データ入力の仕事内容5つ|気を付けること3つやメリットを紹介
データ入力とは?
データ入力とは、WordやExcelなどに文字データを入力していくことです。
また、音声データを聞いて文字を入力していく文字起こしもデータ入力の1つとなります。データ入力の仕事は特別なスキルは特に必要なく、インターネット環境とパソコンがあれば行うことが可能です。
そのため、データ入力の仕事は在宅で行うこともでき、クラウドソーシングされていたり、求人が出ていたりすることもあります。
データ入力における仕事内容の種類
データ入力の仕事はいくつかの種類に分けることができます。
一言でデータ入力の仕事と言っても、その種類にはコールセンターで行うデータ入力や、事務で行われるデータ入力など、種類は様々です。また、それぞれ具体的な仕事内容も異なっています。
ここでは、データ入力における仕事内容の種類についてご紹介します。データ入力に興味がある方は、どのような種類があるのか参考にしてみてください。
コールセンターの場合
コールセンターでのデータ入力の仕事の場合、データ入力だけでなくテレフォンオペレーターの業務が主な仕事内容になります。
データ入力の仕事は電話応対に付随する業務となります。
また、コールセンターでの電話応対はほとんどのケースでマニュアルが用意されているため、電話応対が苦手という人でも対応できるでしょう。基本的には、電話でヒアリングした内容をパソコンに入力することが仕事となります。
事務の場合
事務でのデータ入力の仕事の場合、データ入力と事務作業全般が主な仕事内容になります。
「データ入力などの事務作業」として求人が出されている場合、その企業の事務担当者として採用されることになるため、事務作業全般を行うことになります。
そのため、たとえば伝票整理や書類の作成、ファイリング、電話やメールでの対応、備品の管理なども、データ入力以外の事務作業として行う必要があります。
データ入力の仕事内容5つ
データ入力の仕事内容とはどのようなものなのでしょうか。
データ入力の仕事はパソコンを使って文字情報を入力していく仕事内容全般を指すため、データ入力の中にも音声から文字起こしを行うものや、アンケートの回答を集計するために入力していくものなど、さまざまな種類があります。
ここではデータ入力の仕事内容5つをご紹介します。どのような仕事内容か参考にしてみてはいかがでしょうか。
1:音声データから文字起こしをする
データ入力の仕事内容には、録音された音声を聞いて文字に起こす仕事があります。
主にインタビューや講演会などの音声データを、文字データにしていく作業です。以前は録音媒体にカセットテープが使用されていたことから、「テープ起こし」とも呼ばれています。
また、文字起こしにも音声をそのまま文字にする「素起こし」や、「あの」や「えーっと」などの言葉を削除して文章を整える「ケバ取り」などの種類もあります。
2:Word・Excelを使って情報を入力する
データ入力の仕事内容は、WordやExcelなどの媒体に文字情報を入力していきます。
ほとんどの場合、データ入力ではWordやExcelなどを使用して文字を入力していくことが一般的です。
また、近年ではインターネット上に用意された会社独自の編集ツールを使用するケースもあります。そのため、データ入力の仕事は、パソコンと安定したインターネット環境があればどこでも行うことが可能です。
3:会議における議事録
データ入力の仕事内容は、会議での議事録を取るという内容もあります。
会議の議事録を取る場合、議事録担当者が会議を行っている間、その内容をパソコンに入力していくことになります。そのため、議事録もデータ入力の1つだと言えるでしょう。
また、前述の音声データからの文字起こしと内容が重なりますが、会議の音声を録音しておき、あとからレコーダーの音声を聞き直しながらデータ入力を行うこともあります。
4:アンケートの回答
データ入力の仕事内容は、アンケートの回答をデータ化する仕事もあります。
イベントなどで集めた手書きのアンケートの回答を入力し、集計していく仕事です。アンケートデータの入力業務を専門で行っている会社の場合、アンケートの精度を高めるために、データ入力時には二度入力を行うようにしているケースもあります。
また、記入ミスや矛盾訂正などのデータクレンジングなどを実施するケースもあります。
5:データの校正作業
データ入力の仕事内容は、誤字脱字などをチェックするデータの校正作業もあります。
「校正」とは、文章の誤字脱字、不適切な内容などをチェックし、必要に応じて適切な修正を行う作業です。データ入力の仕事内容には校正が含まれているケースもあり、データを正しく入力するだけでなく、校正作業も行うことがあります。
データの校正作業は、出版社や印刷会社、メーカーなどが外注しています。
データ入力が向いている人とは?
