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エンジニアはなぜ転職が多い?エンジニアを採用する為にするべきこと8つ

エンジニア採用 更新日:2022.11.15
エンジニア採用
エンジニアはなぜ転職が多い?エンジニアを採用する為にするべきこと8つ

エンジニア採用とは?

エンジニア採用とは、主にITエンジニアを対象とした採用活動のことを指します。ITエンジニアはシステムエンジニアやプログラマー、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなど、企業が推進するプロジェクトの根幹、企業の将来性にも関わる重要な存在です。

 

今回は、エンジニアはなぜ転職が多いのか、エンジニアを採用する為にするべきことについて紹介します。エンジニア採用を考えている方は参考にしてみてください。

エンジニアの転職が多い理由

エンジニアの転職が多い理由には、エンジニアの絶対数が少なく大手企業が好待遇で雇用する傾向があります。また、エンジニア自身が好条件の場所を見つければ転職していくこともあります。。

 

プログラミング言語などの技術がある程度共通しているので、現場が変わってもこれまでの経験やスキルをそのまま活かせます。職場環境を変えたい場合は気軽に転職できることも、エンジニアの転職が多い背景にあるでしょう。

近年のIT業界・ものづくり業界の動向

エンジニアというとITだけではなく、ものづくり業界で活躍する技術者も含まれます。近年のIT業界・ものづくり業界の動向は、どちらも成長が見込まれていくと予想されています。

 

国内のIT市場は年々高まりを見せ、ものづくり業界でも、製造プロセスや情報分析の全部または一部をAIやIoTに据え置くことでプラス成長していくでしょう。そのため、どちらの業界でも技術専門家たるエンジニア人材は不足している状態です。

エンジニアの採用が困難な4つの原因

ここでは、エンジニアの採用が困難な4つの原因について紹介していきます。優秀なエンジニアを採用するために、問題点を洗い出していきましょう。

 

エンジニアの採用が困難な原因には、雇用条件が合わない・エンジニア不足・現場が求めている人材とのミスマッチ・優秀な人材が転職市場に出てこないケースが多い、などがあります。

エンジニアの採用が困難な原因1:雇用条件が合わない

エンジニアの採用が困難な原因として1つ目は、雇用条件が合わないことです。企業側が優秀なエンジニアを集めることについて理解していないと、雇用条件を優遇せず、周りの企業に条件面で競り負けてしまう可能性が高いでしょう。

 

技術者の場合、技術を売りにしている部分があります。その為、通常の社員と同じような待遇では不満を抱くケースが多くなっているので雇用する際には注意が必要です。

エンジニアの採用が困難な原因2:エンジニア不足

エンジニアの採用が困難な原因として2つ目は、エンジニア不足です。全体数としてエンジニア人材は不足しています。

 

人材の数が足りていない状況でエンジニア需要だけが拡大しているため、そこで優秀なエンジニアの奪い合いが激化するのは当然です。

エンジニアの採用が困難な原因3:現場が求めている人材とのミスマッチ

エンジニアの採用が困難な原因として3つ目は、現場が求めている人材とのミスマッチです。採用担当者がエンジニアではない場合、技術的な話ができず採用でミスマッチが発生するケースは多いです。

 

エンジニアもコミュニケーション能力などは必要になりますが、専門的な知識があってこそ仕事で活かせる職種なため、知識や経験が重要です。的外れの採用にならないよう現場の声を重視しましょう。

エンジニアの採用が困難な原因4:優秀な人材が転職市場に出てこないケースが多い

エンジニアの採用が困難な原因として4つ目は、優秀な人材が転職市場に出てこないケースが多いことです。

 

優秀なエンジニアは大手企業が好条件で雇用しているため、なかなか転職しようと動く人が少ない傾向にあります。エンジニアは引く手あまたという背景もあり、退職後はフリーランスで働くことも多いため、優秀なエンジニアが転職市場に出てくること自体珍しいでしょう。

