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Salesforceのキャンペーンとは?使い方や知っておきたい設定4つを紹介

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
Salesforceのキャンペーンとは?使い方や知っておきたい設定4つを紹介

Salesforceのキャンペーンってどんな機能? 「キャンペーン」という言葉から、「マーケティング」を関連付ける方が多いのではないでしょうか。 Salesforceのキャンペーンとは、マーケティング活動を施策別に管理する機能です。マーケティング活動には、セミナー・会議・展示会・ダイレクトメール等のリード生成を目的としたものと、看板・ラジオ広告・印刷広告等のブランド構築を目的としたものがあります。

Salesforceのキャンペーンでできること

Salesforceのキャンペーンでできることは、大きく分けて、マーケティング活動の分析と、マーケティング活動の追跡があります。 マーケティング活動の分析を行うと、セミナーや展示会への投資が有効に活用されているかを分析できます。また、マーケティング活動の追跡を行うと、オンライン登録の会議及びWebセミナー等の各チャンネル毎に、レスポンスを追跡することも可能です。

Salesforceのキャンペーンが役立つ場面

Salesforceのキャンペーンが役立つ場面としては、キャンペーンメンバー状況のカスタマイズ、キャンペーンの統計情報の分析、エンゲージメントヒストリーの使用を挙げることができます。 続いて、各事例の説明をしましょう。キャンペーンメンバー状況のカスタマイズは、例えば会議キャンペーンを作成した場合、招待済み、登録済み、出席状況を追跡できます。 次に、キャンペーンの統計情報の分析は、各キャンペーンを分類及び分析し、効果的なキャンペーンの種別を比較して、レポートを作成することが可能です。このレポートでは、キャンペーンのパフォーマンスを投資収益率(ROI)と平均コストで計算し、値を出します。 最後に、エンゲージメントヒストリーの使用は、キャンペーンの使用によって、各マーケティング活動への顧客の好感度を確認するためのエンゲージメントデータを追跡することが可能です。

Salesforceのキャンペーンの使い方4つ

実際にSalesforceのキャンペーンの使い方を説明していきます。以下のキャンペーンオブジェクトに従って、設定を行いましょう。

Salesforceのキャンペーンの使い方1:キャンペーンレコードを作成する

まずはキャンペーンレコードの新規作成方法です。 [設定]にある[クイック検索]ボックスに「ユーザ」と入力します。次に[ユーザ]をクリック後、該当の自分のユーザ名をクリックします。ユーザプロファイルで[マーケティングユーザ]チェックボックスを探し、オプションが選択されているかどうかを確認します。 このチェックボックスが選択されていない場合、レコードを編集し、[マーケティングユーザ]チェックボックスを選択する必要があります。アクセス権のない場合は、作成できないことになります。

Salesforceのキャンペーンの使い方2:キャンペーンメンバーを追加する

キャンペーンメンバーの追加方法ですが、様々な方法が沢山あります。主なメンバー追加方法を、順番に見ていきましょう。 まずは、キャンペーンページへの個々のリード、取引先責任者、個人取引先の追加です。取引先別の詳細ページにて、[キャンペーン履歴]関連リストに移動し、[キャンペーンに追加]をクリックします。次にキャンペーンを指定します。 [キャンペーンメンバーの編集]ページにて、キャンペーンメンバーの状況を指定し、作業を保存します。ちなみにメンバーの状況は、[メール送信]と[レスポンスあり]となります。メンバーの状況をカスタマイズするには、[高度な設定]が必要です。 次に、[メンバーの管理]を使用した場合のキャンペーンメンバーの追加です。最初にキャンペーンレコードにある[メンバーの管理]をクリックし、[キャンペーンメンバー]関連リストから[メンバーの追加 – 検索]を選択します。 次に[メンバーの追加]サブタブにて、[リード]または[取引先責任者]ラジオボタンを選択し、リードまたは取引先責任者を追加できます。続いて、キャンペーンページから取引先別にメンバーを追加します。 [キャンペーンメンバー]関連リストから[取引先責任者の追加]をクリックし、取引先名を検索します。追加するメンバーを選択し、[登録]をクリックします。[キャンペーンメンバー]関連リストから、キャンペーンメンバーを削除することもできます。 更に、キャンペンメンバーの取引先ページからの追加です。取引先の詳細ページから、[先責任者]関連リストに移動し、該当取引先責任者をキャンペーンメンバーとして追加します。 [キャンペーンに追加]を選択します。キャンペーンを指定し、キャンペーンメンバーの状況を指定したら、[登録]をクリックします。 続いて、リードおよび複数の取引先責任者のキャンペーンへの追加です。[キャンペーンメンバー]関連リストから、[リードの追加]または[取引先責任者の追加]をクリックします。該当者を選択し、追加されたメンバーのメンバー状況を選択します。 適用の有無を確認した後、[送信]をクリックします。更に、複数のメンバーをリストビューからキャンペーンに追加できます。リストビューから追加するレコードを選択し、[キャンペーンに追加]をクリックします。 次に、標準レポートおよびカスタムレポートからキャンペーンメンあるいはバーを追加します。レポートから[キャンペーンに追加]をクリックすることで、登録できます。 続いて、キャンペーンメンバーのインポートです。データインポートウィザードを使用することで、指定されているマーケティングユーザは、CSV(カンマ区切り値)ファイルを元に、取引先責任者、リード、または個人取引先をインポートします。 キャンペーンの各フェーズでのレスポンスを追跡できます。データを Salesforce にインポートする際には、既存のソフトウェアを使用し、データのエクスポートファイルを作成します。 最後に、SalesforceのキャンペーンとMarketoのプログラムを同期させることで、両方のシステムのメンバー及びメンバーステータスの整合性をとり、それぞれのリード管理、収益サイクル分析、レポート機能を活用できます。

