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AWSでサーバーOSを設定する手順とは?おすすめのOSも紹介

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
AWSでサーバーOSを設定する手順とは?おすすめのOSも紹介

AWSでおすすめのOSとは


AWSのサービスを利用してWebサーバーを構築するなら、OS選択はかなり重要です。

なおAWSのAmazon EC2でサーバーを設定するなら、定番のAmazon Linuxを始めメジャーなLinux OSが揃っており、さらにWindows Serverも選択できます。では、どのOSを選べばいいでしょうか。

もしAWSでLinux OSを使いたいと考えているのなら、Amazon Linuxを選択されてはいかがでしょうか。次から、AWSでの利用に適したAmazon Linuxの概要について紹介します。

Amazon LinuxとはどんなOS?

Amazon LinuxはAWSがAmazon EC2専用に提供しているLinux OSです。Amazon EC2で安定して動作するように調整されており、同時に高性能な実行環境を提供するOSです。

また、AWSの各種サービスと密接に統合するためのパッケージが含まれているので、AWSでサービスを構築するの適したLinux OSと言えるでしょう。

なお、Amazon LinuxのベースはRedHat系のLinuxディストリビューションであり、CentOSやRed Hat Enterprize Linuxと同じ管理コマンドが使える点も特徴です。

Amazon Linuxのメリットとは

Amazon Linuxは、AWSが提供している多くのメリットがあるLinux OSです。

Amazon Linuxのメリットとしてまず紹介したいメリットは、セキュリティアップデートとバグ修正を5年間提供する長期サポートが付属している点です。オープンソースのLinux OSと違い、安心して使い続けられます。

そしてオープンソースのLinux OSと同じくOS自体は無料で利用できる点もメリットです。またAmazon Machine Image(AMI)で提供されるのでインストールも手間がかかりません。

もちろん他のOSも選択可能

これまで紹介したようにAWSでLinux OSを利用するならAmazon Linuxがおすすめです。しかし事情により他のLinux OSやWindows Serverを利用するケースもあるでしょう。

そのような場合でもAmazon EC2では、CentOS、Debian、Windows Server2012などを設定が簡単なAmazon Machine Image(AMI)で提供しています。さらにAWS marketpraceを利用すればRHELなどの有償のLinux OSも利用可能です。

とはいえOSの指定が無い場合は、ぜひAmazon Linuxを検討してください。

AWSでサーバーOSを設定するには


AWSでサーバーを設定するなら無料で使えてサポート期間も長いAmazon Linuxがおすすめです。とはいえ、レンタルサーバーにOSをインストールするのは難しいと感じている方もいるでしょう。

Amazon EC2ではAmazon Machine Image(AMI)でOSを提供しており、この仕組みを利用することで簡単にOSをインストールできます。

次からAmazon EC2を利用されたことのない方のために、Amazon Linuxを設定する方法を紹介します。

AWSマネジメントコンソールを使う

AWSマネジメントコンソールは、WebブラウザからアクセスするAWSを管理するためのWebページです。AWSの各種サービスを利用したり、稼働しているサービスの状態のチェックなどに使用されます。

そして、 今回紹介しているAmazon Linuxを利用するために、最初にアクセスする仕組みがこのAWSマネジメントコンソールです。

まずはAWSマネジメントコンソールにログインしてください。AWSには多くのサービスがありますがコンピューティングにEC2があるのでこれをクリックします。EC2コンソールに画面が切り替わります。

EC2コンソールにはインストール可能なOSの一覧が表示されるので、その中からAmazon Linuxを選んでください。

EC2コンソールでOSを選ぶ

今回紹介しているAmazon Linuxを設定するには、先ほど紹介したEC2コンソールで「インスタンスを起動」を選択します。なお、インスタンスとはAWSクラウドにある仮想サーバーのことです。

インスタンスできるOSはAmazonマシンイメージ(AMI)として用意されており、簡単な設定ですぐにインストールが完了します。

利用する前にOSの更新を

先ほど説明したEC2コンソールを利用しAmazon Linuxをインスタンスできたらさっそく接続してください。ただしAmazonマシンイメージで提供されるOSが最新とは限りません。OSを構成する各パッケージの更新が必要です。まずは更新コマンドを実行してください。

なおAmazon LinuxはRed Hat系のLinux OSのため、yumコマンドで簡単にOSの更新が可能です。そしてOSが最新状態になったらアプリケーションの実行に必要なパッケージをインストールし、サービスのリリースに必要な設定を実施してください。

AWSで有償OSを利用するには


先ほどOS自体を無料で使えるAmazon Linuxの設定方法を紹介しましたが、AWSで利用できるのは無料で使えるOSだけではありません。RHELやWindows Serverなどの有償のOSも利用できます。

支払いはAWS Marketplaceで

AWSでWindows ServerやRed Hat Enterprise Linuxなどの有償のOSを利用する場合、AWSの利用料にそのOSの使用料を含めてAWS Marketplace払うことが可能です。

新規のライセンスをAWS経由で購入できるほか、既に持っているライセンスをAWSで利用するように設定できます。

例えばMicrosoft製のライセンスは、Microsoftのソフトウェアアシュアランスによるライセンスモビリティを使用することで、既に持っているライセンスをAWSに移せます。

もし、Amazon EC2で利用するOSにWindows Serverを選択する場合、ライセンスの移動も検討してください。

AWSならOSなしでサービスが作れる


AWSにはAmazon Lambdaを利用すればサーバーOSを構築することなくWebサービスを構築できます。OSを管理できるメンバーがいない開発チームにとっては有望な選択肢ではないでしょうか。

次からAmazon Lambdaが提供するサーバーレスの仕組みと、それを利用したシステム構築のメリットとデメリットについて紹介します。

Amazon Lambdaのサーバーレスとは何か

Amazon Lambdaの提供するサーバーレスとは、プログラムコードをAWSのストレージに置いておけば、そのファイルをAWSで管理しているクラウド内のサーバーが実行してくれるサービスです。

先ほど紹介したAmazon LinuxのようなサーバーOSを用意することなく、Webサービスを構築できるサービスとして注目を集めています。

サーバーレスのメリットとデメリット

サーバーレスのメリットとして真っ先に挙げられることは、OSを管理する必要が無い点です。先ほど紹介したAmazon Linuxを設定したら、サービスを提供する限りそのサーバーを管理しなければなりません。

さらに、アクアス数が増えたらサーバーを増設したり、冗長化した構成への入れ替えが必要になる可能性もあります。

その点Amazon Lambdaのサーバーレスを利用すれば、サーバーOSの管理の仕事から解放されます。そしてアクセス数に応じて自動でリソースを拡張してくれるので、サーバー構成の見直しも必要ありません。

ただし、サーバーレスにはデメリットもあります。よく言われるデメリットがAWSのサーバーレス向けサービスしか利用できなくなる点です。

そのためAWSのサービスを理解している方がいないとWebシステムを開発できません。さらにモニタリングなどの管理でもAWSのサービスを利用することから、チームメンバーにAWSに精通したエンジニアが必要です。

このようにAWSのサーバーレスはメリットもデメリットもあります。AWSでサービスする仕組みを開発するのであれば、チームのスキルに応じて検討しましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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