リモートワークで社員のモチベーションを上げる3つのコツ|メリットとは?
リモートワークとは?
リモートワークとは、オフィスに出社しないで、自宅やカフェからパソコン・スマートフォンなどを使って業務する勤務形態です。
ワークライフバランスが問われたことや、働き方改革の影響もあり、自由な働き方として登場したのがリモートワークです。
本記事では、リモートワークで社員のモチベーションを上げる3つのコツ、メリットについて紹介していきます。
企業におけるリモートワークのメリット4つ
リモートワークは、自由な働き方ができてモチベーションが上がる、という印象を持っている方も多いでしょう。まず、企業におけるリモートワークのメリット4つについて紹介していきます。
企業におけるリモートワークのメリットには、地方や海外の人ともコミュニケーションが取りやすい・オフィスの管理費を削減できる・生産性の向上・働き方改革によるイメージ向上、などが挙げられます。
メリット1:地方や海外の人ともコミュニケーションが取りやすい
企業におけるリモートワークのメリット1つ目は、地方や海外の人ともコミュニケーションが取りやすいということです。
オフィスへの勤務が必須の場合、地理的な問題で地方や海外など、遠方の相手と仕事を共にすることは難しいでしょう。
しかし、リモートワークを推奨している企業の場合、情報通信技術を利用して作業するため、地方・海外の相手でも一緒に仕事をすることが可能なうえ、幅広い人選もできるでしょう。
メリット2:オフィスの管理費を削減できる
企業におけるリモートワークのメリット2つ目は、オフィスの管理費を削減できることです。オフィス勤務の場合、オフィスの管理費を削減するのは難しいでしょう。
リモートワークになれば通勤が必須ではなくなるので、経費の削減が期待できます。会社の規模によっては、オフィススペースをなくすことで、かなりの金額を浮かせることが可能です。
そのほかにも、情報通信技術の活用によるペーパーレス化でもコスト削減できるでしょう。
メリット3:生産性の向上
企業におけるリモートワークのメリット3つ目は、生産性を向上できることです。生産性は、企業が投入した経営資源に対し、成果をどれだけあげることができたか、という効率の程度をいいます。
リモートワークによって、社員自身が集中しやすい環境を自由に選択できるようになるので、仕事の妨害も減り、仕事に対するモチベーションもあがるでしょう。
また、少ない労働時間内で多くの成果を得ることにもつながると考えられます。
メリット4:働き方改革によるイメージ向上
企業におけるリモートワークのメリット4つ目は、働き方改革によるイメージ向上ができることです。リモートワークは、通勤での負担が軽減され、社員自身が時間を有効活用できることが特徴です。
リモートワークをすることで、政府が呼びかけている働き方改革にのっとり、「従業員を大切にしている」「先進的」「待遇が良い」などのイメージを与えられるでしょう。
企業におけるリモートワークのデメリット4つ
企業におけるリモートワークのデメリット4つについて紹介していきます。
企業におけるリモートワークのデメリットには、コミュニケーションが不足する・社員のモチベーションを保ちにくい・進捗管理が難しい・リモートに対応するシステムの構築、などがあります。
デメリット1:コミュニケーションが不足する
企業におけるリモートワークのデメリット1つ目は、コミュニケーションが不足することです。
会話が生み出すモチベーションというものがあり、社員間のコミュニケーションも、仕事へのモチベーションに大きく関係しているところがあります。
しかし、リモートワークになると、お互いの距離が離れてしまい、オフィスでとれていたコミュニケーションが大幅に減るでしょう。
デメリット2:社員のモチベーションを保ちにくい
企業におけるリモートワークのデメリット2つ目は、社員のモチベーションを保ちにくいことです。リモートワークになると各自で仕事にあたることが増え、複数で仕事をしていたときのような達成感は激減してしまうでしょう。
制度や仕組みを整えたものの、目的意識が薄いままリモートワークの導入を開始してしまうと、社員のモチベーション低下や不満の増加につながると考えられます。
デメリット3:進捗管理が難しい
企業におけるリモートワークのデメリット3つ目は、進捗管理が難しいことです。進捗管理とは、作業計画と実績にずれが生じていないかを把握・修正することです。
リモートワークの場合、働きぶりが見えない状態で進捗管理していくことになります。
進捗管理がうまくいかないと時間対成果が分かりづらく、業務を評価されにくい状態が生まれる可能性があるので、社員のモチベーションも下がりやすいでしょう。
デメリット4:リモートに対応するシステムの構築
企業におけるリモートワークのデメリット4つ目は、リモートに対応するシステムの構築です。リモートワークをするには、オフィスで仕事をしていた状態を自宅や移動先で用意する必要があります。
社外での仕事になるので、社内システムに安全にアクセスできる環境や、従業員とコミュニケーションをとるためのツールを用意しなければなりません。
