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Salesforceのカスタムドメインを設定する方法【基本からご紹介】

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
Salesforceのカスタムドメインを設定する方法【基本からご紹介】

Salesforce カスタムドメインの概要 Salesforceカスタムドメインとは、Salesforceサイトドメイン名に独自の名称を設定することです。 Salesforceサイトを使用する場合、最初にサイトドメインを登録する必要があります。次にサイトドメイン名を設定してサイトURLを決めます。サイトURLを決める場合、次のどちらかのオプションを選択します。カスタムドメインを設定する場合は「2」の方を選択します。 1.Salesforceサイトドメイン登録名を使用する 2.カスタムドメイン名を指定する

Salesforceサイトドメイン登録名を使用する

このオプションを選択すると、作成したSalesforceサイトドメイン登録名がサイトURLとなります。Salesforceサイトドメイン登録名は、作成するすべてのサイトに使用されます。 例えば、会社のドメインがhttp://SitesSubdomainName.secure.force.comだった場合、パートナー用、開発者用、サポート用にそれぞれ1つずつ公開サイトを作成すると、各サイトのURLは次のようになります。 ・http://SitesSubdomainName.secure.force.com/partners ・http://SitesSubdomainName.secure.force.com/developers ・http://SitesSubdomainName.secure.force.com/support

カスタムドメイン名を設定する

このオプションを選択すると、ドメイン名登録機関を介して発行された独自のドメイン名がサイトURLとなります。 例えば、http://www.mycompanyideas.comのようなブランド化されたサイトURLを設定することが可能です。サイトURLに「secure.force.com」または「salesforce-sites.com」は付きません。ただし、カスタムドメインは、Developer Edition組織ではサポートされていません。

Salesforce カスタムドメインを提供するオプション

カスタムドメインを使用する場合、Salesforceでは、カスタムドメインの提供方法に複数のオプションが用意されています。 次のオプションがあります。 1.HTTPS証明書を使用してSalesforceサーバ上でドメインを提供する方法 2.CDNパートナーと共有HTTPS証明書を使用して提供する方法 3.非Salesforceホストまたはサービスから提供する方法 4.HTTPSアクセスをサポートせずに提供する方法

1. HTTPS証明書を使用してSalesforceサーバ上でドメインを提供する方法

この方法は、HTTPS証明書を使用して、Salesforceのサーバ上でHTTPSを介してドメインを提供する方法です。 この方法では、ドメインの証明書とキー管理を使用したCA署名付き証明書が必要になります。サブジェクト代替名証明書またはワイルドカードを使用して、組織内のサイトによってホストされているすべてのドメインをサポートします。

2. CDNパートナーと共有HTTPS証明書を使用して提供する方法

この方法は、Salesforceコンテンツ配信ネットワーク(CDN)パートナーと共有HTTPS証明書を使用してHTTPS経由でドメインにサービスを提供します。 この方法では、ExperienceCloudサイトのみをドメインにリンクすることができます。ドメインが使用する証明書は他の顧客と共有され、同じ証明書のドメインリストは、予告なしに変更される可能性があります。 Pardotを使用する重要なProfessionalEdition組織は、カスタムドメインを提供するとき、このオプションを使用する必要があります。 注意)ExperienceCloud CDN機能を有効にすると、このドメインはサードパーティのCDNサービスである「Akamai」を使用して、コンテンツ配信を最適化します。そのため、このドメインとの間で送受信されるすべての情報が保存および送信されます。

3. 非Salesforceホストまたはサービスから提供する方法

この方法は、HTTPSを介して非Salesforceホストまたはサービスからこのドメインにサービスを提供します。 この方法を使用すると、Salesforce以外のホストまたはサービスを使用してドメインにサービスを提供することができます。SalesforceのCNAMEが外部サーバまたはホストを指すことができるように、外部サーバまたはホストのホスト名を指定します。

4. HTTPSアクセスをサポートせずに提供する方法

この方法は、SalesforceはHTTPアクセスをサポートせずにHTTP経由でドメインを提供します。 この方法を使用すると、SalesforceはHTTPSではなくHTTPを使用してドメインにサービスを提供します。仮に、HTTPSを使用しようとすると、ユーザーのWebブラウザに証明書の不一致エラーが表示されることになります。 この方法では、カスタムドメインのHTTPS証明書をホストしていないので、セキュリティ面で注意が必要です。

Salesforce カスタムドメインでコミュニティを実行

Salesforceカスタムドメインでコミュニティを実行する具体的な手順について説明します。 1.カスタムドメインでDNSサーバを更新 2.証明書署名要求を作成しドメインのSSL証明書を取得 3.Salesforceで署名済みSSL証明書を更新 4.Salesforceカスタムドメインを作成する

1. カスタムドメインでDNSサーバを更新

例えば、自社のWebサイトがwww.mycompany.comの下で運営されていた場合、おそらくwww.mycompany.comの下の任意ドメインにトラフィックを転送するようにDNSサーバを設定しています。 自社のDNSサーバを、コミュニティでcommunity.mycompany.comにリクエストするように更新する必要があります。これはDNSサーバのCNAMEレコードを使用して行います。CNAMEはエイリアスと考えてください。 多くのDNSサーバは、CNAMEを含むDNS設定を更新するための優れたグラフィカルな方法を提供しています。

2. 証明書署名要求を作成しドメインのSSL証明書を取得

SSL証明書プロバイダーでCSRを使用して、ドメインのSSL証明書を生成します。 認証局では、情報の確認と証明書の発行方法が異なるため、IT部門と協力して適切な証明書を発行する必要があります。さまざまな組織がSSL証明書を販売しているので、まずは証明書署名要求(CSR)を作成するところから開始します。 1.「証明書とキー管理」にアクセスします。 2.Common Name、Company、関連フィールドの値を使用して、新しい証明書レコードを作成します。ここで、フィールドサイズが2048の証明書を使用していることを確認してください。 3.レコードを作成するとCSRをダウンロードできる画面が表示されるので、[証明書署名要求のダウンロード]をクリックして、関係するチームと共有します。 4.CA署名付き証明書を作成してダウンロードします。

3. Salesforceで署名済みSSL証明書を更新

認証局から証明書が発行されたら、Salesforceの証明書レコードに戻り、[署名付き証明書の更新]をクリックして証明書をシステムに取り込み、更新します。 認証局は、証明書の一部として複数のファイルを発行する場合があるので、証明書チェーン全体を正しい順序で単一のファイルを用意することが重要です。IT部門はアップロードする前に適切な配置になっているのか確認してください。 SalesforceインフラストラクチャにSSL証明書が反映されるには、1時間程度かかる場合があります。

4. Salesforceカスタムドメインを作成する

インターネット全体に新しく作成したCNAMEが伝わると、Salesforceでカスタムドメインレコードを作成できるようになります。 今までの手順すべてが完了し、証明書がアクティブであることを確認してから暗号化された接続が確立されたとき、コミュニティが適切な証明書を提供できるようになります。 1.[ドメイン管理]にアクセスします。 2.ドメイン名を入力します。(例:community.mycompany.com) 3.[証明書とキー]フィールドから正しい証明書の関連付けを行います。

Salesforce カスタムドメインを使いこなそう!

Salesforceカスタムドメインの設定方法をご紹介しました。 カスタムドメインを設定すれば、Salesforceサイトであっても自社名称やオリジナル名称が入ったURLでアクセスできるようになります。会社固有のブランディングに利用したり、セキュリティ面の向上に利用したりすることが可能となります。 是非活用できるようにしておきましょう。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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