派遣先担当者は必見。「スペシャリスト」を目指すエンジニアの特徴とマインド
2015年に改正された労働者派遣法では、派遣元企業には、派遣社員のキャリア形成に対する支援を行うこと、希望者に対してキャリアカウンセリングを行うこと等を義務付けています。
派遣先企業としても、派遣のエンジニアが目指す主なキャリアパスについては知っておきたいところです。
それでは、エンジニアが目指すキャリアパスの一つ、スペシャリストについてご紹介します。
エンジニアの代表的キャリアパス「スペシャリスト」とは
スペシャリストは、ITスキルを磨いて技術的な専門性を高め、一流の技術を保持したエンジニアのことです。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が定めるITスキル標準(ITSS)では、ITスペシャリストはシステム管理、セキュリティ、データベース、アプリケーション共通基盤、ネットワーク、プラットフォームの6つの専門分野のいずれかにおいてレベル3以上のスキルを有するエンジニアであるとされています。
レベル3とは、要求された作業をすべて単独で遂行でき、プロフェッショナルとなるために必要な応用的知識・技能を有しているレベルであるとされていますが、ITスペシャリストを名乗るための要件は定められていません。
そのため、スペシャリストとしてのスキルやエンジニアとしての能力を証明するために次のような資格を保有していることが多く、派遣のエンジニアの採用時等にはキャリアを把握する上での一つの指標となります。
国家試験では、情報処理安全確保支援士試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、システム監査技術者試験、ITストラテジスト試験等があります。
スペシャリストを目指すエンジニアのマインド
スペシャリストを目指すエンジニアの場合、技術者として現場に立ち、技術を磨いてエンジニアとしてのスキルを突き詰めたいと考える人が多いといえます。
また、日々進化していくIT業界において、新しい技術や情報に常に関心を持ち続けられる意欲も、高い専門性を求められるITスペシャリストとしての素質には重要なことになります。
自社や顧客が要望している事柄を実現するためのシステムを構築する際には、まずどのような機能が望ましいかを定める要件定義の決定をします。
この要件定義の際、ユーザー側が使う機能について必要な要件を機能要件といい、処理速度や反応速度などの性能、拡張性、運用性、セキュリティ等について必要な要件を非機能要件といいます。
非機能要件の決定と実現には、専門的な知識と高い技術が必要となり、ITスペシャリストの専門性とスキルが活かされる仕事の一例となっています。
スペシャリストはエンジニアとして技術を極めていきたい人
スペシャリストとは、その分野の専門家のことであり、特定の職域に深い専門的知識や技術を持つ人のことを指します。
ITスペシャリストは、ITエンジニアとして専門分野の技術や知識の研鑽を積み、その分野での技術者の頂点を目指す心意気を持つような高い志を持ったエンジニアだといえるでしょう。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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