エンジニアが重視する企業の6つのポイント

次は、エンジニアが重視する企業の6つのポイントについて紹介します。エンジニア側を視点に重要視されている点を理解することが、エンジニア採用に生きてくるでしょう。

 

エンジニアが重視する企業のポイントには、柔軟な働き方ができる・スキルアップができる環境・技術を正当に評価してくれる・組織やチームの作り方・成果や生産性を重視している・企業のビジネスモデルと将来性、などがあります。

エンジニアが重視する企業のポイント1:柔軟な働き方ができる

エンジニアが重視する企業のポイントとして1つ目は、柔軟な働き方ができることです。優秀であるエンジニアほど合理性や効率を重視する傾向があります。

 

日本の特色として、会社の規則だからという理由で勤務場所や時間を縛ったり、副業を禁止したりする企業が多い傾向にありますが、優秀なエンジニアを採用するためにはこの辺りが課題になってくるでしょう。リモートワークやフレックスタイムができる環境は整えておくべきです。

エンジニアが重視する企業のポイント2:スキルアップができる環境

エンジニアが重視する企業のポイントとして2つ目は、スキルアップができる環境です。

 

エンジニアの場合、時代によって新しい技術が登場してくるため常に自発的に学習を続ける必要があります。職場環境としてもスキルアップしていけるかが、エンジニアの応募動機になるでしょう。

エンジニアが重視する企業のポイント3:技術を正当に評価してくれる

エンジニアが重視する企業のポイントとして3つ目は、技術を正当に評価してくれるかという点です。日本は、勤続年数によって一律に賃金があがる年功序列制を採用している企業が多く、技術者の能力を軽視する不安が抱かれています。

 

技術を正当に評価してくれるかどうかはエンジニアにとって重要なポイントになるため、年功序列制を採用している場合、評価制度の見直しを検討する必要があるでしょう。

エンジニアが重視する企業のポイント4:組織・チームの作り方

エンジニアが重視する企業のポイントとして4つ目は、組織・チームの作り方です。エンジニアはチームでプロジェクトに関わっていくので、組織・チームの在り方を重視します。

 

組織・チームの作り方には企業のあり方やビジョンが反映されている部分があるため、この部分が分かりやすく伝わり、共感してもらえるかがエンジニア採用につながるでしょう。

エンジニアが重視する企業のポイント5:成果・生産性を重視している

エンジニアが重視する企業のポイントとして5つ目は、成果・生産性を重視していることです。エンジニアは自身の技術を売りにしていることもあり、優秀な人ほど成果や生産性を重要視します。

 

柔軟ではない働き方を推奨したり、能力主義ではない人事評価でも重なる内容ですが、非効率で理不尽なルールがあるとエンジニアは敬遠します。求人を出す際は成果・生産性を重視していることを積極的に伝えていきましょう。

エンジニアが重視する企業のポイント6:企業のビジネスモデルと将来性

エンジニアが重視する企業のポイントとして6つ目は、企業のビジネスモデルと将来性です。優秀なエンジニアほど、企業の将来性やビジネスモデルについて、在籍することで自分にとって価値があるか、学ぶことはあるかなどを判断します。

優秀なエンジニア採用のための対策8つ

次は、優秀なエンジニア採用のための対策8つについて紹介していきます。人手不足とはいえ、自社に合った人材でなければ良い採用にはならないでしょう。

 

優秀なエンジニア採用のための対策には、ペルソナを設定・ポテンシャルを重視・外国人エンジニアの採用も視野に・募集条件の緩和・自社エンジニアの採用活動参加・エンジニア向けのイベントへ参加・情報を発信・エンジニア目線でインサイトを得る、などがあります。

優秀なエンジニア採用のための対策1:ペルソナを設定する

優秀なエンジニア採用のための対策として1つ目は、ペルソナを設定することです。ペルソナの設定とは、企業が求める詳細な情報が設定されたターゲット像を決めるということです。

 

