派遣活用を成功に導く。エンジニア採用におけるKPIの設定方法とは
KPIとはKey Performance Indicatorの略で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。これは目標に対する進捗を判断するための基準になり、適切なKPIを導入することで目標達成のためのPDCAを回しやすくなります。そして、KPIは採用活動においても重要です。ここでは、ITエンジニア採用におけるKPIの設定方法についてまとめました。
採用計画のKPIの設定方法
ITエンジニアの採用におけるKPIを設定するときには、以下で説明する3つのポイントを確認するようにしましょう。
数と質のどちらを重視するのかを決める
採用活動の目標は、大きく分けて「できるだけ多くの人材を確保する」と「少人数の優秀な人材を確保する」の2つに分けられます。そして、数を重視するか質を重視するかでKPIの設定方法も変わってきます。
数を重視する場合にまず重要なのは、「面接設定率」です。面接設定率はできるだけ高く設定したいところですが、書類選考の通過率を高くすると途中で離脱する応募者も増えるため、面接設定率が高すぎると達成が難しくなることに注意しましょう。
そして、「面接した人数からみた入社率」も大切です。応募者の話をしっかりと聞いたうえで、入社意識が高まるようにアピールしましょう。
そして質を重視するときにも「面接設定率」はやはり重要です。質重視の場合には書類選考で厳しく審査しているため、面接設定率は9割~10割を目指しましょう。そして、「内定承諾率」も高いのが理想です。優秀なITエンジニアは他の企業からも内定をもらっている可能性が高いため、応募者に選んでもらえるようにしっかりアピールすることが大切だといえます。
外国人採用に対応したKPIを設定する
日本ではITエンジニアの人材不足が深刻であることから、外国人のITエンジニアに目を向ける企業は少なくありません。しかし外国人採用にあたっては、言葉の問題やビザの問題など、日本人を採用するときとは違う問題が生じます。そのため、KPIも外国人採用については別に設定する必要があるといえるでしょう。
状況が変わったら柔軟にKPIの変更を
適切なKPIは、企業で設定している目標や社会情勢など、様々な要素によって左右されます。そのため、同じ企業でも常に適切なKPIが一定だということはありません。状況が変わったときには、速やかにKPIを変更するようにしましょう。
適切なKPIを設定して採用活動の成功につなげよう
IT業界での人材確保は決して簡単ではありませんが、適切なKPIを設定できれば効率的な採用活動ができるため、求める質・人数のITエンジニアを確保できる可能性がぐっと高まります。採用活動を開始する前に、今一度KPIを見直してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者・著者
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・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
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