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エンジニアの主な採用手法と無期雇用派遣を比較：エージェント

その他更新日：2022.12.27

エンジニア採用

企業によるエンジニア獲得競争が激化する中、エージェントを有効活用するケースが増えています。エージェントとは簡単に言えば人材紹介会社のことで、スキルの高いエンジニアをスムーズに採用することが可能です。そこで今回は、エンジニア採用における無期雇用派遣とエージェントを比較してみたいと思います。

人材紹介・エージェントの特徴

エージェントとは、正式には「有料職業紹介事業所」と呼ばれる厚生労働大臣から認可を得た会社のことです。人材紹介会社や、転職エージェントとも呼ばれることもあります。
エージェントのビジネスモデルは、就職・転職希望者がエージェントに登録し、紹介先の企業への入社が確定した場合に手数料が発生するというものになります。

エージェントのメリット

エージェントのメリットは、簡単に言えば企業側が求める人材をスムーズに採用できることです。エージェントはさまざまな企業からエンジニア採用のオファーを受けるため、どんな人材が求められているのか把握しています。したがって、企業側が求めるスキルを持ったエンジニアを採用しやすい点が特徴です。また、企業側が独自で採用活動を行う場合には、HP作成や管理ツールの作成や、書類審査、面接の手間なども発生するため、多額のコストが必要になります。さらに、有能な人材をヘッドハンティングする場合には、人事部にそれなりのノウハウが必要になるため、結果的にエージェントに採用を依頼したほうがコストが安く済むケースもあるのです。

派遣の活用

エンジニア採用の常とう手段である「派遣」ですが、最近特に注目を集めているのが、「無期雇用派遣」です。無期雇用派遣とは、文字通り雇用期間に制限のない派遣社員で、
派遣会社と無期雇用契約を結んでいます。

無期雇用派遣のメリット

無期雇用派遣のメリットは、まず一般的な派遣社員と同じのように業務量の変化に合わせた契約が可能なことでしょう。エージェントを使った採用は、正社員などの直接雇用がほとんどです。いっぽう、無期雇用派遣であれば、繁忙期に人材を増やしたり、逆に閑散期には人材を減らしたりできるメリットがあります。そのため、人材コストのコントロールが非常にしやすいのです。

さらに、長期間働くことを前提に契約しているエンジニアが多いため、エージェントに登録しているエンジニアと同じくらいモチベーションの高い人材が多い点もメリットといえるでしょう。

エージェントは一人当たりの採用コストが割高

今回は、無期雇用派遣とエージェントを比較してみました。エージェントは有能なエンジニアを採用できる可能性が高いのですが、一人当たりの採用コストは割高になります。そのため、長期的目線で検討して利用の判断を下す必要があるでしょう。そのため、無期雇用派遣など別の採用手段と使い分けることで、エンジニア採用コストをうまくコントロールすることが人事部には求められるのです。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）