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派遣エンジニアの給料について|相場についての違いなどもあわせて解説

エンジニア採用担当向け 更新日:2022.11.14
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派遣エンジニアの給料について|相場についての違いなどもあわせて解説

派遣エンジニアの給料について

派遣エンジニアとは、派遣会社から企業に派遣され、派遣先の企業の指示に従って働くITエンジニアのことです。派遣の場合は働く企業と直接契約を結ばず、派遣元の会社と雇用契約を結ぶ仕組みになっています。

派遣会社と派遣先企業の労働者派遣契約は、派遣期間中のみ発生するため、派遣エンジニアの給料体系はそのほとんどが時給制です。

派遣エンジニアの給料の相場の違い5つ

派遣エンジニアの毎月の給与は固定ではなく時給だということが分かりましたが、正社員のエンジニアに比べて、また他の職種に比べて給与は多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?

派遣エンジニアの給料について、地域ごとの時給の差や相場、平均年収など5つの観点からみていきましょう。

1:地域ごとで時給の差が発生する

一言で時給制と言っても、時給はすべての地域で同じではなく、地域差が存在します。これはどの職種でもそうかと思いますが、東京は時給が高く、地方に行けば行くほど時給は安い傾向があります。

地方に行けば生活する費用やかかってくる経費も低い分、最低賃金も下がるからです。

2:時給の相場について

では実際に派遣エンジニアの時給の相場はどうなっているのでしょうか?2021年3月度派遣スタッフ募集時平均時給調査によると、派遣エンジニアの平均時給は2,177円です。

資料によると、ここ3年程のIT技術系人材の時給は2,000円を少し超える金額で推移しています。

出典:2021年3月度派遣スタッフ募集時平均時給調査
参照:https://jbrc.recruit.co.jp/data/pdf/202103_haken_ver2.pdf

3:他の派遣職種との相場を比較する

さて、この派遣エンジニアの時給平均2,177円は他職種の時給と比べて高いのでしょうか?

同じ資料で他業種の平均時給を見ていくと、オフィスワーク系は1,528円、営業・販売・サービス系は1,450円、クリエイティブ系は1,841円、医療介護・教育系は1,474円になっています。このことから、派遣エンジニアの時給は他の業種に比べてかなりよいことが分かります。

出典:2021年3月度派遣スタッフ募集時平均時給調査
参照:https://jbrc.recruit.co.jp/data/pdf/202103_haken_ver2.pdf

4:平均年収について

それでは派遣エンジニアの給料を年収に換算したらどうなるのでしょうか。

1日8時間、1か月に22日間勤務したとして計算すると8時間×22日×12ヶ月×2,177円で4,597,824円になります。長期休みなどを取ったとしても年収は450万円ほどになります。

それほど高くはないかもしれませんが、国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本人の平均給与は441万円なので、日本人の平均年収と同じくらいか、それよりも少し上と考えると悪くない年収といえるでしょう。

出典:平成30年分民間給与実態統計調査結果 国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/min

5:完全未経験からの時給について

もし全く未経験で派遣システムエンジニアになった場合、時給はどのくらいになるのでしょうか。スキルが求められるエンジニアですが、慢性的な人手不足な業界ということもあり、未経験でも募集案件があります。その場合の時給は約1,500円~1,600円のようです。

派遣エンジニアの平均時給2,177円には至らないものの、未経験でも他の職種と同じくらいの給料水準で、スキルアップ次第で時給アップも望める職種といえます。

派遣エンジニアの給料が高い理由

派遣エンジニアの時給は他の職種に比べて高い傾向があるということが分かりました。案件によっては、正社員の年収を超えることも可能といわれています。

では、派遣エンジニアの給料が高い理由はどこにあるのでしょうか?時給が良い理由を見ていきましょう。

労働する時間が長いため

エンジニアの仕事の特徴として、労働時間の長さがあげられます。

派遣エンジニアは給料体系が時給制になっているため、その労働時間の長さが給料を高くしていると考えられます。

時給の単価が高いため

派遣エンジニアの平均時給は2,177円ですが、より専門的な知識が求められるシステムエンジニアやプログラマーは約3,000円~5,000円と高い案件もあります。

他の職種より時給が高い上、スキルアップ次第でさらに時給の単価が上がることもあるので、派遣エンジニアの給料は高いのです。

経験のある派遣エンジニアでは、ボーナスの支給がなくても正社員のエンジニアよりも年収を得ている人もいるでしょう。

出典:2021年3月度派遣スタッフ募集時平均時給調査
参照:https://jbrc.recruit.co.jp/data/pdf/202103_haken_ver2.pdf

新卒でエンジニア派遣になった場合の給料について

日々拡大しているIT業界は人手不足なので新卒で派遣エンジニアとして働くことは可能です。しかし、スキルと即戦力が求められる職種なので未経験で働く場合は、時給1,500~1,600円ほどの案件からになるでしょう。

派遣エンジニアとして働きながら勉強し、専門スキルと豊富な経験を得られれば時給も上がり活躍できる人材になれる職種といえるでしょう。

派遣エンジニアの給料について理解を深める

以上、派遣エンジニアの給料について、相場や年収など解説しました。派遣エンジニアは労働時間が長く、年収をあげるには高いスキルと経験が必要ですが、努力次第で正社員を超える年収を得ることが可能ということが分かりました。

また、様々な派遣先で人脈が広がったり、ライフスタイルに合った働き方ができるなど正社員にはない魅力もあるでしょう。ぜひこの記事で派遣エンジニアの給料について知り、理解を深めてみてください。

 

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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