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外国人労働者を採用するメリット6つ|採用する時の注意点も紹介

その他 更新日:2023.02.24
エンジニア採用
外国人労働者を採用するメリット6つ|採用する時の注意点も紹介

外国人労働者とは?

外国人労働者とは外国籍を持つ人を日本の労働者として受け入れることです。日本ではバブル期から外国人労働者の受け入れが始まりましたが、21世紀に入り、企業が大幅に増えたことで労働力を確保することが難しくなり、現在では多くの会社が外国人労働者を受け入れています。

また、外国人労働者は若くて優秀な人材が多く、多言語を話すことができる労働者もおり、社内の活性化に繋げることもできるメリットがあります。

外国人労働者が増えている理由

外国人労働者が増えていることにも理由があります。

国内ではさまざまな分野の企業がエンジニア不足に陥っていることなどから海外から若い人材を受け入れることで不足している労働力を確保しようとしています。

また、インバウンド需要の恩恵を受けるためにも、日本の企業は外国人労働者を受け入れる体制を整えています。

インバウンド需要が高まっている

外国人労働者が増えている理由にインバウンド需要が高まっていることが挙げられるでしょう。

海外からの旅行客が増加し、たくさんの外国人が宿泊や外食を楽しむようになるので、訪日した外国人の対応をスムーズに進めていくために外国人労働者を雇い入れている日本企業が多くなっています。

インバウンド需要の恩恵を受けていくためにも、大手企業では外国人労働者の雇用が積極的に行われています。

国内のエンジニア不足

外国人労働者が増えている理由に国内のエンジニアが不足していることが挙げられます。

日本では少子高齢化による労働人口の減少に伴い、各産業のエンジニアが不足しており、海外からのエンジニアを採用することで不足した労働力を確保する企業が増えています。

その他グローバルな開発環境を整えていくためにも、外国人労働者を受け入れる企業が多くなっている傾向です。

外国人労働者を採用するメリット6つ

続いて、外国人労働者を採用することで得られる6つのメリットについて紹介していきます。

外国人労働者を受け入れることができれば、多言語を必要とする職場を任せることができるだけでなく海外のトレンドの理解が可能となるので海外進出の機会を得られ、異なる文化を持つ人を受け入れることで社内の活性化に繋げることも可能です。

1:海外進出がしやすくなる

外国人労働者を採用するメリットの1つ目に海外進出がしやすくなることが挙げられます。

優秀な外国人スタッフを採用することができれば、海外の最新技術、トレンド、風土、文化などを理解することができるため、グローバルな事業展開も可能となり海外進出がしやすくなります。

若く才能に溢れた外国人労働者を雇い入れることで、海外を視野に入れた企業経営を目指しましょう。

2:モチベーションがある人材を確保できる

外国人労働者を採用するメリットの2つ目にモチベーションがある人材を確保できることが挙げられます。

日本に働きに訪れている外国人労働者は、自身のキャリアに関する目標を達成するために仕事に取り組んでいる人いるため、職業に関する知識や技術を十分に備えているだけでなく、高いモチベーションや行動力を持っている人が多く、即戦力として活躍することができます。

3:労働環境の改善に繋がる

外国人労働者を採用するメリットの3つ目に労働環境の改善に繋がることが挙げられます。

外国人労働者を採用すれば、外国人を対象とした勤務評価制度を改めるきっかけを作、社内の社員ることができ、評価制度をグローバルな視点で考えていくことが可能になるため、多言語が扱える日本人もキャリアアップや昇進の機会を得ることができるようになります。

4:多言語の対応が可能になる

外国人労働者を採用するメリットの4つ目に多言語の対応が可能になることが挙げられます。

多言語を扱える外国人労働者を雇い入れることができれば、ビジネスシーンで扱える言語が増えるので外国人の顧客や取引先とのコミュニケーションも円滑に行えます。

また、多言語を扱える外国人労働者を架け橋とし、企業が世界へ進出するための足掛かりとすることが可能です。

5:若手の人材を確保しやすい

外国人労働者を採用するメリットの5つ目に若手の人材を確保しやすいことが挙げられます。

日本では労働人口の減少などにより日本人の若手社員の獲得が難しくなっていますが、海外から働きに訪れている労働者は若くて労働意欲に溢れた人材が多く、習得が困難とされる日本語を学んでいることもあり、採用できれば若く優秀な人材を確保することができます。

6:社内の活性化に繋がる

外国人労働者を採用するメリットの6つ目に社内の活性化に繋ぐことができる点が挙げられます。

外国人労働者を採用することができれば、日本人にはない文化や価値観、経験で仕事をしていくことになるので外国人特有の感性が他の日本人社員の良い刺激となり、社員全体のモチベーションを向上させ、今までになかったアイデアを生み出すことができるようになります。

