AWS Secrets Managerとは?サービス概要や料金体系をご紹介!
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


AWS Secrets Manager とは?
AWS のサービスの一つ、AWS Secrets Manager をご存知でしょうか。
AWS Secrets Manager は、アプリケーションや、サービスなどに必要となる、秘匿情報、すなわちシークレットについての保護を支援するAWSのサービスです。
AWS Secrets Manager は、例えばデータベースのパスワードであったり、APIキーや、重要な秘匿情報などを、簡単にローテーションしたり、管理したり、取得したりすることが可能です。
AWS Secrets Manager は、Secrets Manager API を通してデータのやりとりを安全に行うことが可能なので、もうアプリケーション内部に秘匿情報を保持する必要がありません。
また、AWS Secrets Manager は、RDSやRedshift、DocumentDBと連携可能なので、パスワードのローテーションなどをマネージドで行うことができます。
AWS Secrets Manager を利用することで、IAMベースの細かいアクセスコントールを行うことができるので、セキュリティポリシーに容易に準拠することができます。
AWS Secrets Manager の仕組み

{ "host" : "test.com", "port" : "3333", "username" : "admin", "password" : "testPass@ssw0rd!F0r+Th3_Acc0unt", "dbname" : "testdatabase", "engine" : "mysql" }AWS Secrets Manager は、設定したスケジュールでSecretを自動的にローテーションします。 また、Secrets Manager は、Secretのローテーションにおいて以下のデータベースをサポートします。 Secretには、暗号化されたシークレットテキストだけではなく、メタデータ要素も含まれています。 メタデータは、Secretの名前、説明、ARNを含む基本情報、AWS Secrets Manager がSecretの保護テキストを暗号化および復号するために必要な、AWS KMS キーのARN (この情報を指定しない場合は、AWSのアカウントデフォルトAWS KMSキーを使用します) を持ちます。 さらに、キーをローテーションする頻度およびローテーションを実行するために必要なLambda関数に必要な情報も含みます。
- Amazon Aurora
- MySQL
- PostgreSQL
- Oracle
- MariaDB
- Microsoft SQL Server
AWS Secrets Manager の使い方

aws secretsmanager create-secret --name mysecret --description "secret description" --secret-string 1qaz2wsx@!すると、以下のような実行結果になります。
[cloudshell-user@ip-10-1-0-24 ~]$ aws secretsmanager create-secret --name mysecret --description "secret description" --secret-string 1qaz2wsx@! { "ARN": "arn:aws:secretsmanager:us-east-1:123456789012:secret:mysecret-TucTqA", "Name": "mysecret", "VersionId": "eee3169d-12e6-4c75-90c1-65a094aa5e51" }暗号化されたテキスト以外のSecretを取得するには、以下のコマンドを実行します。
aws secretsmanager describe-secret --secret-id mysecretすると、以下のような実行結果になります。
[cloudshell-user@ip-10-0-143-220 ~]$ aws secretsmanager describe-secret --secret-id mysecret { "ARN": "arn:aws:secretsmanager:us-east-1:123456789012:secret:mysecret-TucTqA", "Name": "mysecret", "Description": "secret description", "LastChangedDate": "2020-12-25T12:13:36.218000+00:00", "LastAccessedDate": "2020-12-25T00:00:00+00:00", "VersionIdsToStages": { "eee3169d-12e6-4c75-90c1-65a094aa5e51": [ "AWSCURRENT" ] }, "CreatedDate": "2020-12-25T10:39:27.441000+00:00" }暗号化されたテキストのSecretを取得するには、以下のコマンドを実行します。
aws secretsmanager get-secret-value --secret-id mysecret --version-stage AWSCURRENTすると、以下のような実行結果になります。
[cloudshell-user@ip-10-0-143-220 ~]$ aws secretsmanager get-secret-value --secret-id mysecret --version-stage AWSCURRENT { "ARN": "arn:aws:secretsmanager:us-east-1:123456789012:secret:mysecret-TucTqA", "Name": "mysecret", "VersionId": "eee3169d-12e6-4c75-90c1-65a094aa5e51", "SecretString": "1qaz2wsx@!", "VersionStages": [ "AWSCURRENT" ], "CreatedDate": "2020-12-25T10:39:27.479000+00:00" }
AWS Secrets Manager の料金体系

AWS Secrets Manager ユースケースについて

AWS Secrets Manager まとめ

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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