時間が増えたことにより、空いた時間で副業を行う人が増えたこともフリーランスとして独立するきっかけになっていると言えます。

副業の収入が大きくなれば、会社を辞めてフリーランスとして働くという働き方を選ぶという人もいるでしょう。

5:フリーランス向けのクラウドサービスの充実

近年ではフリーランス向けのクラウドサービスも多く登場しているため、以前よりもフリーランスになってからの仕事探しがしやすくなっています。

クラウドサービスを活用すれば手間のかかる事務手続きや案件探しはクラウドサービスが行ってくれるため、本人は業務に集中することができます。

企業がフリーランスを活用する5つのメリット

フリーランスの力を活用するということは社外に仕事を任せることになるため、抵抗があるという企業も多いでしょう。しかし近年ではフリーランスを活用する企業が増加してきています。

その理由は、フリーランスを活用することにさまざまなメリットがあるからだと言えるでしょう。企業がフリーランスを活用するメリットについて解説していきます。

1:フリーランスによる人材不足解消と人材育成

少子高齢化によって現在多くの業界や企業が人材不足という課題を抱えています。特にエンジニアなどの専門的な知識やスキルを持った人材は慢性的な人手不足の状態です。未経験者を採用して一から育成する場合もコストがかかります。

しかし自分のスキルを武器にしているフリーランスであれば、すぐに即戦力として活躍してくれます。さらにスキルの高いフリーランスがいること自体が、社内の人材育成に繋がるケースもあるでしょう。

2:即戦力による従業員の負担緩和

働き方改革関連法が成立したことで、残業時間の上限や有給休暇の最低取得日数が規制されました。

ですが、人手不足という社会問題が解決されていないため、仕事の時間が減らされたにもかかわらず、仕事の量が多くて追いつかないという大きな負担が従業員にかかってしまっている企業もあります。

そのような場合に、フリーランスを活用すれば人手不足を解消できるので、従業員の負担もを減らすことができます。

出典:「働き方改革」の実現に向けて|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

3:コストの削減

必要なスキルを持った人材を雇用しようとしても、求人にも大きなコストがかかります。また、必要な環境を整えたり、人材を育成するにも大きなコストが必要となります。

これらのコストを考えると、自前で体制を整えるよりも、必要なスキルやノウハウを持ったフリーランスを活用する方が、時間もコストも省けるということがあります。

4:スピーディーな対応

仕事を受託開発会社などの外部の企業に依頼する場合、さまざまな承認作業が発生するため、発注から契約、作業開始に至るまでに時間がかかります。しかしフリーランスに依頼すれば、企業と契約するよりもスピーディーに対応してもらうことができます。

個人であるフリーランスの場合、企業では必要な承認作業などが必要ないため、契約後スピード感のある仕事が期待できるでしょう。

5:小さな案件や短期間での業務が可能

企業の事業活動の中にはデータ入力や資料作成などの細々とした仕事も多いです。正社員がこれらの仕事に時間を取られていると、重要な業務に集中することができず生産性が落ちてしまいます。

その点、フリーランスであれば小さな案件や短期間での業務でも依頼可能なため、足りない人手を補うために活用しやすいです。

フリーランスを活用して成功させる4つのポイント

フリーランスを活用して仕事を効率化したい場合、フリーランスという働き方についてよく理解しておく必要があります。もしもフリーランスのことをよく理解せず、仕事を依頼すれば何でもしてくれるような人だと勘違いしていると、のちのちトラブルに発展する可能性もあります。

ここではフリーランスを活用して成功させるためのポイントを紹介していきます。参考にしてみてください。

1:どういう人材が必要なのかを明確にする

フリーランスといっても、当然ながらそれぞれ持っているスキルやノウハウが異なります。そのため、フリーランスに仕事を依頼する前に、自社が抱える課題や、フリーランスにしてもらいたいこと、フリーランスを活用することで得たい結果などを把握しておく必要があります。

