木村さんにインタビュー:インフラ運用管理からエンジニアへ
エンジニアを志したきっかけや仕事内容
現在エンジニアとして活躍する木村さんに、エンジニアを志したきっかけや現在の仕事内容などを、苦労した話を交えながら語っていただきました。将来どのようなことにチャレンジしたいか、またオープンアップITエンジニアでの研修の魅力についても伺いました。
エンジニアを志した理由はなんですか?
高校時代にデザイン系かITエンジニア系に進むかで迷いました。それまでは美術の授業で提出した作品が、市町村や全国で賞を頂いたことが度々あったので、美術系の大学や専門学校も考えました。ですが、就職率を考えてITエンジニアの道を選んだというのが、正直なところです。
前職ではどのような仕事をしていましたか?
私は一貫してお客様常駐の案件に携わってきました。銀行やカード系、生保や商社などの汎用機メインの運用からスタートして、オペレータメンバーからリーダーや請負責任者を務めてきました。データセンターや事業会社のIT部門なので、運用構築や障害対応・顧客折衝・課題管理・変更管理・チームリードなど、インフラ運用管理が多かったです。
普段はどんなお仕事をしていますか?
お客様の社内メールセキュリティ強化を担当する技術チームで、メールセキュリティソリューションであるProofpoint導入の設計構築支援をしています。その中でも主に運用構築の担当です。具体的には、Proofpointの機能や操作を調査・検証して、運用項目に当てはめて手順に落とし込んだり、必要な運用フローやドキュメントの準備をしたりしています。運用に特化した別チームや受け入れ先である海外の運用担当者との連携にも携わっています。
得意な技術面での実績について教えてください
お客様のサーバフルリプレイス時に、それまでは手動で実施していた夜間処理をすべてJA1/AJSで自動化したことがあります。オンライン縮退切替や、バックアップやバッチ処理、メンテナンスのデプロイ処理などの夜間処理のフローを元に、ジョブネットを設計したり構築したりした経験があります。
今までで大変だったこと、難しいと感じたことはありますか?
ある計画メンテナンスのAS400夜間処理で、メンテナンス後のオンライン起動で障害が発生した時の事が今でも記憶に残っています。復旧はその日になんとか完了したのですが、後日の原因究明ではとても苦労しました。そのオンラインは、特定業界の業務に特化した海外製パッケージソフトの一部を使用していたので、仕様非公開の部分が多く、数日に渡って夜間に再現検証を実施したり、お客様と協力したりして、ようやく原因を突き止めました。
普段業務で心がけていることはありますか?
お客様から自分に期待されていることは何かを常に意識することです。ですが、お客様の意に沿う事だけを実行するだけではなく、時にはお客様と議論がヒートアップしてぶつかり合う場面も多々あったように思います。最終的にはお客様のゴールを意識して、必要に応じて自分の考えを示していくバランスは大事だと思っています。
今後どのようなことにチャレンジしたいですか?
少人数チームのリーダー経験はありますが、いずれはプロジェクトマネージャーとしてのマネジメントスキルを磨きたいと思っています。後1つは、可能な業務の幅を広げるために、上流行程の経験をより積んでいきたいと考えています。
オープンアップITエンジニアの研修の魅力について教えてください
AWS研修を受講しました。単なる試験勉強に留まらず、1人に1つずつフル権限を持つアカウントを用意いただけて、実践的なシナリオの課題に沿って設計や構築ができる点は大きいと感じました。通常は3ヶ月の研修ですが、その期間がタイトに感じられるようなボリュームのある内容だと思います。
エンジニアの転職はオープンアップITエンジニアへご相談ください
オープンアップITエンジニアでは、自社プロジェクトとして様々な研修プログラムを用意しています。知識だけではなく、より実践的な内容で実際の業務でも即戦力となるスキルが身につきます。エンジニアの転職は、是非オープンアップITエンジニアへご相談ください。
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