外国人労働者を採用するデメリット5つ

続いて、外国人労働者を採用した場合、どのようなデメリットが生じるのか紹介していきます。

外国人労働者の採用を検討している場合、外国人の社員を受け入れるために日本人社員に英語を習得させておく必要があり、また、文化や風習の違いなどから多様性を理解する体制を整えておくことが重要です。

外国人労働者の受け入れを検討している企業は、日本人と異なる対応が求められることを承知しておく必要があります。

1:英語の取得が必須である

外国人労働者を採用するデメリットの1つ目に英語の取得が必須であることが挙げられます。

入社した外国人労働者が日本語を習得していても、日本人社員に英語を話せるようにしておく必要があります。

また、外国人労働者が日本語を習得していない場合も英語を介して日本語を教えていかなくてはならなくなるので、日本人の社員に英語を覚えさせておくことが必須になります。

2:多様性を受け入れる必要がある

外国人労働者を採用するデメリットの2つ目に多様性を受け入れていく必要があることが挙げられます。

外国人労働者を雇い入れる場合、国ごとの宗教や風習、文化の違いを受け入れなければならず、宗教上の理由から食べることができない食材があることを理解しておいたり、その他にも外国人社員に指導する際は国ごとの風習の違いを尊重しながら行っていく必要があります。

3:マネジメントの違い

外国人労働者を採用するデメリットの3つ目にマネジメントの違いがあることも承知しておく必要があります。

外国人労働者を受け入れた場合、日本独自の商慣習やビジネスマナーを熟知してもらう必要があるので、マネジメントを担当する上司や職場の責任者は定期的に日本語研修を行わなくてはならず、日本人の社員より語学研修の予算や手間が掛かることになります。

4:採用工数が多くなってしまう可能性がある

外国人労働者を採用するデメリットの4つ目に採用工数が多くなってしまう可能性があることが挙げられます。

海外人材を直接採用していくには現地の現地人材エージェントとやり取りし、現地大学や現地採用イベントへ参加する必要があり、日本で海外現地採用サービスを提供している会社を利用した場合も、受け入れ体制を整えなければならないので日本人より採用工数が多くなります。

5:ビザの取得手続きが必須である

外国人労働者を採用するデメリットの6つ目にビザの取得手続きが必須であることが挙げられます。

外国人を日本の社員として採用する場合、日本での就労を可能とするビザの取得手続きを行い、出入国管理及び難民認定法で定められた要件を満たして申請書類による審査を受け、日本で働くための許可を受けておく必要があります。

出典:法務省 資料2 出入国管理及び難民認定法等の改正等について 新たな在留管理制度の概要について
参照:https://www.soumu.go.jp/main_content/000040777.pdf

外国人労働者を採用する時の注意点

続いて、外国人労働者を採用する際に注意しておきたい点について紹介していきます。

職種や業種によっては就労ビザを取得できないこともあるので、それらのことを知っておく必要があり、また、採用する企業も外国人労働者へ向けたキャリアプランを明確に決めておかないと採用した外国人の能力を活かしていくことができない場合があります。

就労ビザが取得できない職種・業種が存在する

外国人労働者を採用する際の注意点として、就労ビザが取得できない職種や業種が存在することを把握しておく必要があります。

コンビニのレジや販売業務、清掃や飲食店などの調理やフロアなどの業務は法務省入国局が単純労働と判断しているため、それらの職種では就労ビザを取得することができないので海外の労働者を雇用する際はビザが取得できない業種があることを知っておく必要があります。

出典:法務省入国管理局 外国人労働者の受け入れについて
参照:http://www.moj.go.jp/content/000121299.pdf

キャリアプランを明確にする

外国人労働者を採用する際の注意点にキャリアプランを明確にしておくことが挙げられます。

外国人を社員として雇い入れた際、採用した外国人労働者本人に入社後のキャリアプランを明確にさせ、上司や責任者などがサポートしながらキャリア形成していけるようにバックアップしていく必要があります。

採用した外国人労働者が離職してしまわないためにも、外国人へ向けたキャリアアップのシステムを整えておくようにしましょう。

外国人労働者を採用するメリットを知ろう

外国人労働者の採用は社内の活性化や労働環境の改善に繋ぐことができ、海外のトレンドや文化を理解しやすくなるため、海外進出がしやすくなることなど、さまざまなメリットがあることが分かりました。

今回ご紹介した外国人労働者を採用するメリットとデメリットや注意点についての記述を参考にしながら、まずは外国人を採用する体制を整えることから始めてみませんか。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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