データベースエンジニアとインフラエンジニアの違いとは?必要なスキルや向いている人


インフラエンジニアとデータベースエンジニアとは、どちらもよく目にするエンジニア職種です。
両者の違いはどこにあるのでしょうか。
当記事では、インフラエンジニアとデータベースエンジニアの違いやそれぞれの職種に必要なスキルについて紹介していきます。
インフラエンジニアとデータベースエンジニアの違い
インフラエンジニアはインフラ環境を整えるのが仕事で、仕事内容は大きくインフラ設計、インフラ構築、インフラ運用の3つに分けられます。
環境の整備に関して、あらゆる工程に携わる職種だといえます。
一方、インフラエンジニアにはサーバエンジニア、ネットワークエンジニア、プラットフォームエンジニア、セキュリティエンジニア、そしてデータベースエンジニアなどが含まれます。
つまり、データベースエンジニアはインフラエンジニアのうちの1つだといえます。
データベースエンジニアは、インフラの中でもデータベースを中心とした業務を行います。
企業の情報管理をサポートするスペシャリストで、現在の情報化社会では欠かせない存在だといえるでしょう。
インフラエンジニアに必要なスキル
インフラエンジニアはサーバを扱うため、サーバに関する知識とスキルは必須だといえます。
現在主流となっているWindowsやLinux、Unixなどを扱えるようにしておくといいでしょう。
また、設計工程を担当する場合にはインフラ設計スキルが必要です。運用・保守担当から設計工程担当へのキャリアアップを目指すのであれば、インフラ設計はしっかりと学習しておきたいところです。
その他にも、ネットワークやプログラミング、セキュリティなどに関する知識やスキルがあると仕事の幅が広がります。
最近はクラウドファーストの企業が増えているため、AzureやAWSなどのクラウドサーバについても学習しておくといいでしょう。
そして、リーダー以上の立場を目指すのであればマネジメントスキルが必要不可欠です。
上流工程におけるマネジメントを求められることが多いといえますが、保守・運用担当であってもマネジメントは発生します。
リーダーシップや分析力、問題解決力などを高めていくといいでしょう。
データベースエンジニアに必要なスキル
データベースエンジニアとして働くためには、データベースシステムに関する詳しい知識が欠かせません。
現在多くの企業で使用している、OracleやPostgreSQL、MySQL、Microsoft SQL Serverなどは学習しておく必要があります。
また、コミュニケーション能力も重要です。
データベースエンジニアとしての仕事が1人だけで完結することはなく、クライアントやプロジェクトチームのメンバー、他の部署のスタッフなど、たくさんの人と協力しなければいけません。
そのため、論理的に伝える力や相手の意見を聞く力が大切だといえます。
最後に、論理的思考能力です。
データベースエンジニアとしての仕事を全うする際には、納期やコスト、容量などたくさんの制約があります。
その中でクライアントにとっての価値を最大化する提案をするためには、ビジネス全体を見渡したうえで論理的に考えていく必要があるといえるでしょう。
インフラエンジニアやデータベースエンジニアに必要なスキルを磨こう
混同してしまいがちなインフラエンジニアとデータベースエンジニアですが、ご紹介してきたようにデータベースエンジニアはインフラエンジニアに含まれます。
そして、インフラエンジニアとデータベースエンジニアではそれぞれ求められるスキルが異なります。
インフラエンジニアやデータベースエンジニアを目指す際には、ぜひ必要なスキルを磨くことから始めてみてください。
この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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