採用担当者が知るべきエンジニア採用における領域:インフラ系技術のレイヤー
■採用担当者が知るべきエンジニア採用における領域
インフラエンジニアが行うべき主な業務といえば、ITインフラの構築、保守、運用です。
また、ミドルウェアの設定やチューニングも重要な業務の1つです。
当記事では、「インフラ系技術の代表的なレイヤ」と「代表的なツール」の2点について紹介していきます。
インフラ系技術の代表的なレイヤー
インフラ系の技術には大きく「Orchestration」「Configuration」「Bootstrapping」の3つのレイヤーに分類することができます。
それぞれが明確に分けられているわけではなく、それぞれのレイヤーのなかで使うツールによっては、連携していたり、中間に位置するようなツールがあったりする場合もあります。
では、それぞれのレイヤーについて簡単にご説明します。
Orchestration
アプリケーションのデプロイを行います。
また、システムを構成するプラットフォーム、ミドルウェア、管理ツールなどの設定、管理を自律的に連携させることもOrchestrationと呼びます。
Configuration
ミドルウェアレベルの設定です。
コンピュータやサーバー、ネットワーク機器のほか、OS、ソフトウェアなどの設定を行います。
Bootstrapping
OS インストールにあたる領域です。
コンピュータシステムの電源を入れてからOSを起動し、利用可能な状態になるまで自動的に実行される処理を行います。
それぞれのレイヤーで使われる代表的なツール
次にそれぞれのレイヤーで使われる代表的なツールについて見ていきます。
Docker
Go言語で記述されたもので、Linuxコンテナの内部でアプリケーションを動作させるためのツールで、Bootstrappingのレイヤーで使われます。
環境構築はDockerfileと呼ばれるファイルでコード化することもできます。
Chef
Configurationのレイヤーで使われるツールで、オープンソースの構成管理を行うものです。
「Linux」「UNIX」「Windows」をサポートし、システムの自動管理エンジンとして、一元化された仕様に基づき管理タスクの実行を行います。
以前はPuppetというツールが多く使われていましたが、ChefはそのPuppetをベースに進化したツールです。
インフラ系エンジニア採用のポイントはツールを効果的に活用できること
インフラ系のエンジニアは、レイヤーによりさまざまなツールを活用し、業務を行います。
また、それらのツールは常に進化をしているため、トレンドを意識し新しいものを柔軟に取り入れられること、そしてその新しいツールを効果的に活用できることが求められます。
■採用担当者が知るべきエンジニア採用における領域
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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