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ピアボーナスを導入するメリット6つ|導入時の注意点とデメリットも紹介

人材教育 更新日:2022.11.14
エンジニア採用
ピアボーナスを導入するメリット6つ|導入時の注意点とデメリットも紹介

ピアボーナスとは?

ピアボーナスとは、仲間や同僚が互いに報酬を贈りあうことが出来る仕組みです。※

※ピアボーナス商標権者Unipos株式会社から使用許諾を得ています。

同僚からの評価で給与やボーナスとは別に支給される第三のボーナスともいわれます。アメリカでは主流な人事評価制度で、日本でも中小やベンチャーを中心に取り入れられてきています。ピアボーナスは、専用のサービスを導入することで、パソコンやスマートフォンから簡単に贈ったり受け取ったりすることが可能です。

 

ピアボーナスを導入するとどんなメリットやデメリットがあるのかについて詳しく見ていきましょう。

ピアボーナスの意味

ピアボーナスは、「ピア(peer)」同僚や仲間を意味する言葉と、「ボーナス(Bounus)」報酬を意味する言葉の組み合わせになっています。

 

ピアボーナスとは、同僚や仲間同士が日ごろの行動や貢献に対して報酬を贈りあうことが出来る仕組みのことです。

Googleが導入

ピアボーナスは、Googleが導入している評価制度ということもあり最近よく取り上げられています。

 

Googleのピアボーナスの特徴は、1回の金額が150ドルと高額なこと、直接現金になること、社員が会社でも素を出せることです。少額のお金を贈りあうのではなく、マネージャーの承認付きで150ドルを贈りあうこの制度は自身の評価に関わります。

 

また多くの人に評価された場合、ある程度の高額にもなるためモチベーション向上につながるのです。

なぜピアボーナスが必要か

近年は働き方改革や感染症対策による雇用形態の多様化が進んでおり、労働者を取り巻く環境が大きく変化しています。そのため企業は人材の確保や定着を促すために、ピアボーナスの導入が進められています。

 

ピアボーナスを有名企業が導入していることもあり、認知度が高まっており、現在では特に中小やベンチャー企業の間で導入が行われています。

ピアボーナス導入のメリット6つ

ピアボーナスを導入することでどんなメリットがあるのでしょうか。

 

ほめあうことが浸透することで、従業員のモチベーション向上や従業員エンゲージメントの向上が期待できます。

 

導入したらどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

ピアボーナス導入のメリット1:従業員エンゲージメントを高める

ピアボーナスを導入のメリットの一つに従業員エンゲージメントを高めることがあります。

 

従業員エンゲージメントとは、従業員が会社の理念やビジョンを理解して信頼や貢献意欲を持っている状態のことです。ピアボーナスを導入することによって、評価の権限を従業員の一部に任せることは経営層への信頼や仕事に対する自信ややりがいにつながります。

 

ピアボーナスがあることで上長からの評価だけではないというということもあり、結果的に従業員エンゲージメント向上にもつながります。

ピアボーナス導入のメリット2:優秀な人材を確保する

ピアボーナスを導入することで優秀な人材を確保できるメリットがあります。

 

通常の評価制度では、上長からの評価が大きく数字で表せない成果や業務に関係しない取組みは評価されづらい傾向があります。ピアボーナスを導入することで表面化されづらい成果も評価されやすくなるのです。

 

様々なことを評価できる仕組みがあれば、従業員の満足度は向上し、離職率も低下することが期待できます。結果的にピアボーナスを導入することによって、優秀な人材を確保することにつながります。

ピアボーナス導入のメリット3:社内コミュニケーションが円滑になる

ピアボーナスを導入すると社内コミュニケーションが円滑になるメリットがあります。

 

ピアボーナスを通して部署の異なる従業員同士がお互いをほめあうことで、組織風土の改善にもつながります。また従業員が他の従業員の仕事に興味や関心が持てるようになるなど、社内コミュニケーションが向上します。

ピアボーナス導入のメリット4:従業員のモチベーションを上げる

ピアボーナスを導入することによって、従業員のモチベーションを上げるメリットがあります。

 