エンジニアといっても、ペルソナを設定しないことにはどの程度のスキルや経験がある人が良いのか曖昧になりがちです。例えば、年齢は25~37歳、大学卒、システムエンジニア2年以上、Java・C言語使用可能、などです。

優秀なエンジニア採用のための対策2:ポテンシャルを重視した採用を

優秀なエンジニア採用のための対策として2つ目は、ポテンシャルを重視した採用です。好条件を用意できない企業の場合、即戦力になるエンジニアの採用ではなく、将来性を重視した未経験の人材を育成するポテンシャル採用も増えてきています。

 

自社でエンジニアを育てていくという方向にシフトするわけですが、資格取得などを企業側でサポートすると後々優秀なエンジニアに成長してくれる可能性が広がるでしょう。

優秀なエンジニア採用のための対策3:外国人エンジニアの採用も視野に

優秀なエンジニア採用のための対策として3つ目は、外国人エンジニアの採用も視野に入れることです。

 

日本は少子高齢化という背景から労働人口が減少していくことは避けられないでしょう。IT人材の不足について経済産業省の調査では、2030年には約79万人に拡大すると予測されています。

 

採用に関しては、日本人だけではなく、外国人の採用も視野に入れていくことで、エンジニア確保に乗り出していきましょう。

優秀なエンジニア採用のための対策4:募集条件の緩和

優秀なエンジニア採用のための対策として4つ目は、募集条件の緩和です。優秀なエンジニアが欲しいあまり、条件を厳しくしてしまうと誰も応募に来ない可能性があります。

 

実際に理想的なエンジニア像があっても、過剰になりすぎない条件で応募をかけることは大切です。エンジニアは技術を売りにしているため自発的に勉強していきます。今は求めている技術を持っていなくても、ある程度将来性を見据えた募集にしても良いでしょう。

優秀なエンジニア採用のための対策5:自社エンジニアの採用活動参加

優秀なエンジニア採用のための対策として5つ目は、自社エンジニアの採用活動参加です。具体的には、面接では自社エンジニアに同席してもらうと良いでしょう。

 

自社エンジニアの声を採用活動に直接取り入れることで、人事側と現場の意見の相違を防止し、入社後のミスマッチを解消できます。折角採用したエンジニアが、入社後求められていない技術者だったということになれば、早期退職にもつながり、採用活動がマイナスの結果を生むこととなります。

優秀なエンジニア採用のための対策6:エンジニア向けのイベントへ参加

優秀なエンジニア採用のための対策として6つ目は、エンジニア向けのイベントへ参加です。社外でエンジニアとつながりを作るには、企業側から目立った行動を起こす必要があります。

 

イベントに参加することで認知度をアップさせ、応募数上昇にも効果を上げることが可能です。

優秀なエンジニア採用のための対策7:情報を発信する

優秀なエンジニア採用のための対策として7つ目は、情報を発信することです。日頃から自社のイベントや技術情報を発信しておくと、それを見てエンジニア側からアプローチしてくるケースがあります。

 

FacebookやSNSなど多くの人が気軽に見ることが可能な発信ツールを使い、社内の様子をオープンしておくと興味を持ってくれるエンジニアと出会うチャンスになるでしょう。

優秀なエンジニア採用のための対策8:エンジニア目線でインサイトを得る

優秀なエンジニア採用のための対策として8つ目は、エンジニア目線でインサイトを得ることです。採用担当者がエンジニアでなかった場合、現場で求めている人物像との差が発生することがあります。

 

求人票を作成する前に、今働いている自社のエンジニアに入社動機を聞いておきましょう。会社としての魅力を内部から再確認し外に発信することで、エンジニア相手により効果的なアピールができます。

エンジニアを採用するための7つの採用方法

最後に、エンジニアを採用するための7つの採用方法について紹介していきます。それぞれの採用方法に特徴があるので、参考にしてみてください。

 

