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エンジニアのキャリア採用を成功させるコツ8つ｜キャリア採用でできること

エンジニア採用担当向け更新日：2022.07.08

エンジニア採用

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エンジニアのキャリア採用をする前に

IT業界は慢性的な人手不足となっていて、この状況は今後も続くと言われています。そのため、優秀なエンジニアを獲得しようとしても、キャリア採用がなかなかうまくいかないという企業が多くある一方で、キャリア採用に成功している企業もあります。

エンジニアのキャリア採用にはいくつかのコツがあるので、キャリア採用が思うように進まないという場合には、そのコツを把握して採用活動を行ってみましょう。また、キャリア採用についても詳しく知っておくようにしましょう。

キャリア採用とは

キャリア採用とは企業が求めているスキルや知識、経験などを持つ人材を採用することです。スキル、知識、経験があることで即戦力となることが期待できます。

キャリア採用を行う企業は増えています。これまでは1つの企業に長く勤めることが良いこととされていました。しかし、近年では新しい職場環境を求めたり、キャリアアップなどを目的にして転職する人も増えています。

そのため、高い能力を持った人材を確保することが、以前よりも容易に行えるようになったことが背景の1つとしてあります。

他の採用との違い

キャリア採用はスキル、知識、経験などを重視するという特徴はありますが、その内容は中途採用と変わりはありません。しかし、優れた能力を持ったキャリア組を採用することから、中途という言葉は不適切としてキャリア採用という表現が使われています。

また、キャリア採用は即戦力となれる優秀な人材を採用することが目的のため、新卒採用と違ってシーズンが決まっているわけではなく、時期を問わずに採用活動が行われるという特徴もあります。

エンジニアをキャリア採用するメリット3つ

IT業界は慢性的な人手不足となっています。そのため、優秀なエンジニアは業界内でも奪い合いとなるので、なかなかキャリア採用がうまくいかないという企業もあります。

しかし、キャリア採用によってエンジニアを確保することができれば、いろいろなメリットを得ることが可能です。そのメリットを目的にキャリア採用を続ける企業もあります。

エンジニアをキャリア採用するメリット1：人材育成のコストを省ける

新卒採用であったり、未経験者を中途採用したりなどすると、研修が必要となります。しかし、キャリア採用によって採用されたエンジニアはすでに必要なスキルや知識、経験を身につけています。

そのため、最低限の研修をするだけで、すぐに戦力として仕事を始めることが可能です。人材育成コストがかからないので企業にとっては大きなメリットとなります。

エンジニアをキャリア採用するメリット2：採用にかかる期間が短い

キャリア採用は新卒採用と違ってシーズンはありません。そのため、1年を通して採用活動が行われているので、企業側が求めるタイミングで採用活動を進めることができます。

また、新卒採用は1年をかけたスケジュールが組まれることに対して、キャリア採用は企業が求めている条件を満たしていると判断すれば、すぐに採用することも可能なので、採用期間も短くて済みます。

エンジニアをキャリア採用するメリット3：社内への刺激になり得る

エンジニアをキャリア採用する場合は、エンジニアとしての経験を持っている人材を探すことになります。そのため、他社で身につけたスキルや知識を身につけた人材を確保することができます。

他社で身につけたスキルや知識を自社に持ち込んでもらえることで、これまで自社が持っていなかったノウハウも手に入る可能性があり、社内への良い刺激となることもあるでしょう。

エンジニアのキャリア採用を成功させるコツ8つ

エンジニアのキャリア採用はうまくできている企業もあれば、なかなか思うようにキャリア採用ができていないという企業もあります。

キャリア採用には成功させるためのいくつかのコツがあります。なかなか思うようにキャリア採用ができていないという場合には、そのコツを把握するようにしましょう。

エンジニアキャリア採用のコツ1：求める人材をわかりやすく明記する

採用活動を行うということは、その企業には求めている人材像があるということです。エンジニアのキャリア採用を行う場合には、求人情報で具体的な仕事内容や必要なスキル、知識など、求めている人材像を応募者にわかりやすく伝える必要があります。

そうすることで、お互いのミスマッチを防ぐことが可能です。

逆に、求めている人材を明確に伝えることができていなければ、条件が一致しない人が応募してきたり、入社後に思っていたような仕事ではなかったなどのミスマッチを起こしてしまう可能性があります。

エンジニアキャリア採用のコツ2：自社の魅力を売り込む

IT業界は人手不足となっているので、優秀なエンジニアは奪い合いとなります。そのため、ただ待っているだけではキャリア採用を成功させることはできません。

キャリア採用で優秀なエンジニアを確保するためには、求人票やスカウトメールなどを活用し、自社の強みや特徴などの情報を積極的に発信して、その魅力を売り込む必要があります。