Salesforceのキャンペーンの使い方3:階層の設定

階層は、特定のマーケティング施策キャンペーンのグループなど、キャンペーン間のリレーションを表します。階層を設定することで、関連キャンペーンの健全性を分析およびレポートできます。 参照関係を使用し、キャンペーンを関連付けることで、特定のマーケティングプログラムやマーケティング活動でキャンペーンのグループ化が可能です。 キャンペーン階層を設定するためには、[親キャンペーン]項目をキャンペーンページレイアウトに追加し、キャンペーン階層統計項目を有効にします。 Salesforceの各項目を表示すると、[キャンペーン階層]関連リストの[階層内合計]セクションに項目の値が表示されます。 キャンペーン階層が設定されると、ユーザは、[親キャンペーン]を使用して、該当階層の詳細情報を参照できます。 キャンペーン階層統計項目は、当該階層内の個々のキャンペーンの参照権限に関わらず、データを集計して表示します。

Salesforceのキャンペーンの使い方4:キャンペーンと商談を関連付ける

キャンペーンと商談を関連付ける方法には、自動関連付けと、手動関連付けの2通りがあります。 自動関連付けとは、リードからキャンペーンメンバーへ登録された場合、取引開始への変更により、関連キャンペーンが自動的に商談の「主キャンペーンソース」に設定されることになります。 手動関連付けとは、コンタクトの状態からキャンペーンメンバーに登録された場合、「主キャンペーンソース」へと手動で入力する必要が出てきます。また、キャンペーンから影響を受ける商談の詳細ページで、キャンペーンのリストを直接管理することもできます。

キャンペーンで他に設定しておきたい4つの項目

上記の他にも、ぜひ設定をしておきたい項目が4つあります。 まずは、事前設定から始めましょう。

キャンペーンで他に設定しておきたい項目1:事前設定

事前設定の項目としては、「親キャンペーン」、「キャンペーンの予算」、「期待されるレスポンス」、「キャンペーンの期待収益」があります。 最初に、「親キャンペーン」では、キャンペーンに親子関係がある場合には、親キャンペーンを設定できます。次に、「キャンペーンの予算」とは、施策に対するマーケティングの予算です。 続いて、「期待されるレスポンス」とは、設定した任意のアクションが行われる率を表します。最後に、「キャンペーンの期待収益」とは、実施したマーケティング施策で得られると想定される金額になります。

キャンペーンで他に設定しておきたい項目2:キャンペーンインフルエンス

キャンペーンインフルエンスとは、成功のパーセントを影響力のあるキャンペーンに割り当てるツールです。カスタマイズの可能なバージョンでは、マーケティング活動に影響度をより柔軟に割り当てることが可能です。 商談のキャンペーンインフルエンス関連リストが利用できない場合、[キャンペーンインフルエンス]を有効化し、ユーザの詳細ページへアクセスする必要があります。 [権限セットライセンスの割り当て]関連リストへスクロールし、CRM UserまたはSales Userライセンスのいずれかを選択し、ユーザへ割り当てます。

キャンペーンで他に設定しておきたい項目3:自動関連付け

自動関連付けとは、影響のあるキャンペーンが商談に自動的に追加されるように設定することです。手順は次の通りです。 最初に、[設定]から、[クイック検索]ボックスに「キャンペーンの影響」と入力し、[キャンペーンインフルエンス]を選択します。次に[有効化]を選択し、[保存]をクリックします。

キャンペーンで他に設定しておきたい項目4:Pardotとの連携

PardotキャンペーンとSalesforceキャンペーンを接続することにより、時間の節約、乱雑さの軽減及び価値あるクロスプロダクト機能へのアクセスが可能になります。 最初に、[Pardotキャンペーン]ページを開き、Pardotで[マーケティング]及び[キャンペーン]を選択します。Lightningアプリケーションで [Pardotキャンペーン]を選択します。 次に、[接続されていないキャンペーン]ビューを選択し、接続する Pardotキャンペーンの[CRMキャンペーンに接続]をクリックします。最後に関連付けられているSalesforceキャンペーンを選択します。

Salesforceのキャンペーンについて知ろう

ダイレクトメール、セミナー、印刷広告、メール、またはその他のマーケティング資料を使用する外部向けマーケティングキャンペーンを管理できる、Salesforceのキャンペーン機能についての情報を紹介してきました。 ビジネスプロセスを促進するためには、一括メール送信を活用することで、効果が上がります。キャンペーンを分析しやすいように階層を整理して、何が会社の売上増加にベストな効果があるかを確認するため、効率よく活用しましょう。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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