AWSインスタンスを停止する方法とは?インスタンスの概要や種類を紹介!
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


インスタンスとは
「なんとなく使っているけれども、インスタンスへの理解は曖昧」といった方のために、インスタンスについて説明します。
インスタンスとは、一言で説明するとAWSのクラウドの中にある仮想サーバを指します。AMIからインスタンスを起動します。
この辺りは実際にすでに作成されているので、すでにご存じの方も多いでしょう。このインスタンスの中でも、ルートデバイスタイプがebs(Amazon EBS-Backed インスタンス) のみが停止できます。
instance store (Instance store-Backed インスタンス)については停止することはできないため、注意してください。
この後の章ではインスタンスを停止するとどうなるのか、停止までの手順、注意点などをまとめました。インスタンス停止は重要な手順ですので、間違えないように注意して作業してください。
デバイスの判別方法について
では次に、デバイスの判別方法について紹介します。 はじめに、Amazon EC2 コンソールを開きましょう。次にナビゲーションから[AMI]をクリックし、「AMI」を選択します。次に「詳細」タブで 「ルートデバイスタイプ」の情報を見ましょう。 これが「ebs」と表示されている場合は「Amazon EBS-Backed AMI」で、「instance store」と表示されていれば 「Instance store-Backed」インスタンスとなります。 先述したように、Amazon EBS-Backed AMIでしかインスタンスは停止できませんので、自分のインスタンスがどちらのインスタンスなのか、しっかり把握してから次停止の手順を踏みましょう。インスタンスを停止するとどうなるか

インスタンスの状態の違いについて
インスタンスには「再起動」、「停止」、「休止」、「削除」の状態があります。インスタンスを停止する前にそれぞれの違いを理解しておきましょう。 種類によって状態が変わるので、詳細については公式サイトで自分の状態を比較してください。今回は、ホストコンピュータの例で各状態によってどうなるのか説明します。 再起動では、インスタンスは同じホストコンピュータで保持されます。 停止では、インスタンスは新しいホストコンピュータに移動します。休止の状態のときも、インスタンスは新しいホストコンピュータに移動します。終了の際は、インスタンスは「なし」となります。 オペレーティングシステムのシャットダウンコマンドを実行して、instance store-backedインスタンスを停止できます。また、コマンドの制御によって Amazon EBS-backed インスタンスが停止なのか終了なのか選択できます。AWSインスタンスを停止する方法

コンソールを使用する方法について
前提としてバックアップを取っているものとして話を進めますが、まだデータを保存していない方は、永続的ストレージにデータを保存しましょう。永続的ストレージとは、例えばAmazon EBS や Amazon S3 などです。 次に、ナビゲーションペインで「インスタンス」を選択してください。 次に、「インスタンスの状態」を選択したら「インスタンスの停止」をクリックしてください。もしこの「インスタンスを停止」が出てこない場合は、すでにインスタンスが停止しているか、停止できないインスタンスを使用しているという意味ですので注意してください。 最後に「stop(停止)」ボタンをクリックしたら停止します。反対に開始したくなった場合は、先ほどと同様にインスタンスの状態からインスタンスの開始を選択しましょう。 以上が、コンソール画面でのインスタンス停止の手順です。コマンドラインを使用する方法について
次に、インスタンス停止方法の中のコマンドラインの使用方法について紹介します。 コマンドラインの使用では、AWS CLI か、AWS Tools for Windows PowerShellのいずれかを使用できます。 コマンドはCLI の場合は「stop-instances 」「 start-instances 」、AWS Tools for Windows PowerShellの場合は「Stop-EC2Instance 」「 Start-EC2Instance」を使用してインスタンスを停止します。 また、コマンドラインインターフェースについて詳しく知りたい方は、AWSの公式サイトに掲載されていますので、そちらを参考にしてください。 次では、AWSインスタンス停止でよくあるトラブルと対処法について説明します。もし、手順を進める中で何かうまくいかないことがありましたら、次を参考にしてください。AWSインスタンス停止でよくあるトラブルと対処法について

注意しながらインスタンス停止しよう

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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