プロジェクトマネジメントの資格取得のポイント6つ|メリットや勉強法も紹介


‘SE’ ‘left’ ‘プロジェクトマネージャー(PM)の資格を取りたいのですが、資格試験にはどのようなものがあるのでしょうか。’]
‘PM’ ‘right’ ‘それでは、プロジェクトマネージャー(PM)の資格試験や押さえておきたいポイントについてご紹介しましょう。’]
プロジェクトマネジメントとは
プロジェクトマネジメントとは、端的に言えばプロジェクトの管理業務です。
新しい事業を行う際には、その事業の責任者としてプロジェクトマネージャーを配置したうえで計画を進めていく必要があります。
ここでは、プロジェクトマネジメントの必要性について解説していきます。また、プロジェクトマネジメントをするための資格取得のポイントや、プロジェクトマネジメントをするメリットについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
プロジェクトマネージャーとは
プロジェクトマネージャー(PM)とは、各種システムの製作のために、その責任者としてプロジェクトの計画や管理をする役職です。
また、計画の内容によっては、システムの計画に基づき、プロジェクトのマネジメント計画の立案、人員や資材を確保したり、予算やスケジュールおよび制作物のクオリティを確保するといった監督業務、報告と調整に加え、他プロジェクトへの申し送りといった業務も含まれます。
プロジェクトマネジメントにおすすめの資格5種
ここからは、プロジェクトマネジメントにおすすめの資格を紹介していきます。
プロジェクトマネージャーはプロジェクトを管理する業務です。そのため、特に資格は必要なく、今まで培ってきた経験とスキルがあればプロジェクトマネジメントを行うことが可能です。プロジェクトマネージャーの資格は、自分のキャリアの証明をするためと考えましょう。
転職や独立、起業の際に持っていると有利になる可能性がある資格について知っておきましょう。
PM資格1:PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
PMP試験とは、PMI本部が認定している国際規格です。
プロジェクトマネジメントについての国際標準として認知度も高く、近年、注目を集めています。志願の際には遡って8年以内のプロジェクトマネジメントの経験と、学歴に応じたプロジェクト業務の経験が必要です。
また、35時間のプロジェクトマネジメントに関する研修を大学や企業内研修で修めていなければなりません。
PM資格2:PM(プロジェクトマネージャー試験)
PM(プロジェクトマネージャー試験)は、IPA(情報処理推進機構)が実施している資格試験です。
対象者としては、ITに携わる者としての専門分野を持ち、プロジェクトの完遂のためにプロジェクトを実行し、管理する者が挙げられています。
プロジェクトの意思決定を行い、クオリティやコストに関してすべての責任を負い、さらに携わるすべての人を成長させられるマネージャーになりたい方に適した資格です。
PM資格3:P2M
P2Mは、特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会が実施する検定試験です。
プロジェクトマネージャーに必要な、思考能力や体系的知識など、実践力を観点に入れている点が特徴です。
企業内でプロジェクトマネジメントに携わる人はもちろん、学生やプロジェクトマネジメントに関心のある人でも受験することができます。
PM資格4:基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、情報処理推進機構が行っている試験です。
プロジェクトマネージャー試験と同じ運営者が行っていますが、こちらは基礎レベルの方に適した試験です。主にプロジェクトマネージャーといった高度な人材になるための必要な基礎知識などをもち、実践的な能力を持っている方であれば受験可能です。年2回実施されています。
PM資格5:ITストラテジスト試験
ITストラテジスト試験は、PM試験や基本情報技術者試験と同じく、情報処理推進機構が実施している試験です。こちらは情報技術を用いた経営革新など、経営者の方に適した試験です。
対象としては、高度人材として専門的な分野を持ち、企業の経営戦略をもとにビジネスにおいてITを活用した事業改革などの基本戦略を提案する人です。また、IoTを利用したシステムの開発統括をする人も対象です。
プロジェクトマネジメントの資格取得のポイント6つ
いざ、プロジェクトマネジメントの資格を取ろうと学習を始めても、難易度の高いものが多く、ともすれば途中で投げ出したくなる場合もあるでしょう。
資格取得へのモチベーションを保ち続けるためにも、資格を取るためのポイントを押さえておきましょう。
ここからは、プロジェクトマネジメントの資格を取得するためのポイント6つを見ていきます。試験の難易度や、文章力を鍛えるなどのポイントを押さえましょう。
資格のポイント1:試験の難易度
前章で上げた5つの検定の難易度として、特に難しいものはPMP試験です。
こちらは実績や教育の受講といった条件があるため、これを乗り越えることだけでも難易度は高めです。また、PM資格試験は2019年度の結果で10人に1人の合格と難関と言えるでしょう。
一方、P2M試験は最新の2019年の結果で、分野にもよりますが比較的優しく、基本情報技術者試験もPM資格試験とより若干取得しやすい資格です。
資格のポイント2:文章力が必要
PM資格の合格には、実は文章力がキーワードになっています。例えば、PM試験の場合、午後に表現力や洞察力を見る問題が出題されます。また、FE試験でも午後の試験で文章題が出題されることになっています。
特にPM試験の文章題は成果によってランク付けされ、それによって合否にも影響してくるため、文章力を磨く必要があると言えるでしょう。