自分の行動が他者に認められることで報酬が受け取れるということになると、おのずと自分の行動も変化していきモチベーション向上につながっています。報酬を受け取ってうれしくない人はいないでしょう。

 

報酬をもらえることで今までよりも頑張ろうという気持ちも強くなり、従業員のモチベーションを上げることが出来ます。

ピアボーナス導入のメリット5:お互いを評価し褒める環境を育む

ピアボーナスを導入することによって、お互いを評価し褒める環境を育むというメリットがあります。

 

ピアボーナスを導入することで従業員同士が感謝しあい、お互いを評価し褒める環境を育むというメリットがあります。従業員同士が感謝しあうことで、自分の行動も改められ、結果的にポジティブな風土が生まれるのです。

ピアボーナス導入のメリット6:企業イメージを高める

ピアボーナスを導入することで企業イメージを高めるメリットがあります。

 

働き方が多様化し労働環境も変化している中、特に若手層から評価制度の変革も求められてきているのです。

 

ピアボーナスを導入することで企業イメージを高め、従業員のエンゲージメント向上に期待できます。

ピアボーナス導入のポイント4つ

ピアボーナスはいろいろなプランや特徴、機能があります。

 

自社に導入する場合どのような点に気を付けたらいいのかしっかりと検討することをおすすめします。

 

導入する際にサポートや使いやすさについてポイントを抑えることが大切です。ピアボーナスを導入するポイントについて見ていきましょう。

ピアボーナス導入のポイント1:サポートはあるか

ピアボーナスを社内で浸透・定着させるためには、わからないことを質問できるサポート体制があると安心です。

 

ピアボーナスを導入するにあたり、通常の業務と違う作業が発生します。中にはなかなか覚えられずに手間取る人もいるでしょう。しかし、社内で定着させるために、従業員が自主的に使いこなすことが出来るまで根気強くサポートしていく必要があります。

 

社内でピアボーナスを定着させるためにサポート体制が整っていると安心です。

ピアボーナス導入のポイント2:業務で使っているチャット機能との連携

ピアボーナスには、すでに社内で導入して業務で使用しているシステムに連携できるものも多くあります。

 

もしかしたら社内業務で使用しているチャット機能のシステムを導入した時も、従業員が使いこなせるようにするときも苦労したのではないでしょうか。

 

ピアボーナスを導入する場合、すでに利用しているシステムと連携できるものを導入することで従業員は苦労なく使うことが可能です。サポートする側も多少気が楽になるのではないでしょうか。導入時には、業務で使っているチャット機能との連携を視野にいれることをおすすめします。

ピアボーナス導入のポイント3:機能は複雑でなく使いやすいか

ピアボーナスは、ビジネスチャットなど組織体制を強化するための様々なツールが付属しているものが多くなっています。しかし機能が複雑になると使いこなすのが難しくなります。

 

ピアボーナスを導入するときは、必要な機能は何かを見極めて選定することが大切です。

ピアボーナス導入のポイント4:社員が楽しく使うことができるか

ピアボーナスは、社員が楽しく使うことが出来るかが大切です。社員が楽しく使えないならやっても何のメリットも得られません。

 

報酬がもらえるのもうれしいですが、仲間から称賛される喜びの方がモチベーション向上につながることもあります。ピアボーナスを導入するときは、社員が楽しく使えるかどうかを考慮してください。

ピアボーナスのデメリット4つ

ビアボーナスを導入した時のデメリットは、どのようなことがあるのでしょうか。

 

現金を報酬とした場合、いろいろなトラブルやデメリットが生じてきます。導入コストがかかってしまうことやサポートが必要なことなどの様々なデメリットについて見ていきましょう。

ピアボーナスのデメリット1:コストがかかる

ピアボーナスを導入すると、初期費用や利用料などのコストが発生します。また使い方がわからない従業員に対してサポートも必要です。

 

ピアボーナスの報酬となる現金やプレゼントなどの商品を用意する必要があります。導入する前には費用対効果などよく検討することをおすすめします。

ピアボーナスのデメリット2:導入から運用に時間がかかる

ビアボーナスを導入して運用までに時間がかかるというデメリットがあります。

 

