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IT業界に増えるエンジニアの評価方法「成果主義」の企業側のメリット・デメリット

エンジニア採用担当向け 更新日:2022.07.08
エンジニア採用
IT業界に増えるエンジニアの評価方法「成果主義」の企業側のメリット・デメリット

年功序列に代わり、近年注目を集めている成果主義という人事制度には、メリットもデメリットもあります。
成果を上げることが、昇格や昇給につながる「成果主義」は、一見シンプルで、分かりやすい評価方法に感じられますが、単純にそうとも言い切れない実情あることを理解しておきましょう。
特にエンジニアの場合、チームプレーも必須となりますから、導入する際に明確な評価基準を設定し、チームとしての成果も評価基準として周知しておくことが必要となります。

成果主義のメリット

成果主義とは、業務に対する成果や、成果に至るまでのプロセスを評価する制度です。
結果だけを評価する実績主義とは違い、プロセスも評価されるため、エンジニアにとっては魅力的な評価方法といえるでしょう。

  • 勤続年数や年齢に関わらず、成果によって評価されるため、評価が分かりやすく、社員のモチベーションや、生産性向上につながりやすい。
  • 成果を出した人に対して、給与アップやポジションが上がる成果主義のシステムは、若く有能な人材にとって魅力的に映り、優秀な人材獲得がしやすくなる。
  • 社員に対する評価を数値化するため、人件費の割り当てが効率的になる。

成果主義のデメリット

成果主義

一見、企業にとっても、社員にとってもプラスになる評価制度に見えますが、以下のようなデメリットが発生するリスクもあります。

  • 成果主義は能力の高い社員にとってはモチベーションアップにつながるが、成果を上げられなかった社員に対しては離職の原因となる可能性もある。
  • エンジニアの場合成果が可視化しやすく、成果主義が好まれる傾向があるが、人事部や営業サポートなどの部署では業務の可視化が難しく、公平性が損なわれる可能性がある。
  • スタンドプレーに走るケースもあり、個人で業績だけを重視し、チームワークが乱れる危険性がある。
  • 自分の成果につながらない仕事を嫌う風潮に陥りがちになり、後輩育成や新しい技術習得への意欲が低下する可能性がある。

エンジニアが納得できる成果主義導入を

成果主義の評価制度を採用する場合、エンジニアに対しては一人ひとりのスキルや、新しい技術を習得しようと努力するマインドに対しても、きちんと評価することが必要となります。

また、エンジニアの技術を正しく理解し、評価できる人が評価するということも重要です。
非エンジニアの人事が評価を行う場合、エンジニアには不満が残ることも考えられます。

「自分の働きが正しく評価される環境が整っている」

そのようにエンジニアが感じられるシステムを構築することが、成果主義導入成功への鍵となります。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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