<インタビュー概要>

オープンアップITエンジニア（以下、OPE）では2024年4月に、京都・神戸にそれぞれサテライトオフィスを新設しました。新たに拠点を設けたことで、地元で働きたいというエンジニアのニーズに応えつつ、京都・神戸の顧客企業にも、より密着することができるようになりました。 

今回は、京都サテライトオフィスのセクションマネージャーを務める肥川充さんと神戸サテライトオフィスに在籍している営業セクション・チームマネージャーの坂本知巳さんに、新拠点設立による変化や今後の見通しについてお話を聞いてみました。

<プロフィール>

※登壇者のプロフィールは取材当時のものです。

2024年4月に京都・神戸に新拠点設立。
地元でエンジニアとして働ける環境を実現

OPEでは「地元で働きたい」というエンジニアのニーズが増えています。そのようなニーズに応えるため、2024年4月1日に京都サテライトオフィスと神戸サテライトオフィスを同時に設立しました。京都・神戸で働きたいエンジニアは、東京や大阪に出ることなく、地元での就業が可能になりました。

＜インタビュー：目次> 

• 新拠点設立の理由「地元で働きたいというニーズに応えたい」 
• 地元のエンジニアを求める企業が多いのが関西の特徴
• OPEでは経験がなくても地元でエンジニアとして働ける機会を提供できるのが強み 

新拠点設立の理由「地元で働きたいというニーズに応えたい」 

ー京都・神戸にOPEのサテライトオフィスが設立された理由について教えてください。 

坂本：兵庫の人は皆大阪に働きに出てしまうため、労働人口の流出が非常に多いです。地元の兵庫で働きたいというニーズはあるものの、働く場所がないために外に出てしまっているのが現状です。拠点を作ることで活性化を図り、ニーズのある地域を盛り上げたいというのが理由です。 

　　

ーずっと関西にいるお二人からして、関西を盛り上げたいという思いは強いですか。 

肥川：もちろんです。どこで働きたいと言われても就業先を提供できるようになれば、派遣企業として最上だと考えています。 

新拠点を設立することで京都や神戸で働きたい方が働ける環境と顧客企業が揃えば、OPEで働きたいというエンジニアは自ずと増えていきます。そのような意味で、いろいろなお客様にOPEを知っていただきたいという気持ちがあります。 

　　

坂本：私としてはエンジニア・お客様の満足度を営業として上げたいと考えています。人対人の部分に焦点を当てて満足度を上げていくことが、この神戸サテライトオフィスを通して実践したいことです。そのために、まずは神戸のエンジニアとの交流会を企画しています。 

地元のエンジニアを求める企業が多いのが関西の特徴 

ー京都や神戸在住で、東京に出るか関西に残るかで迷っている方に伝えたいことは何ですか。 

坂本：そのような方には、関西に残ってほしいと強く思います。エンジニアのキャリアを一緒に考え、成長のお手伝いをするのが私たちの役割です。関西は温かいお客様が多く、東京と同様に営業やサポート体制も整っているので、上京しようか悩んでいる方はぜひ関西に残って働いていただきたいです。 

　　

肥川：技術を身に付けるだけなら、仕事がたくさんある東京に行ってもいいと思います。ただ、仕事に働きがいや人間関係も求めるなら関西だと思ってもらえるよう、私たちも尽力しています。今後の人間関係も含め、関西の方が「OPEに入社して良かった」と思ってもらえる自信はあるので、ぜひ就業していただきたいです。 

　　

坂本：私はエンジニアのキャリアを支援できるよう、キャリアコンサルタントの国家資格を取得しました。OPEでも保有者は数人しかいないので、その点も神戸サテライトオフィスの強みの1つです。 

　　

ー関西にも、東京にあるような大きい案件はありますか。 

肥川：関西にも大きい仕事はたくさんあります。関東は募集も多い分、良いエンジニアを採用したいと思っても、なかなか採用できないという企業はたくさんあります。そこで、多くの企業が大阪や福岡で人材を集めようと、地方に拠点を出すようになりました。リモート化も進んでおり、どこにいても自分のスキルに合った仕事ができるような体制を各企業が整えてくださっています。 

　　

坂本：関西では地元のエンジニアを求める企業も多く見られます。地元採用を進めていきたいものの、地元にエンジニアが少ないため採用ができないという課題がお客様側にあります。地元だからこそ、東京では積めない経験を積めることも多く、かえって貴重な経験ができると考えております。 

OPEでは経験がなくても地元でエンジニアとして働ける機会を提供できるのが強み 

ー新拠点ができたことで、エンジニアにどのようなメリットがあるとお考えですか。 

坂本：未経験であっても、ITエンジニアとして働きたい方は地元である京都や神戸で仕事ができることがメリットです。労働人口が少ない地域でIT経験者を探しても見つけるのは難しいため、私たちがお客様にご提案しているのはOPEでの育成を前提とした若手のエンジニアです。だからこそ、経験がなくても地元でエンジニアとして働ける機会を私たちは提供できます。 

　　

ー地元でエンジニアとして働きたい方にメッセージをお願いします。 

坂本：地方では人が集まらないという背景があるからこそ、叶えられる部分は必ずあると考えています。私たちはエンジニアになりたい方に対して経験は問わず、ITに対する熱意や将来性を重視しています。拠点の新設により「地方で働く」という部分をさらに強化していくので、その思いに応えてくれる方にぜひ来ていただきたいです。 

　　

――本日はありがとうございました。