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Salesforceメンテナンス時におけるReadonlyとは?

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
Salesforceメンテナンス時におけるReadonlyとは?

Salesforceのメンテナンスとは? Salesforceは24時間365日稼働していますが、定期的なメンテナンスが行われます。 メンテナンスの種類としては、システムメンテナンスとリリースメンテナンスの2種類です。 システムメンテナンスは、セキュリティやパフォーマンス維持を目的として実施され、リリースメンテナンスは、製品のバージョンアップグレードを目的として実施されます。 リリースメンテナンスは、さらにメジャーリリースメンテナンス、パッチリリース、日次リリースと3つに細分化され、特にメジャーリリースメンテナンスは計画的に実施されており、1年に3回実施されます。 では、これらがメンテナンス中の場合に、Salesforceは利用できなくなるのでしょうか。

SalesforceのReadonlyモードとは?

こちらでは定期メンテナンス中のSaleforceにおけるReadonlyモードについて説明します。 Salesforceが定期メンテナンス中であっても、利用できる場合があります。 利用できる場合は、Readonlyモードとなり、レコードの登録や更新等の処理はできなくなりますが、参照のみであれば可能です。 Salesforceが利用できるかどうかは、trust.salesforce.comに掲載されており、「メンテナンス実施期間中、このインスタンスはリードオンリーモードで使用できます」と記載されていれば、Readonlyモードで参照のみ可能です。 利用する側としては、途切れることなく続いているビジネスにおいて、Salesforceにアクセスできないことは大きなデメリットとなります。 そのため、ビジネスへの影響を最小限にし利用者の利便性を向上するため、このReadonlyモードが用意されています。

Readonlyモード時の制約について

こちらではReadonlyモードでの制約の一部を簡単に紹介します。 SalesforceがReadonlyモードの場合、データの表示・参照は可能ですが、以下のような操作はできなくなっています。 データの追加・編集・削除 こちらは各レコードに対して何かしらの変更を加えるような操作ができなくなります。 レコードの追加はもちろんのこと、項目の編集などもできなくなりますので注意が必要です。 ファイルのダウンロード Salesforceに格納されているファイルのダウンロードができなくなります。 必要なファイルは定期メンテナンス前にダウンロードしておく必要があるので注意が必要です。 データ変更を伴うアクションの実行 例えばChatterへの投稿や、レポートの実行・新規保存・編集などの操作ができなくなります。 最近使ったデータのリスト更新 メンテナンス中に参照したデータは、最近使ったデータのリストに含まれません。

Readonlyモード時でもできること

こちらでは、Readonlyモード時でもできることの一部を紹介します。SalesforceがReadonlyモード時の場合、データの表示・参照は可能ですが、それ以外にもできることがあります。 モバイルデバイスでのアクセスについて モバイルWebブラウザからSalesforceにアクセスする場合であっても、PC版でのアクセス時と同様に参照のみ可能です。 メール-to-メールや、Web-to-メールについて キューに登録され、メンテナンス終了後に処理が実行されます。 Salesforce-to-Salesforceインテグレーションについて ソース組織がReadonlyモード時は、変更が行われないため、影響は受けません。 受信側の組織がReadonlyモード時は、更新は実行されませんが、メンテナンス終了後に処理が実行されます。

Readonlyモードかどうか確認する方法

こちらでは、利用しているSalesforceがReadonlyモードかどうかを確認する方法を紹介します。 利用しているSalesforceがReadonlyモードかどうかを確認するためには、Salesforce Classicで、レコードを編集し保存しようとした際に、ウィンドウ上部に以下のようなバナーが表示されるので、そこで確認ができます。 「Review below errors(以下のエラーを確認してください)」 上記内容の他にも「このメンテナンスの作業期間中、このインスタンスは利用できません」のような内容が表示された場合は、参照もできませんので注意が必要です。

定期メンテナンスを意識して計画的にSalesforceを利用しましょう

今回は、Salesforceの定期メンテナンス時におけるReadonlyモードについて紹介しました。 定期メンテナンス時でもReadonlyモードで参照できる場合もあれば、まったく利用できない場合もありますので、随時trust.salesforce.comサイトにて確認が必要です。 また、Readonlyモードであってもファイルのダウンロードはできないため、必要な場合は事前にダウンロードしておくなどの対策が必要不可欠となります。 定期メンテナンスの日時をチェックし忘れて使いたいときに使えない、ということにならないように、定期メンテナンスの日時をチェックしておくことがとても重要です。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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