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今話題の「Salesforce」と「Slack」の連携を徹底解説します

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
今話題の「Salesforce」と「Slack」の連携を徹底解説します

「Slack」とは? Slackは、IT企業を中心に利用されているビジネスコミュニケーションツールです。 エンジニアの皆さんにとっては、日ごろから利用することも多いアプリケーションですが、実はSalesforceエンジニアにとっては欠かすことのできない重要なツールとなっています。 一度Slackの概要についてしっかりと理解しておきましょう。

Slack社の概要

Slack社は、写真共有サービスFlickrなどを生んだスチュワート・バターフィールド氏が立ち上げた会社です。 同氏が経営していたのはゲーム会社であり、そこから偶然SlackとFlickrが生まれたという驚きの経緯もあります。

ビジネスチャットアプリ「Slack」

そんなSlack社が運営するビジネスコミュニケーションアプリ「Slack」は、1,200万以上のDAU(デイリーアクティブユーザー)を誇るツールです。 ビジネス界において、メールに代わる全く新しいコミュニケーション手段として注目されています。

SalesforceによるSlackの買収

今や世界を代表するITベンチャーとなったSlackですが、2020年12月1日、Salesforce社が買収を発表しました。

世界を震撼させた、SalesforceのSlack買収

その買収額は、約277億ドル(日本円で約2.8兆円)です。 世界を震撼させるビジネスニュースとなりました。

SalesforceによるSlack買収、その狙いとは?

Salesforceがこのような巨額での買収を行った狙いは、Salesforce製品の価値を向上させる上で、Slackが理想のパートナーであると考えているからです。 その背景と目的を、もう少し解像度をあげて理解しましょう。

SalesforceがSlackを買収した背景

SalesforceによるSlack買収の背景には、「Salesforce Customer 360」という構想があります。 「ビジネスをあらゆる方向から、全方位的に支援するビジネスプラットフォームを目指す」というビジョンが『Salesforce Customer 360』です。 営業支援のSalesCloud、マーケティング支援のMarketingCloud、コミュニティ形成支援のCommunityCloud…といったように、ビジネスで用いるツールを全てSalesforceのプラットフォーム上で完結させようという計画です。

SalesforceがSlackを買収した目的

つまり、SalesforceがSlackを買収した目的は、Salesforce Customer 360の中の社内コミュニケーションの要素を、Slackで果たそうとしているということです。 今回の買収によって、Salesforce製品のコミュニケーション部門を大幅に強化し、Salesforce社の競合であるMicrosoft社のTeamsに対抗していく狙いがあるといわれています。

「Salesforce × Slack連携」の必要性

よって、今後Salesforce社製品とSlackの連携は大幅に強化されていくため、Salesforceエンジニアにとっては欠かせないスキルとなります。 SalesforceとSlackによって、「何ができるのか」「どうすれば連携できるのか」を正しく正確に理解していく必要があるといえるでしょう。

「Salesforce × Slack連携」によってできること

「Salesforce × Slack」連携によってできることには、以下のようなものがあります。 ・Slack上で、Salesforceのレコードを検索・共有する ・Slack上で、Salesforceのレコード更新を通知する ・Slack上のメッセージを、Salesforceレコードに反映する

Slack上で、Salesforceのレコードを検索・共有する

Slackのチャット画面から、Salesforceの標準オブジェクトのデータを検索し、共有することができるという機能です。 ・アカウント ・ケース ・Contact ・責任者 ・商談 ・タスク 以上6種類の標準オブジェクトの値をSalesforceから呼び出すことができます。

Slack上で、Salesforceのレコード更新を通知する

Salesforce上でのレコード更新があった際に、Slackの任意のチャンネル上に通知を飛ばすことができる機能です。 この機能によって、Salesforceレコードが各営業マンに割り振られた際、瞬時にSlackにアラートを飛ばすことができるので、非常に便利な機能です。 Salesforceエンジニアとしてこちらの機能をしっかりと理解し、実装することで会社に大きな生産性向上をもたらすことができます。

Slack上のメッセージを、Salesforceレコードに反映する

こちらの機能は上記とは逆に、Slack上でのやり取りを、Salesforceのレコードへと反映することができる機能です。 営業マンが上司やチームに対し、営業結果や訪問結果をSlack上で報告するようなオペレーションになっている場合は、その報告メッセージが自動でSalsforceへと連携されるため、再度同じ内容をSalesforce上で入力する必要がなくなるという非常に便利な機能です。 こちらも忘れずにきちんと把握しておきましょう。

「Salesforce × Slack連携」の方法

これらのSalesforceとSlackの連携機能の利用は、なんとノーコードでの開発が可能です。 具体的には、 1.Slackアプリをインストールする 2.Salesforceアプリをインストールする 3.アカウントを接続する 上記3つの手順さえ踏めば、誰でもノーコードで設定が可能です。 標準オブジェクト以外のカスタムオブジェクトから値を参照したい場合など、特別な場合のみコードでの対応が必要となるため、エンジニアの皆さんはそのような依頼が届いた際に都度対応方法を検討するようにしましょう。

SalesforceとSlackは必ず連携させよう

Slackは、今後確実にSalesforce社の中核製品になります。 Salesforceエンジニアとして、その連携のメリットや方法は把握しておくようにましょう。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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