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アウトソーシングサービスを利用する際に知っておきたい2つの契約の種類【エンジニア派遣】

その他 更新日:2022.10.14
エンジニア採用
アウトソーシングサービスを利用する際に知っておきたい2つの契約の種類【エンジニア派遣】

情報サービス産業のアウトソーシングサービスには、「準委任契約」、「請負契約」、「派遣契約」の三種類があります。
このうち派遣契約は、就業先企業の指揮命令者の元、派遣労働者が業務に従事する形態ですが、準委任契約と請負契約については、受託側が作業の指示を含め、作業工程に責任を持つ形態です。
では、準委任契約と請負契約の内容について、詳しくご紹介します。

【アウトソーシングの契約形態1】準委任契約

契約形態の一つに委任契約というものがあります。
委任契約とは、法律に関わる業務を委任する契約のことであり、それ以外の業務を対象とする委任の契約を結ぶ場合は、準委任契約と呼ばれています。
一般社団法人情報サービス協会が発行するガイドラインによると、「準委任とは、発注者が一定の業務の処理を委託し、受託者がこれを承諾して契約の趣旨に従い、善良な管理者の注意をもって当該業務を処理する義務を負うものである」とされています。
準委任契約では、受託側が作業者の管理や作業工程の責任を持ちます。
報酬は、仕事の完成ではなく、一定の業務の提供に対して支払われることになります。
情報サービス産業においては、システムコンサルティングサービス、保守サービス、システム運用サービスなど成果や効果を示しにくい業務に関しては、準委任契約を結ぶケースが多いようです。

【アウトソーシングの契約形態2】請負契約

 

請負契約は、受託者が仕事の完成を約束して発注者と契約を結び、発注者はその仕事の成果に対して報酬を支払うというものです。
請負契約では、受託者は作業工程や作業者の管理だけでなく、作業結果である仕事の完成にも責任を負います。
そのため、報酬は契約で定めた所定の機能、品質を満たす成果物を期限内に完成させ、検収を受けた後に支払われることになります。
万一、完成品に瑕疵があった場合には、受託者側は瑕疵担保責任を負うことになり、発注者には瑕疵修補請求、損害賠償請求の権利が与えられています。
情報サービス産業においては、システム開発など仕事の成果物や完成品がはっきりしている場合に、請負契約を結ぶケースが多くなっています。

アウトソースする内容にあった契約を

アウトソーシングサービスを利用する際には、何をアウトソースするかによって契約方法が変わってきます。
委託する業務の内容に明確な成果を求める場合には請負契約が適しており、成果物の提出ではなく作業工程を委託する場合は準委任契約が適しています。
作業の段階ごとに請負契約と準委任契約を使い分けて契約を結んでいるケースもあります。
契約締結前に委託する業務の内容や工程をはっきりとさせ、目的に合った契約を選ぶことが大切です。

出典元:一般社団法人情報サービス産業協会

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
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・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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