従業員にピアボーナスの仕組みを理解してもらい、利用してもらうことが大切です。ただ導入するだけでなく従業員に浸透しているか機能が使いこなせているか確認することも必要になります。

 

新しいシステムが浸透するには時間がかかりますが、あせらずにフォローしながら運用していってください。

ピアボーナスのデメリット3:効果を実感するまでのタイムラグがある

ビアボーナスを導入して効果を実感するまでのタイムラグがあるデメリットがあります。

 

ビアボーナスを導入したらすぐに報酬がもらえると勘違いされないように導入はしっかりとやることが大切です。従業員が効果を実感できるまでタイムラグがあります。効果を実感してもらえるようにしっかりとサポートする必要があります。

ピアボーナスのデメリット4:評価を気にした業務内容に偏る

ピアボーナスでほめられ報酬を得たいがために、本来の業務をおろそかにする従業員が増える可能性があります。

 

評価を気にした業務内容に偏らないためにも、運用体制をしっかりと構築することが大切です。褒める基準やルールなどのガイドラインも設け、適切な運用することを心がける必要があります。

ピアボーナスのサービス4選

ピアボーナスを提供するサービスは様々です。どんなサービスを利用するかは、どんなことを運用して効果が得たいかによって異なります。

 

従業員に使ってもらえるようにするには簡単に利用できるサービスをおすすめします。ピアボーナスを導入して従業員がスムーズに使えるためのサービスを紹介します。

ピアボーナスのサービス1:Unipos

ピアボーナスのサービスにUniposがあります。

 

Uniposは、様々なビジネスチャットツールと連携することでスマートフォンやパソコンから気軽にピアボーナスやコメントを贈ることが可能です。

 

贈られたピアボーナスやコメントは共有されるため賛同することが可能です。ハッシュタグ機能もあり、企業の行動指針と紐づけすることも出来ます。

ピアボーナスのサービス2:RECOG

ピアボーナスのサービスに、RECOGがあります。

 

RECOGは、組織の課題をほめることで解決するチームワークアプリです。RECOGを導入することで、モチベーションがあがったり人間関係が良くなったという事例があります。

 

またほめることによって仲間のいいところを見つける習慣が出来る、お互いが理解出来る、親近感がわく、信頼関係がうまれるなどの効果が得られるのです。

ピアボーナスのサービス3:THANKS GIFT

ピアボーナスのサービスに、THANKS GIFTがあります。THANKS GIFTは、従業員エンゲージメントを上昇させるためのコミュニケーションツールです。

 

THANKS GIFTを導入することで、企業理念の浸透、社内コミュニケーションの活性化、人材定着、承認や称賛を促進、福利厚生を導入することが可能です。これを活用することで、離職率が減少したり、従業員のモチベーションを向上させることが出来ます。

ピアボーナスのサービス4:HeyTaco!

ピアボーナスのサービスに、HeyTaco!があります。

 

HeyTaco!は、従業員同士が感謝のメッセージやポイントを送りあうことで、たまったポイントをお金や福利厚生商品に交換できるサービスです。

 

またポイントをタコスに見立てて送るので楽しみながらやることが出来ます。たくさんあるピアボーナスの中でも比較的簡単で安くやることが可能です。

 

これを活用することで従業員同士のほめあいが浸透し、モチベーション向上につながります。

ピアボーナスを導入して従業員のモチベーションアップにつなげよう

ピアボーナスとは、同僚や仲間という意味の「perr」と、報酬という意味の「bounus」が組み合わさった言葉です。主に会社などで従業員同士が仲間をほめあって報酬をもらえるという仕組みになっています。

 

ピアボーナスを導入することによって、職場の雰囲気が良くなったり従業員のモチベーションが上がったり離職率が減少したりすることにもつながります。

 

デメリットとしては新しいツールを導入するので従業員がスムーズに使いこなせるようにサポートが必要なことです。しかし、メリットも多いのでピアボーナスを導入して従業員のモチベーションアップにつなげましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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