資格のポイント3:独学でも合格は可能
PM資格試験の難易度は全体的に高く、文章問題など、独学では難しいと考えられるものも存在しますが、それでも独学での合格は可能です。
PM資格試験の過去問題を繰り返し解く、文章問題に対応できるように読解力・理解力を鍛えることも重要です。また、限られた時間の中で問題を解けるように、時間配分も学習すると合格に近づきます。このように基礎をしっかりと行えば不可能ではありません。
資格のポイント4:資格取得のためのスクールもある
PMの資格試験は独学でも合格することもできるでしょう。
しかしながら高い難易度を考えると、スクールに入ることも合格のための一手です。TACといった大手の資格のスクールでも、専門的な知識のある講師から学びたいという方のための講座を開設しています。
このようなスクールでは独学では難しい文章問題に対しての指導を受けることもできます。
資格のポイント5:SEの実務経験が必要な場合がある
PMの資格を得るためには、SEの実務経験がなくてはならない場合があります。
特に、PM試験を受験する際にはプロジェクトマネジメントの経験が必須となりますが、そのためにはSEとしての知識・実績が必要になる場合があります。
そのため、SEとしての業務の経験があると資格を取得するにあたって結果的に必要になると言えるでしょう。
資格のポイント6:IT業界未経験者はまず基本情報技術者試験
IT業界未経験の方にはまず、基本情報技術者試験を受けられることをおすすめします。
基本情報技術者試験は比較的難易度は低く、IT業界で使用される基礎的な言葉や概念を広く浅く学習できるため、初心者にも取り組みやすく、業界についての知識も学べるためです。
この試験で基礎的なIT業界におけるマネジメントを身に着けてからほかの試験にステップアップしていくこともおすすめです。
プロジェクトマネジメントの資格を取るメリット4つ
プロジェクトマネジメントの資格を取るためには、広い範囲のことを知っておく必要があります。また、試験に向けての勉強をするときは、挫折してしまわないようにモチベーションを保つことが大切です。
ここからは、プロジェクトマネジメントの資格を取得することで得られる4つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
資格取得のメリット1:転職時に有利になる可能性がある
PMの資格を保持していることで転職にも有利になるでしょう。これは履歴書に記載が可能であることはもちろん、ご自身の実力の裏打ち、さらには学習意欲や向上心を示すことにもつながります。
さらに会社によってはPM資格を所持していることで資格手当の支給対象になるケースもあり、賃金面でも優遇される可能性があります。
このように、この資格を保持していることで転職に有利になると言えるのです。
資格取得のメリット2:IT業界での仕事幅が広がる
PMの資格試験はどれも高度な知識や経験を求められるため、IT業界での仕事の幅が広がるとされています。 資格を取っていることでそのレベルにあることの証明となります。また、プロジェクトマネジメントに興味や関心があることの証明にもなります。
これらのことからIT業界においてPMとしての高い適性があると判断され、仕事の幅が広がることにもつながります。
資格取得のメリット3:年収やキャリアアップが期待できる
PMの資格を持っていることで、年収やキャリアアップも期待できます。
資格を持っていることで業務を遂行できるという証明になるため、より難易度の高い業務に携わる可能性が高くなります。
また、PMの資格のIT業界での認知度は高いため、多くの人にその実力を示すことができます。このため、さらに高いキャリアや年収を目指すにおいて、合格はそのチャンスとなりえます。
資格取得のメリット4:将来性が見込める
プロジェクトマネージャー(PM)は現在、高い需要があると言われています。
また、多くの業務がAI(人工知能)に置き換えられるのではないかと言われている中でも、業務の決定や責任を負うプロジェクトマネージャーの業務と責任は変わらず残り続けるとされています。
また、ウォーターフォール型からアジャイル型に移行するなど、日々プロジェクトマネジメントも進化するなど、これからも変化していく可能性のある業種です。
プロジェクトマネジメントのおすすめの勉強法とは?
プロジェクトマネジメントの資格を取得するためには、過去の試験問題をたくさん解き、試験の出題傾向や過去の問題レベルを把握することが大切です。
数をこなし、プロジェクトマネジメント試験の出題傾向が分かってくれば、それは自信につながるでしょう。
また、自分に合った参考書に出会うことも大切です。過去の問題を解いていて分からないことがあった場合は、参考書を使った勉強をすることで解決していきましょう。
‘SE’ ‘left’ ‘PMの資格を取ると、たくさんのメリットがあるのですね。’]
‘PM’ ‘right’ ‘そうですね。スキルアップや信頼性アップといった大きなメリットがあるので、ぜひプロジェクトマネジメントに興味のある方は受験を検討してみてください。’]
プロジェクトマネジメントの資格を取ろう
プロジェクトマネジメントはプロジェクトの企画や計画を作成し、管理する仕事です。また、特にプロジェクトマネジメントの資格を持っていなくても、経験やスキルがあれば仕事をすることは可能です。
しかし、自分のキャリアを証明するためにプロジェクトマネジメントの資格があれば、転職の時などに有利になる可能性があります。
マネジメントの資格を取得するのは難しいですが、今回紹介したポイントやメリットを参考にして、資格に挑戦しましょう。
この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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