データ入力の仕事において、他の人とコミュニケーションを取ることはあまりありません。
そのため、1人でコツコツと作業をすることが苦にならない人に向いているといえるでしょう。
また、データ入力の仕事そのものは難しくはないものの、長時間にわたって単純作業をしているとミスが増えてしまいがちです。
ミスなく作業を続けられるだけの集中力も求められるといえるでしょう。
そして、データ入力の仕事はあまり単価が高くないため、まとまったお金を稼ぐためにはそれなりの時間をデータ入力にあてる必要があります。
時間にある程度の時間がある人であれば、収入も安定しやすいといえるのではないでしょうか。
データ入力のメリット
データ入力は、誰でも気軽に始めることができる仕事です。
特別なスキルや学歴がなくてもすぐにスタートできることは、大きなメリットだといえるでしょう。
データ入力は隙間時間を利用して行うことができます。
パソコンさえあれば自宅にいなくても作業ができるため時間の有効活用にはもってこいで、プライベートとの両立も難しくないのではないでしょうか。
また、パソコンスキルの向上につながるという点も見逃せません。
タイピングが早くなったりショートカットキーを覚えたりすれば、他の仕事でも役に立つといえるでしょう。
データ入力のデメリット
データ入力の仕事内容では多くの文字情報を入力していく必要があるため、企業によってはノルマが課されていたり、出来高制になっているケースもあります。
そのため、長時間パソコンに向かって同じようなデータ入力作業を行うことになるため、目の疲れや肩こりなどに悩まされるケースもあるでしょう。
データ入力を行う場合には、適度に休憩を挟んで目を休ませたり、ストレッチなどを行うことも大切です。
データ入力で気を付けること3つ
データ入力を行う際には気を付けなければいけないこともあります。
データ入力は用意されている情報をパソコンを使って文字情報に起こしていくだけの仕事内容に思われがちですが、誤字脱字などの入力ミスはもちろん、他にもいくつかの点で注意しなければいけないことがあります。
ここでは最後にデータ入力で気を付けること3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
1:情報漏洩に注意する
データ入力の仕事内容では、情報漏洩を起こさないように情報を管理する必要があります。
入力するデータの中には企業にとって重要な個人情報や機密事項などが含まれているケースが多いため、情報漏洩には細心の注意を払う必要があります。
また、仕事で知った内容を外部に漏洩させた場合、規約として罰則などが設けられているケースもあるため、情報の管理を怠らないように注意しましょう。
2:適度に体を動かす
データ入力の仕事内容では、適度に休憩をはさんで体を動かすことが大切です。
データ入力はデスクワークのため、長時間同じ体勢で作業を行うことになります。そのため、同じ作業の繰り返しで飽きてしまったり、肩こりなどの体の不調に悩まされたりするケースも少なくありません。
体調を崩してしまうと仕事自体ができなくなってしまうため、ストレッチをするなど、適度に体を動かして息抜きを行いましょう。
3:入力ミスに気を付ける
データ入力の仕事内容では、入力ミスを起こさないようにチェックをしましょう。
データ入力の仕事において入力ミスのチェックは必須です。特に誤字や脱字はデータ入力でのミスの中でも発生するケースが多いため、必ず見直しを行うようにしましょう。
また、Excelに数値を入力する場合、入力した数値が間違っていると結果が変わってしまうため、数値に間違いがないかどうか確認するようにしましょう。
データ入力からエンジニアにキャリアアップするには
多くのメリットがあるデータ入力の仕事ですが、単価そのものは高くありません。
そのため、高い収入を得るためには長時間労働が必須になります。
短期間であれば長時間労働も可能かもしれませんが、毎月長時間労働を続けるのは精神的にも身体的にも負担が大きいといえるでしょう。
収入を上げたいのであれば、データ入力の仕事を続けるよりも、エンジニアへのキャリアアップを目指すのがおすすめです。
プログラミングを学んでエンジニアになれば、データ入力よりもずっと高い収入を得ることができます。
自分でウェブサイトやスマホアプリを開発できるようになれば、1件数十万円で案件を受けることも十分に可能です。
在宅ワークを続ける予定なのであれば、将来を見据えてプログラミングの勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
データ入力の仕事内容を知ろう
データ入力の仕事には多くのメリットがあり、1人での作業が好きな人にはとてもおすすめです。
しかし、高収入を狙うのであればいずれはキャリアアップを考える必要があります。
データ入力の仕事でパソコンスキルを身に着けたのちに、エンジニアへのキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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