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中途入社者がすぐ辞める?理由7つと定着させるための対策を紹介

その他 更新日:2023.02.24
エンジニア採用
中途入社者がすぐ辞める?理由7つと定着させるための対策を紹介

中途入社者とは?

 

職歴のある人が転職することを中途入社と呼びます。文字のとおりに中途で入社する人のことですので、中途入社者を言い換えると転職者とも言えるでしょう。

 

過去に事情があって退職した経緯があり、その後、改めて異なる企業へ就職した人のことです。同業や他業種でも退職した経験があって再就職していれば、中途入社者として扱われます。

前職の経験がある

労働経験がある中途入社者は前職と現職を比較することが多く、よい点・悪い点を比べて不満が募ると、再度退職しやすい傾向にあります。

 

すでに社会経験があるため、前職でよかった点を現職にも求めがちなのが中途入社者の特徴です。社会的によい経験値を経ている中途入社者は、現職に少しでも納得いかないことがあると不満を漏らす傾向にあります。

即戦力になるスキルがある

高い経験値を備えている中途入社者は、転職先でも即戦力となって会社を支えて働くパターンが多いです。

 

すでに社会経験があるため、指導をしなくても率先して業務を実行して完結してくれるスキルの高い人が中途入社者のなかには存在しています。

 

ただし、転職先での労働条件に納得できないと労働意欲の減退に直結しやすくなり、最悪の場合、退職してしまうパターンもあります。

中途入社者がすぐ辞める理由7つ

 

転職した中途入社者が現職をすぐに辞める際には、7つの理由が存在しています。

 

人事担当は中途入社者の動向にも留意しなければ、よりよい人材との巡り合わせが困難となりかねません。中途入社者が転職後に再度辞職する理由を把握しておき、人事問題が生じないようにしましょう。

中途入社がすぐ辞める理由1:会社の雰囲気が想像と違った

転職先の社風に馴染めないため、中途入社者がすぐに辞めることがあります。どうしても社内環境と自分が合わないパターンもあるため、大きなストレスを生じる前に辞職するパターンがあるでしょう。

 

中途入社者には理由があって前職を辞めており、自分と相性がよい職場を探しています。そのため、労働者が求める社風とイメージが異なる場合には、転職後にすぐ辞めてしまう人材も少なくありません。

中途入社がすぐ辞める理由2:上司や同僚と合わなかった

転職後に上司や同僚と反りが合わず、ストレスが生じてすぐに辞職する中途入社者もいます。新しい職場では、人間関係を構築することも重要な中途入社者の仕事です。

 

ただ、どうしても社内の人間関係がスムーズに行えず、日々ストレスが生じてしまうパターンも少なくありません。転職する前には把握できないことですので仕方ありませんが、入社後に徐々に人間関係に苦しんでしまい、すぐに退職する中途入社者も存在します。

中途入社がすぐ辞める理由3:ライフワークバランスが取れなかった

転職先で前職よりも残業が多かったり労働時間が長かったりすると、すぐに退職する中途入社者もいます。中途入社者が望む労働環境ではないと、転職先では苦痛となってすぐに会社を辞めるパターンです。

 

とくに残業が多くて帰宅が遅くなる会社では、給与とのバランスが合っていなければ中途入社者はすぐに退職することが多いでしょう。

中途入社がすぐ辞める理由4:仕事内容が違った

転職先の業務内容が思い描いてものとは異なり、すぐに退職する中途入社者もいます。事前に聞いていた業務内容が実務とは異なる企業もあって、中途入社者が作業に馴染めずに辞めたくなっていくパターンです。

 

不得意な業務を完結しなければいけいない環境では徐々に不満を募らせてしまい、早い段階で退職してしまう中途入社者も少なくないでしょう。

中途入社がすぐ辞める理由5:キャリアアップが望めない

上昇志向を持っている中途入社者の場合、転職先がキャリアアップできない環境だとすぐに退職してしまうパターンがあります。

 

出世意欲が高い中途入社者は、職場環境や将来性を実感できないと退職してしまいます。賃金の問題もあり、今まで以上に稼ぎたい人や会社の上層部への出世を望む中途入社者にとっては、キャリアアップができない会社での労働は長引かないパターンが多いでしょう。

中途入社がすぐ辞める理由6:教育精度やサポートがなかった

労働環境が整備されておらず、入社直後に教育やサポート制度がないと、中途入社者は不安を抱いてすぐに退職することがあります。

 

転職先の企業方針を共有できなければ、中途入社者は自分流に労働をするしかなく、働くことに不安感を抱きやすくなります。

 

そのため、入社直後に会社運営の方針や働き方を教育してくれる企業に安心感を持ちやすく、結果として長期労働につながるでしょう。

中途入社がすぐ辞める理由7:会社としての展望への不安

企業の将来性が見えにくい場合、中途入社者は不安を感じてすぐに退職することがあります。

 

転職後に数十年後を見据えて働きたい中途入社者もいるため、企業の未来が見えにくいと働きがいが得られず、将来への不安要素が増大してしまいます。

 

規模の大小は関係なく、企業としての理念や将来性に対して納得したうえで中途入社者が転職を検討していますので、企業側の根幹の整備が重要です。

中途入社者を定着させるための対策7つ

 

人材問題に困っている企業は多いでしょう。すぐ辞める中途入社者を減らすために企業は7つある対策を講じておくとよいです。

 

会社に定着し末永く勤務してくれる人材を確保するための対策をしておくことで、人事担当は求人と運営がスムーズに進みやすくなるでしょう。

中途入社者を定着させるための対策1:募集段階で採用対象者を明確に発信

ミスマッチを回避するため、事前に求人する人物像を明確に発信しておくことで、企業と合わない人材とは始めから接点を持たずに済みます。それによって中途入社者が自己分析をして応募してくるため、企業は無駄な経費・時間を減らすことも可能となります。

