AWSのパスワード変更についてご紹介!紛失時の対処法も解説します
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


AWSとは?
AWSとは、Amazon Web Serviceの略で、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。クラウドコンピューティングサービスとは、インターネット経由でITインフラを提供するサービスのことです。
日本のIT業界では、ITインフラの自社運用型のオンプレミスから、クラウドサービスへの移行が進んでいます。AWSは、ITインフラの構築やセキュリティ対策などを全てAmazonに任せられるため、必要なときにすぐ利用できる手軽さもあるサービスです。
クラウドサービスには、Microsoft AzureやGoogle Cloud Platformなど、数多くあります。その中でも、AWSは世界中で高いシェア率を獲得しています。これから、日本はクラウドサービスへの移行を進めていく中、AWSは高いシェア率を維持していくでしょう。
AWSルートユーザーとは?
AWSのルートユーザーとは、初めて作成するAWSアカウントで、すべてのAWSサービスにアクセス権限を持つユーザーのことです。 ルートユーザーは、AWSアカウントの作成に使用したEメールアドレスとパスワードを使用してログインできます。AWSアカウントのルートユーザーのみ許可されている特定の操作や設定があります。 例えば、AWSアカウントの解約ができるのはAWSアカウントのルートユーザーに限られています。AWSのIAMとは?

AWSアカウントのルートユーザーしかできないことは?

AWSルートユーザーのパスワード変更するためには?

IAMユーザーのパスワード変更するためには?
IAMユーザーのパスワード変更は、IAMコンソールからできます。ただし、ルートユーザーによって、IAMコンソールからパスワード変更を許可されている必要があります。 まず、IAMユーザーのパスワード変更するためには、IAMコンソールの右上のユーザー名から「マイセキュリティ認証情報」を選択します。次に、認証情報から「パスワードの変更」を選択し、現在のパスワードと、新しいパスワードを入力します。 最後に「パスワードの変更」をクリックします。 もし、パスワードの有効期限を90日に設定していれば、新しくパスワード変更してから90日を超えたIAMユーザーはパスワードを失効します。次回AWSへサインインするときには、先にパスワード変更する必要があります。IAMユーザーのパスワードを忘れた場合はどうする?
IAMユーザーのパスワードを忘れた場合は、ルートユーザーから、またはアカウント管理者から、AWSへログインに必要な認証情報をもらえます。 また、AWS公式サイトのお問い合わせページにある「AWSアカウントにログインできません」を選択し、「パスワードを忘れた場合」の「AWSパスワードを再登録する」からパスワード変更することもできます。 このAWS公式サイトのお問い合わせページでは、「アカウント情報を忘れた場合」や「アカウントが停止している場合」、そして「MFAデバイスが利用できなくなった場合」も対応してくれます。IAMユーザーにパスワード変更する権限がないときは?
IAMユーザーに、パスワード変更する権限を付与する2つの方法があります。AWSでは、IAMユーザーが、強固なパスワードの作成を求めるカスタムパスワードポリシーの設定を勧めています。 1つ目は、全てのIAMユーザーが自分のパスワードを変更できるようにすることで、2つ目は、選択したIAMユーザーのみがパスワード変更を可能にすることです。 この記事では、1つ目の全てのIAMユーザーが自分のパスワードを変更できるようにする方法を紹介します。全てのIAMユーザーがパスワード変更できるようにする
IAMコンソールのアカウント設定から、全てのIAMユーザーがパスワード変更できるようにします。 IAMコンソールの左メニューから「アカウント設定」を開きます。パスワードポリシーの「パスワードポリシーを変更する」を選択します。次に「ユーザーにパスワードの変更を許可する」にチェックを入れて「変更の保存」をクリックすると完了します。 この項目では、例えば、「1文字以上のアルファベット大文字(A~Z)を必要とする」、「パスワードの再利用を禁止する」「パスワードの有効期限を有効にする」などの設定も可能です。より強固なパスワードを求めたい場合に複数項目にチェックを入れて設定します。定期的にAWSアカウントのパスワード変更しよう!

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
最新の投稿
- 2024-12-27営業インタビュー情報共有の活性化の中心に。SP企画部の新たな取り組み
- 2024-07-01営業インタビュー最短で当日にご提案可能。 OPE営業の対応が早い3つの理由
- 2024-07-01営業インタビュー研修見学ツアーが高評価!「お客様のOPEに対する期待を高め、継続に貢献できればと思います。」
- 2024-07-01営業インタビュー信頼関係を構築し、エンジニアの長期就業へ
ITエンジニアの派遣を利用したい企業様へ

- 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
- すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
こんな悩みをお持ちの採用・人事担当者の方は、
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
当社のITエンジニア派遣サービスは
- 派遣スピードが速い!(最短即日)
- 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
- 正社員雇用も可能
こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。