AWS、Azure、GCP、3大クラウドを徹底比較!
需要が高まっているクラウドサービス
近年、ますます需要が高まっているクラウドサービス。様々なサービスがあり、どれを学習したら良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大手クラウドサービスのAWS、Azure、GCP、それぞれの特徴を比較し、お伝えしていきます。
クラウドサービスとは
クラウドサービスをいう言葉を聞いたことはあるけど、具体的にイメージが持てていない方もいるのではないでしょうか。そこでまずは、クラウドサービスとは何かをお伝えしていきます。
今までは自社内のサーバーからデータやソフトウェアをダウンロード、またはインストールし使用することが一般的でした。この場合、サーバーの運用・保守は人員に加え、ネットワーク機器やサーバーなどのハードウェアを用意する必要があるため、場所もコストもかかってしまいます。
そこで生まれたのが「クラウドサービス」です。インターネットを使い、コンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションをはじめとしたさまざまなITリソースを利用できる仕組みをクラウドサービスといいます。
クラウドサービスを利用することで、運用・保守にかかる人件費やハードウェアの購入・設置などのコストが削減できます。
とても便利なクラウドサービスですが、提供している事業所によってそれぞれ特徴があります。それでは早速、三大クラウドサービスであるAWS、Azure、GCPについて説明していきましょう。
AWS(AmazonWebService)
運営は米国ワシントン州シアトルを本拠地とするAmazon.com社。同社が運営する世界最大手のECサイトは皆さんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか。
AWSは多くのクラウドサービスの中で最も早い2006年からサービスを開始し、今では世界でトップクラスのシェアを誇るクラウドサービスとなっています。世界中で数百万以上、日本でも 10 万を超えるユーザーが使用しています。
AWSの特徴・強み
AWSでは管理者画面やAPIの操作で数クリック、わずか数分で構築が可能で、これによりビジネスチャンスを逃すことなく、タイムリーなシステム構築が可能となります。
世界中にあるデータセンターで統一したインターフェースを持っており、海外展開の際の現地視察や契約の手間も省けます。
また、インフラを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)の種類が豊富で、OSやミドルウェアの制限が少ないのも特徴です。
サービスは高い安全性を誇り、セキュリティやコンプライアンスの統制を実装し、第三者監査による検証が行われています。
初期費用は無料で、完全従量型課金のため、必要な時間に必要な分だけ IT リソースを増強することが可能です。
また、過去 10 年間で 70 回 以上の値下げを実施しており、コストダウンを推進しています。
Azure(MicrosoftAzure)
こちらは米国ワシントン州に本社を置くMicrosoft社。WindowsOSやExcel、Wordといったマイクロソフトオフィスは今や業務ツールとして欠かせないものとなっています。
2010年のリリース以降、ユーザーやエンジニアの要望に応じて機能の追加とアップデートを行っており、今では200以上の機能が実装されています。
Azureの特徴・強み
Azureは世界規模の巨大なネットワークに対し、好きなツールやフレームワークを使い、アプリケーションを構築、管理、デプロイすることができます。
オンプレミス、クラウド、エッジのどれにでも対応でき、あらゆる言語とフレームワークを使い、好きな方法でのビルドと、様々な場所へのデプロイが可能になります。
AI + 機械学習を使い、あらゆる開発者、あらゆるシナリオに適した人工知能の能力を活用して次世代のアプリケーションが作成出来るのもAzureの特徴です。
また、Windows をベースに構築されたサービスのため、Microsoft Azure以外のクラウドサービスであるOffice 365などのMicrosoft製品との親和性が高く、業務にてMicrosoft製品を利用している企業にとっては使いやすいサービスでしょう。このように、システムの導入とシステム移行をスムーズに行えるのもAzureの強みといえます。
初期費用はかからず、利用した分の費用だけで運用ができます。あらゆるシーンに応じて、多数のオプションが用意されているのが特徴です。また、クラウド支出の管理支援ツールも充実しています。
GCP(GoogleCloudPlatform)
GCPを運営しているのはGoogle社。本社は米国カリフォルニア州にあります。今この記事を読んでいる方の中には、Google社の検索エンジンを使い、たどり着いた方もいるのではないでしょうか。
Google社内で使われているものと同じ技術やインフラを利用出来るので、Googleだからこそできるデータ解析や機械学習系のサービスなどを使い、効率的な開発をおこなうことができます。
GCPの特徴・強み
GCPは世界中にあるGoogleのデータセンターで稼働しているコンピュータやハードディスク ドライブなどの物理アセット一式と、仮想マシン(VM)などの仮想リソースで構成されています。
利用可能な Google Cloud サービスのリストには多くのサービスが掲載されており、現在も増え続けています。
GCPはトラフィックにすぐ対応するよう設計されており、急激なアクセス増加などの高負荷にも耐えられるよう設計がされています。
また、世界最大級のGoogleのデータセンターで、独自に開発されたネットワーク機器が使用されているため、安定したインフラ環境と反応の速さが強みとなっています。
MapReduce や BigQuery などを使い、膨大なデータを分析可能なAI・機械学習サービスが充実しているもの特徴です。
まとめ
こまで、3大クラウドについてそれぞれの特徴を説明しましたが、まだどれを学習したらいいか決めかねている方も多いのではないでしょうか。
どのクラウドサービスも、システム開発や運営に役立つ機能をたくさん備えており、新機能が随時追加されています。利用にあたっては、データベースやサーバーに関する知識や専門技術が必要となり、それぞれ資格も数多く用意されています。
オープンアップITエンジニアではお伝えした3大クラウドのうち、AWSが学べる環境が整っています。
まずはAWSの知識を習得し、エンジニアとしての第一歩を踏み出してみませんか。
ご興味のある方は是非お気軽にご相談ください。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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