 

そもそも「すぐ辞める中途入社者を雇用しない」という合理的な考え方ですので、企業の人事問題の基盤とも言えるでしょう。

中途入社者を定着させるための対策2:待遇や福利厚生は正確に表記し伝達

転職してくる人は福利厚生に敏感なので、募集段階で明確化しておくと、すぐ辞める人材を採用してしまう確率が軽減します。

 

中途入社者がすぐ辞めるのは、やはり待遇面での影響が大きいです。福利厚生が整っている企業であれば、事前に情報を提示したうえで求人する方法が最善です。

 

入社後に待遇が悪いと感じた中途入社者はすぐ辞めるパターンが多いため、企業も待遇の有無や内容を正確に発信してから求人しましょう。

中途入社者を定着させるための対策3:選考にはリーダーを同席させる

人材を選考する際、入社後に共に働くこととなるリーダーも同席して検討しましょう。

 

一緒に働かない人が選考しても入社後の影響をイメージしにくいですので、共に働くチームのリーダーが同席して採用を検討する方法が適切です。

 

採用後はリーダーが指示を出したりサポートをしたりするため、直接関係ない人物が人材選考するのは控えましょう。

中途入社者を定着させるための対策4:職歴やスキルはしっかり確認

面接時に職歴・スキルについて把握しておくと、すぐ辞める中途入社者を採用してしまうことはありません。

 

長期労働してくれる人材を求めている企業は、面接のときに事細かに志願者とコミュニケーションをとることが最善です。人を雇用するには多大なエネルギーが必要ですので、採用前にすぐ辞める人材であるのか、おおむねの検討材料になるでしょう。

中途入社者を定着させるための対策5:会社への要望事項も面接で確認

採用する前に企業に対する要望の有無と内容を把握しておくと、すぐ辞める人材を採用してしまう可能性を減らせます。

 

求職者は「入社後は自分の求めている理想の環境で働きたい」と考えている人が多いため、採用する前にあらかじめどういった要望を持っているかを聞いておきます。入社してから与えられる環境であるかを企業が判断するため、ミスマッチを防ぐ判断材料になるでしょう。

中途入社者を定着させるための対策6:入社後に周囲に馴染める環境を作る

中途入社者を採用後は、社内環境を向上するために会社が懇親会などを設け、良好な人間関係の構築を図りましょう。

 

中途入社者と既存の従業員との良好な人間関係が築けなければ、すぐに辞める人材も増えてしまいます。会社に定着してもらうためにも、社内環境を向上できる交流会を設けることが重要です。

 

数十年以上もの労働をする可能性があるため、定期的な懇親会を企画すると楽しい職場環境が構築しやすいでしょう。

中途入社者を定着させるための対策7:入社後のサポート役をつける

入社した後は、しばらくサポートできる担当者をあてがって、中途入社者が働きやすい環境を整備します。

 

初めての職場では右も左も分からないのが中途入社者ですので、期間を定めてサポート役を付けて教育することで、すぐ辞める人材を減らせます。それにより労働者にとっても安心感が増して、初めての職場でも高い労働意欲が湧いて楽しくなるでしょう。

中途入社者受け入れ前に既存社員に共有する事項3つ

 

新たに中途入社者を採用する企業は、すでに働いている社員へも共有しておくべき3つのことがあります。

 

重要な作業でもあるのが既存社員への対応ですので、企業は中途入社者の雇用のみではなく、勤務中の人材への指導も必須です。すぐ辞める人材を採用してしまう前に、まずは既存社員の指導もしておきましょう。

共有する事項1:中途入社者へ求める業務内容を共有

中途入社者が行う業務内容を既存社員も把握しておくと、企業全体の運営がスムーズに進行します。

 

チームで仕事を進めていく意識を社内全員が共有すれば、トラブルやミスを回避しやすいですので、採用後には既存社員も中途入社者が行う業務に関して理解しておくとよいです。

 

中途入社者も初めはミスを繰り返しがちなので、社内全体で業務内容を把握しておくことによって対策もスムーズにできるでしょう。

共有する事項2:業務分担や共同で進めるプロジェクトについて共有

中途入社者に求めることと併せて、業務分担や共同で進めるプロジェクトについても社内全体で共有しましょう。

 

社内全体で中途入社者の業務や、すでに着手しているプロジェクトを共有することで、ミスや無駄を回避しやすくなります。

 

中途入社者のサポートや教育にも連動するため、一石二鳥で仕事を進めていける方法です。それによって、すぐ辞める人材を輩出してしまう可能性を軽減できるでしょう。

共有する事項3:中途採用者への積極的な声掛け

過ちを見逃すことがないよう、中途入社者へ既存社員が積極的に声を掛け業務内容を共有してサポートもしていきましょう。

 

中途入社者とは、新しく行う業務の正解・不正解の線引きができない新入社員です。経験がある既存の社員が声を掛けて教えてあげたりサポートしたりすれば、中途入社者も働きやすいと感じてすぐに辞めることはありません。

中途入社者がすぐ辞める理由を分析し採用したい人材について明確に発信しよう

 

会社をすぐに辞める中途入社者を出さないため、事前に企業が求める人物像を明確化し発信しておくことでミスマッチを回避できます。

 

人材の採用でミスマッチを繰り返せば、企業や求職者にとってデメリットでしかありません。事前にどういった人物であれば雇用可能なのかを明示しておくことで、自己分析をして勤務可能と考える人物が応募してきます。

 

それにより、企業と中途入社者が快活に日々の業務に携わり、双方が共に働く楽しさを見出せるでしょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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