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新卒採用とは?知っておきたい新卒採用の10のメリット・デメリット

その他 更新日:2023.02.27
エンジニア採用
新卒採用とは?知っておきたい新卒採用の10のメリット・デメリット

新卒採用とは?

 

採用の形もいろいろありますが、一般的によく言われる新卒採用とはどういうものでしょうか。

 

新卒採用とはまもなく高卒あるいは大学卒が見込まれている人を採用することです。就労経験がないので、入社してから仕事の仕方を勉強しないといけない人がほとんどですが、新卒で採用することによるメリットもたくさんあります。

 

この記事では新卒採用によるメリットやデメリット、新卒採用に向いている企業などをご紹介します。

新卒採用と中途採用の違い

新卒採用と中途採用はどう違うのでしょうか。

 

新卒採用は定期的に一括で採用しますが、中途採用は即戦力をもとめてスポットで採用することが多いです。そのため、新卒採用の場合には募集職種が幅広くあり、中途採用の場合は限られた職種であることも珍しくありません。

 

採用する目的も大きく異なるので、両方をうまく使い分けていく必要があります。

新卒採用のメリットとは?

 

就労経験のない学生を定期的に一斉に採用するこの形態は実は海外にはなく、日本独自のものです。海外の学生は別の形で求人情報を探して就職します。

 

では、わざわざ企業が新卒採用を行うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。新卒採用には5つのメリットがあります。ここでは、新卒採用とはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

新卒採用のメリット1:企業文化を継承しやすい

社員個人の「この会社のために努力していこう」という思いや熱意は、企業への貢献度に大きな差をもたらします。この熱意を支えるのが愛社精神や企業文化への親和性です。

 

就労経験のないまっさらな状態である新卒採用者は、他社を経験してきた社員よりも自社の文化や理念を受け入れやすく、馴染みやすい傾向にあります。

 

そのため、新卒採用で入社した社員は今後の企業文化を継承する立場としても期待できます。

新卒採用のメリット2:研修を一括でできる

新卒採用には育成面でのメリットもあります。同じ時期にまとまった人数をまとめて採用するので、入社後の研修も同じタイミングでまとめて行うことができます。

 

一斉に研修を行うことで、メリット1で紹介した企業文化も定着しやすくすることができます。さらには、同じ時期に入った社員が同じように企業文化に馴染んでいくことで早期離職を防止できるというメリットもあります。

新卒採用のメリット3:社内の活性化につながる

新卒採用とは就労経験のないフレッシュな若者を採用することです。フレッシュな人材が入ることで、社内の空気や人間関係に刺激を与えられ、社内の活性化にもつながります。

 

また、新卒社員の教育をすることで、既にいる社員も自らの知識やスキルを改めて学習できます。新卒採用後には受け入れ体制を整備する必要もあるので、今まで言語化されていなかったルールなどをマニュアルなどの形で言語化する機会にもなります。

新卒採用のメリット4:採用コストは比較的安い

新卒採用では、たいていの場合3月卒業の学生を4月入社として採用すべく、決まった時期にまとまった人数を採用します。

 

一定の時期にまとめて行うので効率よく人材確保が可能になり、職種に応じてバラバラに採用する中途採用に比べて採用コストは比較的安く抑えられます。また、研修もまとめて行えることから教育コストも抑えることが可能です。

新卒採用のメリット5:将来の経営幹部としての土台が醸成できる

新卒採用で入った人は若くて就労経験もありません。そのため、特定の職種にこだわる人や勤務地に制約のある人が比較的少ないです。よって、若いうちにジョブローテーションや全国転勤などを交えながら、自社について幅広く理解できるように育成することができます。

 

会社を深く幅広く理解し、長い間会社に貢献して周囲の社員からも信頼される人は、ゆくゆくは経営幹部の候補となる可能性が高くなります。

新卒採用のデメリットとは?

