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Salesforceの自動採番リセットについて・標準自動採番項目のリセットの注意点

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
Salesforceの自動採番リセットについて・標準自動採番項目のリセットの注意点

Salesforceの自動採番リセットについて この記事では、Salesforceの自動採番に関する概念や使用方法、注意点などを説明します。本記事は、Salesforceのエンジニア向けの内容になっています。

自動採番とは?

まずは自動採番について簡単に説明していきます。自動採番とは、レコードに通し番号を自動的に割り振ることです。 通し番号にするメリットとしては、管理のし易さにあります。例えばレコードを作成する際に番号をランダムで設定した場合、ピンポイントでこのレコードについて調べたい時や修正をしたい際に、不規則な番号が与えられていると探しづらいです。 自動採番であれば、前後のデータを加味しながらレコードを調べることができるので便利です。

自動採番リセットとは?

では本題に入ります。Salesforceの自動採番のリセットについてです。自動採番のリセットとは文字の通り、自動採番をリセットすることです。 例えば、4桁の自動採番項目があり、最初の 2桁は年を表し、最後の2桁は与えられた年のレコードの連続した数値を表します。 2021年の場合、最初のレコードは 2101 となり、 2022年の場合、最初のレコードは 2201 となります。このように、年が変わるタイミングで末尾を新たに1から始めたい時などに自動採番のリセットを活用します。

自動採番リセットのやり方について

自動自動採番のリセット方法は、SalesforceClassicとLightningExperienceの2種類あります。ここでは、この2種類のUIでのリセット方法について説明します。

SalesforceClassicでのやり方

まずはSalesforceClassicでの設定方法について説明していきます。 1. [設定]→[カスタマイズ]→<オブジェクト名>→[項目] を順にクリックします。 2. 編集したい自動採番項目の隣にある [編集] をクリックします。 3. [データ型の変更] をクリックし、[テキスト] としてデータ型を選択します。そして[次へ] をクリックします。 4. [保存] をクリックしますがその際に、プロファイルの項目レベルセキュリティの設定をしたい場合は次の画面へ進みます。これで、自動採番項目に保存されたデータがテキスト値へ変換されます。 5. 手順1から3を繰り返します。手順3ではデータ型を自動採番へ設定し直します。 6. 次のメッセージが画面表示されます。「新しい表示形式は、新規レコードにのみ適用されます。既存のレコードは変わりません。」 7. [OK] をクリックします。

LightningExperienceでのやり方

次にLightningExperienceでの設定方法について説明していきます。 1. 歯車のアイコンをクリックし、[設定] を選択します。 2. オブジェクトマネージャへアクセスし、自動採番項目のオブジェクト名を選択します。 3. [項目とリレーション] をクリックし、自動採番項目の名前を選択して [編集] をクリックします。 4. [データ型の変更] をクリックし、データ型を [テキスト] として選択し、[次へ] をクリックします。 5. プロファイルの項目レベルのセキュリティを変更しない限り、次の画面で [保存] をクリックします。 これで、自動採番項目に保存されたデータがテキスト値に変換されます。 6.2から5を繰り返します。その際4でデータ型を自動採番項目に戻します。

標準自動採番項目のリセットの注意点

自動採番項目の表示形式を変更し、開始番号を定義するために次の手順を行ってください。 以下は、SalesforceClassicにのみ適用されます。 標準自動採番項目は、LightningExperienceでは編集できません。 1. [設定]→[カスタマイズ]→<オブジェクト名>→項目を順にクリックします。 2. 編集したい自動採番項目の隣にある [編集] をクリックします。 3. レコードに表示させたい [表示形式] および [次の番号] を変更します。そして、[保存] をクリックします。 4. 「新しい表示形式は、新規レコードにのみ適用されます。既存のレコードは変わりません。」 というメッセージが表示されます。 5. [OK] をクリックします。

自動採番リセットができない例外について

リリースされた管理パッケージでインストールされたオブジェクトでは、下記のコンポーネントがロックされているため説明した方法で自動採番のリセットができません。 ・カスタム項目の「データ型」 ・カスタムオブジェクトの「レコード名のデータ型」 ・カスタムオブジェクトの「レコード名の表示形式」 リリースされた管理パッケージからオブジェクトの自動採番項目を再開始したい場合は、管理パッケージをアンインストールし、再度インストールしてください。

まとめ

本記事では、Salesforceの自動採番に関する概念やSalesforceの自動採番のリセットに関する概念を説明しました。 そして、自動採番のリセットをどんなシチュエーションで利用するのか説明しました。そして実際にどうやって設定するのか、最後に自動採番のリセットを設定する上での注意点を上げていきました。 自動採番の概念を理解することはもちろんのこと、自動採番のリセットをどういう時に利用するのか具体的な例を上げて説明していきましたが、他にも様々なシチュエーションで自動採番をリセットすることがあります。 その際に今回説明した概念と設定方法が理解できていればSalesforceで自動採番に関する項目を作る一定以上のスキルを持ち合わせていることと同義になります。 テスト環境で今回の内容を試してみて、自分の中に落とし込むことも大切です。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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