エンジニアの採用方法には、ハローワーク、人材紹介、求人媒体、縁故採用(リファラル採用)、中途求人サイト、外国人採用ダイレクト・リクルーティング、などがあります。

エンジニアを採用するための方法1:ハローワーク

エンジニアを採用するための方法として1つ目は、ハローワークです。ハローワークは採用コストがかからないという点が大きなメリットです。求職者の誰もが利用可能なため、人の目に触れる機会も多いでしょう。

 

デメリットになるのは、求人票に記載できる情報量には制限があり、希望したターゲット層とはかけ離れた人も応募してくる可能性が高い点です。そのため、スマートな採用活動にはなりにくいでしょう。

エンジニアを採用するための方法2:人材紹介

エンジニアを採用するための方法として2つ目は、人材紹介です。人材紹介を利用すると、求職者と企業の間に人材紹介会社の担当者が入り、両者をマッチングしてくれます。

 

転職エージェントと呼ばれていることが多く、利用するエージェントによって得意とする業界が異なります。成果報酬の人材紹介会社が多く存在する為、採用するまでに費用がかからないことや、希望に合った人材を集められるメリットがあります。

エンジニアを採用するための方法3:求人媒体

エンジニアを採用するための方法として3つ目は、求人媒体です。求人媒体とは、主にWeb媒体と紙媒体があり、企業の求人情報を掲載し、求職者からの応募を集める媒体のことをいいます。

 

Web媒体はリクナビNEXTやマイナビ、タウンワーク、紙媒体は求人情報誌やフリーペーパーなどです。

 

近年Web媒体で求人を探す動きが主流となっていますが、求人の情報数が膨大なため、埋もれて応募につながらないという弱点があります。

エンジニアを採用するための方法4:縁故採用・リファラル採用

エンジニアを採用するための方法として4つ目は、縁故採用・リファラル採用です。縁故採用、リファラル採用はどちらも、自社の社員の紹介を受けて採用選考を行う方法です。

 

エンジニア社員の友人、知人であれば、見知った相手ということもあり、技術面でのミスマッチは発生しにくい利点があります。縁故採用・リファラル採用を採用方法として導入することで、転職潜在層を獲得できる可能性が広がるでしょう。

エンジニアを採用するための方法5:中途求人サイト

エンジニアを採用するための方法として5つ目は、中途求人サイトです。中途求人サイトは、Green・doda・ビスリーチなど転職サイトと呼ばれているもので、ネットで企業情報を掲載し、転職希望者から応募を募る求人媒体です。

 

中途採用なので、技術や経験が十分な人材を採用する可能性が上がり、紙媒体よりも多い情報量を掲載できるメリットがあります。文章以外にも画像などで社風をアピールすることも可能です。

エンジニアを採用するための方法6:外国人採用

エンジニアを採用するための方法として6つ目は、外国人採用です。外国人採用する場合は、専門の人材紹介サービスの利用する方法、もしくは求人広告か自社の採用ページで募集する方法があります。

 

海外在住の外国人エンジニアの採用を検討する場合は、Skypeなどを使用してのWeb面接がおすすめです。Web面接を導入すれば海外にいる求職者側の応募ハードルも下がるでしょう。

エンジニアを採用するための方法7:ダイレクト・リクルーティング

エンジニアを採用するための方法として7つ目は、ダイレクト・リクルーティングです。ダイレクト・リクルーティングとは、企業が直接求職者を探しアプローチしていく方法です。

 

具体的には、企業が求職者に直接スカウトメールを送り、応募してくれるのを待つ流れになります。企業側から採用したい人材を探して声をかけるため、ミスマッチが起こりにくい利点があります。

エンジニアを採用するために現場の状況を把握しよう

エンジニア採用は、エンジニアの絶対数が少ないことから今後も難航していくと予想されています。現状を把握してそれなりの好条件を出していかないと、優秀なエンジニアの獲得は難しいでしょう。

 

条件以外でも自社の魅力が伝わらなければ、働きたいと思ってくれるエンジニアの応募も難しい部分があります。自社に合ったエンジニアを採用するためにも、自社情報の発信、現場の状況把握などを行い、採用のミスマッチを防ぐよう努めましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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