 

新卒採用を行うメリットをお伝えしてきましたが、それでは逆に新卒採用のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。新卒採用を行うことによるメリットは、裏を返せばデメリットにもなり得ます。

 

ここでは、新卒採用を行うことでのデメリットを5つご紹介します。

新卒採用のデメリット1:同時の多くの人が入社する

新卒採用とは一定の期間に一括で新入社員を採用できることがメリットの採用方法ですが、それは一方で同時に多くの人を会社に受け入れる準備をしないといけないデメリットにもつながります。

 

新卒採用の場合は採用後、入社までに時間はありますが、それでも複数の人数に対して受け入れ先の部署や育成担当者を決めるなど、入社までのフォローを行う必要があります。

新卒採用のデメリット2:うまく社会人に切り替えられない場合がある

他の会社の文化などに染まっていない人を採用できるところが新卒採用のメリットですが、そのため学生気分が抜けず社会人としての生活に馴染めない人もいます。

 

これまで夏や冬には当たり前のように長期休暇があったのが社会人になるとなくなったり、入ってみると社風と合わないと感じたりするなど、社会人に切り替わらない人は早々に離職してしまいます。

 

急激に変わる環境に適応してもらうためにも、企業側のフォローが必要になります。

新卒採用のデメリット3:選考から入社までが長い

新卒採用では、就労経験のない学生の中から企業文化に合う人を見つけ出して採用する必要があるので、複数回面談を行うなどして人材を見極めます。

 

それは結果として選考のプロセスの長期化も意味します。採用計画を立て始めるところからだと長くて1年近くかけている企業も珍しくありません。

 

さらに、面接などを行っているときはまだ学生なので、卒業して入社するまでにはさらに時間がかかります。

新卒採用のデメリット4:景気変動に左右されやすい

新卒採用は景気変動に左右されやすい点も悩みの1つです。景気が悪いときには、採用イベントなどに先行投資することが難しくなります。景気が悪いときにでも新卒採用を行いたいのであれば、企業として十分な体力を維持しておく必要があります。

 

また、景気が悪いときには学生側も安定を求めて知名度のある大手企業へ集まりがちです。中小企業には全く応募がない、あるいは内定を出しても辞退されるということもあります。

新卒採用のデメリット5:即戦力を望めない

新卒採用とは、就労経験のない学生の中から将来的に企業文化を受け継いでけん引してくれる人材を見つけ出すことを意味します。

 

中途採用と異なり、社風への親和性や将来的なポテンシャルなどを重視するため、当然ながら即戦力としては期待できません。

 

そのため、入社後は研修や現場での教育を踏まえて育成していく必要があり、また、先輩社員は通常業務を行いながら育成を行うので、業務に支障をきたさないような調整も必要です。

新卒採用が適している企業とは?

 

新卒採用とは長期的に企業を支えてくれる人材を見つけ出していく採用方法です。ですが、日本の慣行であった終身雇用は崩壊し、転職は当たり前のように行われるようになった現在、本当に新卒採用は必要なのかと思われる方も多いでしょう。

 

このような状況で、新卒採用が適している企業とはどのようなところでしょうか。ここでは、新卒採用を行うことが向いている企業の特徴をご紹介します。

新卒採用が適している企業1:企業文化を浸透させたい企業

企業文化とは、組織を1つにまとめ、社員を正しい方向に導くものです。迷ったときや困難にぶつかったときに立ち返る場所でもあります。

 

企業が1つの方向に向かって戦略を実行するためにも企業文化は欠かせません。

 

企業文化は中途採用者よりも新卒採用者の方が浸透しやすい傾向があります。そのため、企業文化を急いで浸透させていきたいという企業は新卒採用で人を増やしていくことが向いています。

新卒採用が適している企業2:成長意欲を高めたい企業

新卒採用で入ってくる若者は、これから企業で活躍しようと意欲をもっています。新しい人材の投入は組織に刺激を与え、活性化が見込めます。

 

また、これまでは教えてもらう立場だった若手社員も、後輩ができたことで仕事を教える立場へと変わります。人に仕事を教えることで自分の知識の棚卸や成長にもつながります。

 

そのため、成長意欲を高めたいと考えている企業は新しい刺激投入として新卒採用することをおすすめします。

新卒採用が適している企業3:広く採用活動をしたい企業

新卒採用では、期間を設けて一括である程度の人数を採用します。

 

規模自体の拡大や事業拡大を考えている企業であれば、広く採用活動をして人をたくさん採用したいところです。新卒採用であればまとめて人が採用できるので、拡大の手助けにもなります。

 

新規事業に向けた育成も、複数の人数をまとめて行えます。

新卒採用をうまく活用しよう

 

2020年度現在、コロナ禍の影響で新卒採用市場も大きく揺れました。セミナーが開催できなくなり、苦労した企業や学生が多かったことでしょう。

 

一方で、学生に向けて企業からアプローチするオファー型採用が進み、WEBや電話で面談が頻繁に行われるようになるなど新たな試みも増えています。

 

新卒採用とは企業の文化に合う社員を見つけ出す貴重な機会でもあります。新卒採用をうまく活用してよい人材を見つけ出しましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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