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採用マーケティングを導入する時のポイント5つ|便利なツールも紹介

その他 更新日:2023.02.27
エンジニア採用
採用マーケティングを導入する時のポイント5つ|便利なツールも紹介

採用マーケティングとは?

採用マーケティングとは、採用にマーケティングの手法を取り入れたものです。優秀な人材を獲得するために、人材自ら雇用主のために働きたい、つまり入社したいという気持ちを促進させるための活動を言います。

採用マーケティングを強化することで、自社にとって理想的な人材を採用することが可能となります。

採用マーケティングが注目されている理由3つ

採用マーケティングが注目されている理由は3つです。従来の手法では人材が確保できなくなっていること、働き方・給与などの価値観が多様化していること、IT技術の発展で採用手法も多様化していることです。

それでは、この3つについてご紹介します。

1:従来の手法では人材が確保できなくなっている

従来の採用方法は、応募してきた入社希望者から選ぶ方法でした。買い手市場の時にはそれで良かったのですが、労働人口が現象している現在は売り手市場です。つまり、従来の手法で求職者が集まるのを待っていても確保が難しい状況となっているのです。

2:働き方・給与などの価値観が多様化している

一昔前までは、残業はして当たり前の風潮でしたが、働き方改革が謳われて以来、その考え方は過去のものとなりつつあります。

がむしゃらに働いて給与を沢山もらいたいと考える方、プライベートを犠牲にしてまで仕事をして給与をもらいたいと思わない方など価値観が多様化しています。そのため、求職者がどのような考えを持って就職活動をしているのかを知る必要があるのです。

出典:「働き方改革」の目指すもの|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

3:IT技術の発展で採用手法も多様化している

今までは就活や転職サイトを利用して応募するのが一般的でした。しかし、最近ではIT技術の発展により、SNSやイベントを利用したダイレクトリクルーティングの手法使って、求職者に直接アプローチができるようになりました。

労働人口が減少し、待っているだけでは自社が必要としている人材を集めることが難しいため、中間業者を通さず自社採用を強化するマーケティング思考が必要とされているのです。

採用マーケティングを取り入れるメリット4つ

自社が求める優秀な人材の確保には、従来の方法からマーケティング手法を取り入れることが重要であることがお分かりいただけたでしょう。では実際にどのようなメリットがあるのか紹介します。

企業が採用マーケティングを取り入れるメリットは、大きく分けて4つあります。

1:採用コストの削減ができる

採用マーケティングを取り入れるメリットとして、まず、採用コストの削減ができることが挙げられます。従来の採用方法である、求人媒体や紹介会社を利用した採用手法よりも、自社の情報発信媒体を使うことで、金銭面のコストを下げることが可能です。

最初は情報発信の構築にコストはかかりますが、一度構築してしまえば資産として蓄積され、自社採用力の強化につながります。長い目で見れば費用対効果が非常に高まります。

2:社風にマッチする人材を見つけられる

採用マーケティングを取り入れることで、より社風にマッチする人材を見つけることができるでしょう。また、企業から求職者に対して、今までの自社の文化や実績などをより強く訴えることが可能です。

そのため、共感した上で入社することが多くなり、会社への定着率が高いというメリットもあります。

3:企業の認知度を上げることができる

採用マーケティングを導入することによって、企業の認知度を上げることができます。転職潜在層はもちろん新卒者にとっても、よく知らない会社を就職したい会社候補にはしないでしょう。

まず認知度を上げて、多くの人に自社を知ってもらうためには、誰もが簡単に目にすることができる媒体が有効です。その点では、採用マーケティングの導入は、効率の良い方法と言えるでしょう。

4:優秀な人材が集まりやすい

先ほどもご紹介した通り、現在は売り手市場です。つまり、優秀な人材であればあるほど、複数の企業がアプローチする為、獲得はスピード勝負になります。

そうなる前の段階、つまり求職者が応募を考える段階が重要となります。自社がどのような人材が欲しいのかをアピールをする採用マーケティングは、優秀かつ自社にとって必要な人材が集まりやすい状況を作る戦略と言えるでしょう。

採用マーケティングを導入する時のポイント5つ

採用マーケティングの導入を考えた時に、押さえておかなければならないポイントが5つあります。これから導入したいと考えている方はもちろん、すでに取り入れている方も確認として見直してみてください。