これらを把握することで、必要な人材像を明確にでき、どのようなスキルやノウハウを持ったフリーランスに依頼をすれば良いか判断できるようになります。

2:人材の見極めが必要になる

フリーランスは社外で仕事をするケースが多いため、どのような人なのかわかりません。そのため、フリーランスを活用する場合にも正社員を登用する場合と同じように人材の見極めが必要になります。

具体的には、面接や交渉を行う際にしっかりとコミュニケーションを取って相手の人柄やこれまでの経歴などを把握し、自社が求める人物像とマッチする人材であることを確認してから仕事を依頼することが大切です。

3:契約は業務や報酬に関する認識の違いを防ぐ

契約をする際には業務内容や報酬について明確に伝えて、お互いの認識の違いを防ぐ必要があります。契約前にフリーランスにやってほしいことが伝わっていないと、期待していたような成果物が受け取れない可能性もあります。

また、はじめてフリーランスに仕事を依頼する場合、わからないことも多いでしょう。そのため、疑問点があればお互いに認識のすり合わせを行い、しっかりと疑問を解消した上で契約を行いましょう。

疑問点のすり合わせを行う場合は書類などの形式で残しておくことにより、あとから確認できます。

4:リスクに備える

フリーランスを活用するということは、社外の人に仕事を任せるということになります。そのため、いろいろなリスクが発生するということも把握しておかないといけません。また、発生するリスクに対しての対策も備えておかなければなりません。

フリーランスとして仕事をしている人は、仕事の質や評価、信用がその後の仕事に直結します。そのため、業務上で必要となる情報に対するセキュリティには十分にフリーランス側でも対策をしてくれていることが多いです。

しかし、セキュリティ対策についても、お互いのリスクを下げるために、契約書にセキュリティについての取り決めを記載したり、研修をするなど、企業側も対策をしておきましょう。

フリーランスを採用するときの5つの手順

実際にフリーランスを採用しようと思った場合、どのような流れで作業を進めていけばよいのかわからないという場合も多いでしょう。

ここでは最後に、企業がフリーランスを採用するときの手順について解説していきます。

1:発注内容の検討をする

まずはどのような仕事をフリーランスに依頼したいのか決めていきましょう。発注内容として決める項目は、予算、期間、求める人物像などです。

発注内容の選定が甘いままフリーランスと契約した場合、期待したように仕事が進まなかったり、契約期間が予定よりも伸びてコストが大きくなってしまったりといった問題に発展してしまう可能性もあります。

2:求人媒体の検討をする

フリーランスを探す求人媒体には、フリーランス向けのクラウドソーシングサイトやマッチングサイト、人材紹介、エージェントといったさまざまなプラットフォームが存在します。

それぞれ異なる特徴を持っているため、違いを理解した上で費用対効果の高いプラットフォームを選ぶようにしましょう。

3:人材を登用する

自社で登用したいフリーランスが見つかれば、面談や交渉などを行いましょう。面談の際にはスキルや条件などがマッチしているかどうかはもちろん、相手の人柄も見極めて自社が求めているような人材像にマッチしているかどうか確認することが大切です。

4:業務委託契約を締結する

登用するフリーランスが決まったら業務委託契約を締結しましょう。業務委託契約を結ぶ際には契約書を作成する必要があります。

契約書には仕事の範囲や報酬などについて明記しておき、あとからトラブルにならないようにしておきましょう。また、秘密保持契約書も作成して合わせて締結しておきましょう。

5:更新するか判断する

契約後には、業務を進めてもらう中で定期的にフィードバックを行うのがおすすめです。フィードバックによってお互いのギャップを埋め、次回の契約を更新するかどうかの話し合いも行うことができます。

たとえ更新せずに契約終了になった場合でも、適切な関係を築けていればお互いに納得した形で契約を終えることができます。

フリーランスを積極的に活用して業務の効率化を図ろう

フリーランスの活用にはさまざまなメリットがあることから、フリーランスを活用する企業が増えてきています。

本記事で紹介した企業がフリーランスを活用するメリットやフリーランスを活用して成功させるポイントなどを参考に、フリーランスを活用して業務効率化を目指してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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