魅力がある企業と思ってもらったり、情報を見つけてもらったりなどしないと、応募してもらうこともできません。

エンジニアキャリア採用のコツ3：適切な求人方法を選ぶ

求人募集をかける際には、転職サイトや転職エージェント、転職フェアへの出展など、いろいろな方法があります。

しかし、転職サイトには職種や業界に特化したタイプのものがあったり、転職エージェントは特定の業界に強みを持っていたりなどすることもあります。さらに、転職フェアにはエンジニアが多く集まるとは限りません。

そのため、これらを活用する場合はエンジニアの転職に強みを持ったサイトやエージェントを選んで活用したり、エンジニアの転職に特化したイベントに出展するなど、適切な求人ができるようにしなければ、効率良くエンジニアのキャリア採用を進めることはできません。

エンジニアキャリア採用のコツ4：面接では採用側の知識不足をなくす

エンジニアのキャリア採用を行う際には、エンジニアの経験者が主な応募者となります。そのため、面接では応募者から専門的で高度な内容の質問をされることもあります。

面接ではエンジニアが面接官として参加することもありますが、エンジニアではない採用担当者も最低限の知識は身につけておく必要があります。もし、面接官に知識不足の人が入ると、正しい選考の判断ができなくなる可能性があるので注意が必要です。

エンジニアキャリア採用のコツ5：求職者の意向を知る

エンジニアのキャリア採用を行う場合、その応募者はキャリアアップや新しい職場環境を求めて転職活動を行っている可能性があるでしょう。

そのため、採用側となる企業は応募者が求めている勤務条件やキャリアパスを把握して、その条件を満たすことができるかどうかを答える必要があります。その際に、専門的なエンジニアとしての知識が必要となる質問がされることもあります。

エンジニアキャリア採用のコツ6：内定後の関係作りをおろそかにしない

エンジニアのキャリア採用では内定を出せばその人材が確保できるというわけではありません。IT業界は人手不足で、どの企業も優秀なエンジニアが欲しいと思っています。

そのため、自社が採用したいと思えるような優秀な人材であった場合には、他社からも同じように思われている可能性は高く、優秀なエンジニアほど複数社から内定をもらっている可能性があります。

他社を選んで内定辞退されないようにするためにも、小まめに連絡を取って、関係づくりをおろそかにせず、入社までフォローを続けるようにしましょう。

エンジニアキャリア採用のコツ7：技術面にこだわりすぎない

エンジニアのキャリア採用を行う場合には、基本的に即戦力となる優秀なエンジニアを求めて採用活動が行われます。

しかし、あまり即戦力になれるということを条件にして応募者を絞ってしまうと、即戦力になれる技術はないが、その他の能力が優秀な人材を取りこぼしてしまう可能性があります。

そのため、キャリア採用であっても、技術面だけに着目するのではなく、幅広い採用を検討できるようにしましょう。

エンジニアキャリア採用のコツ8：広い視野で採用を進める

キャリア採用であっても、あまり技術面にこだわりすぎて視野を狭めてしまうような採用活動をしてはいけません。キャリア採用では広い視野を持って採用活動を進める必要があります。

視野を広げることで、企業によっては海外籍のエンジニアもキャリア採用としての選択肢に入ることもあります。海外籍のエンジニアの採用を経験していなければ、ハードルを高く感じることもありますが、技術力の強化には今後必要となる選択肢となってくるでしょう。

キャリア採用の効果的な求人募集の例

キャリア採用では転職活動をしているエンジニアの人たちに自社の魅力を売り込む必要があります。売り込みの方法はいろいろありますが、特に求人情報は多くのエンジニアが見る可能性があるので、その書き方には注意が必要です。

求人では求めている人材の条件や仕事内容、勤務条件などを明確に伝える必要があります。そのため、職種「システムエンジニア」や、業務内容「スマートフォン向けのWebアプリケーション開発」などのようにわかりやすくシンプルに書きましょう。

また、研修体制や、客先常駐か自社内開発か、どのような強みを持ち、取引先の業種にはどのようなものがあるかなど、疑問に思われるであろうことは記載しておく必要があります。

キャリア採用のコツを知ってエンジニアを募集しよう！

IT業界は人手不足であり、優秀な人材を求めて多くの企業が採用活動を行っています。そのため、優秀なエンジニアは奪い合いとなり、なかなか思うようにキャリア採用が進まないという企業もあります。

しかし、キャリア採用にはいくつかのコツがあります。そのコツを把握して採用活動に取り入れ、キャリア採用を成功させましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）