1:外部目線で組織づくりに力を入れる

採用マーケティング導入し、自社をブランド化して魅力を高めるための採用ブランディングに力を入れたとしても、内部に入らないと見えない魅力では求職者には伝わりません。

外部目線で、「この企業は素晴らしい。」「こんな企業に入って仕事をしていきたい。」と思える魅力を探す、または組織づくりをすることが重要です。

2:自社を分析する

採用マーケティングを導入する上で、しっかりと自社を分析することが重要です。自社のこれまでの実績や福利厚生、強みなどをまずは把握しましょう。

採用マーケティングは、自社の魅力をまずしっかりと理解し、それを強化した上で発信していくことが大切です。

3:採用活動の効率化を図る

採用マーケティングでは客観的な情報を重視し、ニーズを客観的に把握したり、アンケート調査を行ったりすることもあります。最近では、リサーチ会社や人材派遣会社が、人事や採用に関するアンケート調査などを実施するケースも増えています。

このように情報共有と蓄積をシステム上で行ってしまえば、採用担当者はターゲティングや応募者の評価など、考える作業に特化できます。このように効率化を図るようにしましょう。

4:採用マーケティングの事例を参考にする

採用マーケティングの導入をする際、他社の成功事例を参考するのも良い方法です。何でも1から全てをやろうとすると、とにかく時間ばかり掛かってしまい、その先の磨きの作業に到達するまでにはさらに時間がかかります。

自社でも活用できそうな部分は取り入れてみる、他社の成功事例を参考に、自社独自の方法を構築するという流れで行うと良いでしょう。そうすれば、自社に合った採用マーケティングに磨きをかける作業に時間を費やすことができます。

5:カスタマージャーニー・ファネルの設計

採用マーケティングを導入する上で、マーケティングで使用するカスタマージャーニー・ファネルの設計を理解しておく必要があります。

マーケティングにおいて、顧客が物を買うという行為に至るまでの流れを図に表したもので、カスタマージャーニーは、購買プロセスの移り変わりと見込み顧客の態度変容が入っています。

見込み顧客の態度変容とは、検討度合いの段階を進めるために、どのような態度変容を促すべきか、どのようなアプローチが必要かという情報です。

ファネルとは

ファネルとは日本語で漏斗という意味です。これは、マーケティングにおける考え方で、顧客が商品やサービスを購買するに至るまでの流れを図式化したものです。

この流れは、商品やサービスに対し、顧客が認知をします。興味を持った一部の人がさらに比較・検討します。比較・検討をした結果、さらにその一部の人が購買に至るとされます。これらの流れが先へ進むほど顧客の数が少なくなり先細るためこの名が付けられました。

ファネルを採用活動に当てはめてみましょう。まず求職者が企業を認知します。次に、就職・転職先の候補として興味を持ち、企業サイトなどを調べ始めます。そして数社を比較・検討するという流れとなり、最終的に内定を受諾し社員となることを目標とします。

採用マーケティング時に便利なツール3つ

採用マーケティングを導入する中で、使うと便利なツールをご紹介します。それは、採用管理システム、コンテンツ管理ツール、マーケティングオートメーションの3つです。

これらのツールを活用して、より自社に合った採用マーケティングを構築し有効活用してみてください

1:採用管理システム

採用管理システムとは、企業の採用活動に必要な業務を一元的に管理するためのシステムのことです。これまで求人媒体や人材紹介会社などさまざまな応募経路があるため、作業に多くの時間を割かなければならない状況でした。

しかし、採用管理システムを導入することにより、同一のシステム上で一括管理することができます。メリットとしては、採用活動の効率化、応募者への迅速な対応、応募者情報の共有のしやすさなどが挙げられます。

2:コンテンツ管理ツール

コンテンツ管理ツールとは、ウェブサイトを作成し管理することのできるツールのことです。

採用ページを作成する上では必須のツールですが、コーディングが不要なものが数多く用意されています。その為、専門的な知識がなくても楽にウェブページの追加ができます。

3:マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションとは、文字通りマーケティングを自動化することです。つまり、採用作業を効率化するためのツールです。

まず自社に興味を持つ潜在層の情報を取得、潜在層に適切なタイミングで情報を提供します。その後採用への応募を獲得、応募者を学歴や職歴はもちろん、興味の度合いなどのタグで分類し管理するという流れを自動で行うことが可能です。

採用マーケティングを取り入れて人材を集めよう

採用マーケティングのポイントと便利なツールについてご紹介しました。

採用マーケティングがこれからの採用業務に必要なものであることがお分かりいただけたでしょうか。採用マーケティングは、優秀な人材が自社に就職したいと応募してくる為にはどうしたら良いかを考えること、つまり採用戦略です。

自社が求める人材を集めるために、まずは自社を分析することを手始めに、採用マーケティングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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