社内システムにアクセスするための環境整備には、コストや時間もかかります。
社員のモチベーションを上げる3つのコツ
リモートワークのデメリット面からも社員のモチベーションを下げてしまう可能性があることがわかりましたが、次に、社員のモチベーションを上げる3つのコツについて紹介していきます。
社員のモチベーションを上げる3つのコツには、コミュニケーションの環境を整える・働くリズムを整える・こまめに小休憩を入れる、などがあります。
コツ1:コミュニケーションの環境を整える
社員のモチベーションを上げるコツ1つ目は、コミュニケーションの環境を整えることです。リモートワークは、個人で仕事をする環境ということもあり、コミュニケーションを取りにくいことが課題になります。
そこで、SkypeやSlack、Chatworkなど、コミュニケーションツールを導入しましょう。Web会議が可能なシステムを導入すれば、コミュニケーションロスを防ぐことにつながるでしょう。
コツ2:働くリズムを整える
社員のモチベーションを上げるコツ2つ目は、働くリズムを整えることです。オフィス勤務の場合は、オンオフを切り替えて働けるメリットを人によっては感じていたでしょう。
リモートワークは、時間や場所にとらわれない働き方なので、仕事モードのスイッチが入りにくくなり働くリズムが崩れがちです。
リモートワークであっても、PC上で朝会をするなど、出社しているような感覚を与えることは必要になるでしょう。
コツ3:こまめに小休憩を入れる
社員のモチベーションを上げるコツ3つ目は、こまめに小休憩を入れることです。リモートワークで仕事をしている場合、ついつい長時間座ったままになってしまうことがあります。
オフィスのように働きぶりがアピールできないため、成果を出そうと必死で仕事を続けてしまうこともあるでしょう。
しかし、人は長時間集中力を維持することが難しいので、こまめに休憩するようにしましょう。
社員におけるリモートワークの良いこと3つ
最後に、社員におけるリモートワークの良いこと3つについて紹介していきます。
社員におけるリモートワークの良いことには、通勤時間が削減できる・好きな場所で仕事ができる・育児と両立できる、などがあります。
リモートワークの良いことは、社員が仕事へのモチベーションを高めていくことにもつながっていくので、企業側としても大切なポイントになるでしょう。
良いこと1:通勤時間が削減できる
社員におけるリモートワークの良いこと1つ目は、通勤時間が削減できることです。通勤に時間がかかっている人の中には、ストレスになっている人もいるでしょう。
リモートワークになれば、通勤しなくてよい状況になるので、仕事にあてたり、プライベートにあてられるようになります。
良いこと2:好きな場所で仕事ができる
社員におけるリモートワークの良いこと2つ目は、好きな場所で仕事ができることです。仕事がWi-Fi環境に依存するため、完全に好きな場所で働けるというわけではありませんが、オフィスに縛られることはなくなります。
妨害のない環境を自分で選択し、必要な業務に集中して取り組めるので、生産性を高めることにつながります。
周りを気にすることなく、自分に合った仕事の環境を作れるでしょう。
良いこと3:育児と両立できる
社員におけるリモートワークの良いこと3つ目は、育児と両立できることです。子供を理由に今までの仕事を諦めた方や、仕事内容が制限され、仕事へのモチベーションが低下したという方もいたのではないでしょうか。
しかし、リモートワーク体制になれば出勤する必要がないため働きやすくなります。在宅でのリモートワークであれば、事情に合わせて仕事ができ、育児との両立が可能になるでしょう。
モチベーションを上げてリモートワークを成功させよう
リモートワークで社員のモチベーションを上げる3つのコツとメリットについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
実際、社員としては在宅での仕事になると、周りから見られていないという気の緩みもあり、モチベーションを維持するのは難しい部分があります。
進捗管理体制や、外部ツールなどを利用してコミュニケーションをとれる体制を作り、社員のモチベーションを上げ、リモートワークを成功させていきましょう。
この記事の監修者・著者
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
最新の投稿
- 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
- すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
当社のITエンジニア派遣サービスは
- 派遣スピードが速い!(最短即日)
- 低コスト
- 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
- 正社員雇用も可能
こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。