難易度が上昇するエンジニア採用に「リファラル採用」が適している理由
エンジニア不足は企業単位だけではなく、業界全体の大きな課題となっています。
どの企業もエンジニアの採用には苦労しています。そこで有効なのは「リファラル採用」です。
本記事では、リファラル採用について詳しく解説します。エンジニア採用に活用してください。
リファラル採用とは
はじめに、リファラル採用について説明します。
リファラル採用とは、自社で働いているエンジニアに人材を紹介してもらうことです。
エンジニア候補を自社の社員から紹介してもらうことで、多くのメリットがあります。
リファラル採用のメリットとデメリット
リファラル採用を行なうことで、企業には以下のメリットがあります。
- 採用コストの削減
- 潜在的な転職希望者へのアプローチ
- 社風や企業文化とのミスマッチ防止
自社で働いているエンジニアに人材を紹介してもらうため、求人媒体への広告料、面接会場などの場所代といった費用を削減できます。
さらに、書類選考や面接といった工数の削減も可能です。
つまり、採用コストを抑えてエンジニアを採用できるわけです。
求人媒体などを活用した募集ではないため、潜在的な転職者へのアプローチができるのも特徴です。
転職市場の潜在的な部分にアプローチできることは、採用の幅を広げます。
また、既に自社で働いているエンジニアからの紹介となるため、応募者は社風や企業文化をあらかじめ聞き出すことが可能です。
そのため企業についての内情を知ることで、採用後のミスマッチが防止できます。
このように、リファラル採用には多くのメリットがあります。
一方で、覚えておきたい注意点があります。
リファラル採用では、紹介してくれたエンジニアにインセンティブを与えると優秀な人材を採用することも可能です。
しかし、労働関係の法律に抵触する恐れもあることに注意が必要です。
就業規則や賃金規定などにおいて、人材紹介だけにインセンティブを与えているわけではないという内容を定めておくことが必要です。
エンジニア採用とリファラル採用の親和性
ここからは、エンジニア採用とリファラル採用の親和性について、さらに深掘りしていきます。
エンジニア採用におけるリファラル採用
エンジニアの採用でリファラル採用がどの程度、行われているのか調査結果があります。
HT TECH LABの調査で「友人の所属している会社に訪問した」と回答したエンジニアは35%ほどで、エンジニア以外の職種では13%程度です。
また、「友人に人事担当者を紹介してもらった」と答えたエンジニアは約22%、エンジニア以外の職種は11%程度となっています。
これらの数字から、エンジニアはリファラル採用による転職が多いと考えられます。
リファラル採用のエンジニアの約40%は、転職エージェントを利用していない調査結果も出ています。
そのため、エンジニアはリファラル採用で対応・採用できる可能性は高いでしょう。採用手法としての親和性は高いといえます。
エンジニアの採用はリファラル採用を活用
以上見てきたように、自社のエンジニアから人材を紹介してもらうのが、リファラル採用です。
エンジニアの採用には親和性が高く、採用コストの削減も可能です。
自社におけるエンジニア採用にもリファラル採用を検討してみてください。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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