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採用コストは内部と外部で構成される。それぞれの概要とポイントとは

その他更新日：2022.12.26

エンジニア採用

採用コストは人材を採用する際にかかる費用のことを指します。
この採用コストは「内部コスト」と「外部コスト」の2つに分けられます。
採用コストを下げるにはこの2つを理解する必要があります。
ここではそれぞれの概要とポイントについてご紹介します。

内部コストの概要

内部コストとは、社内採用業務にかかるコストのことで、主に社員の人件費などです。

・求人広告を出す際の打ち合わせの人件費
・面接や採用担当者の人件費
・電話対応などを行う社員の人件費
・応募者の交通費
・内定者の引っ越し費
・会食費
・ノベルティグッズ費

などが内部コストとして挙げられます。
内部コストを下げたい場合は、内定辞退率を下げることが大切です。
各企業では辞退を防ぐために、内定者との結びつきを強めるさまざまなフォローが行われています。
内部コストの多くを占めるのが人件費ですが、採用担当者が決まっていない場合、時間を正しく把握することが難しい場合もあります。
しかし正しく把握しなければ人件費が算出できません。
どの作業にどれだけの時間を割いたのか、しっかりと記録する仕組みを作っておくことが大切です。

外部コストの概要

外部コストとは、外部に払った費用の合計のことを指します。
・求人広告費
・人材紹介成功報酬
・会社説明会などに使う会場費
・パンフレットなどの印刷、製本費
・内定者専用のSNS費
・内定者の外部研修費
などが挙げられます。
採用代行サービスを利用したときには紹介料やマージン料がかかりますが、それも外部コストとして計上されます。
また外部コストは募集する職種によっても大きく異なります。
特にITエンジニアは求人広告費が高くなる傾向にあります。
外部コストは内部コストに比べ、一つの額が大きいのが特徴です。
そのため採用コストの大部分が外部コストで埋まることも珍しくありません。
特に求人広告費と人材紹介費は額が大きいため、定期的な見直しが必要です。
採用コストを見直したい場合は、まずこの外部コストから見直しましょう。
また自社の社員に知人や友人を紹介してもらう「リファラル採用」という方法もあります。
主に中途採用で使われる方法ですが、これは内部コストが増えるかわりに広告費などの外部コストを丸ごとカットできる方法として注目されています。

両方を管理することで費用対効果が分かる

採用コストは、内部コスト・外部コストのどちらか一つだけでは成り立ちません。
総額でいくら使用したのかだけでなく、それぞれにどれだけ費用がかかったのか記録することで、費用対効果が可視化できるようになります。
もし採用コストの削減を考えている場合は、記録から問題点を見つけて解決していきましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）