30代でアプリ開発エンジニアを未経験から目指すなら派遣?年収もあわせて紹介


30代でアプリ開発エンジニアを目指すには派遣から?
30代でアプリ開発エンジニアを未経験から目指すのは、難しいのでしょうか。実際にエンジニアとして就業する場合は、正社員なのか派遣なのかを決める必要があります。
正社員の方が入社する難易度は高いので、いつまで経っても経験が積めないよりは、経験を積むために派遣からスタートするのも悪くありません。
アプリ開発の主な種類
アプリ開発エンジニアが携わるアプリ開発は、Webアプリ・スマホアプリ・業務アプリの3つです。どのアプリ開発に携わるのかは、配属する現場によりまちまちです。ここでは、アプリ開発における主な3つの種類の特徴について解説します。
1:スマホアプリの場合
スマホアプリは、スマホ上で動くアプリケーションのことです。スマホにインストールしてアプリを使用します。スマホのOSはiOSとAndroidの2種類あり、それぞれのOSに依存する形で、開発環境や使用言語が異なってきます。スマホアプリを開発する際は、iOSで動くアプリなのか、Androidで動くアプリなのかを意識してください。
2:Webアプリの場合
Webアプリとは、端末にインストールすることなく、ブラウザを介して利用できるアプリです。多くの人が利用しているYouTubeやInstagram、Twitterなどが代表的なWebアプリです。
Webアプリを開発する時は、ユーザーに見える部分のフロントエンド、もしくはユーザーに見えない部分のバックエンドで、使用するコンピュータ言語や必要とするスキルが異なります。
3:業務用アプリの場合
業務用アプリとは、企業の業務効率化や業務支援を目的としたものです。
具体的な業務用アプリは、生産管理や勤怠管理、給与管理、顧客管理などです。業務用アプリは、パッケージソフトを開発している場合と企業ごとにオーダーメイドで開発している場合の2パターンがあります。
30代未経験者はアプリ開発エンジニアへの転職が難しい4つの理由
しかし、プログラミングを最低限のレベルまで習得するのはとても難しいのです。経験がないことがネックになるため、30代未経験者はアプリ開発エンジニアへの転職が難しいと言われています。
1:年齢がネックになる
アプリ開発エンジニアとして転職するのに、30代未経験者は、年齢制限の影響を受けやすいです。年齢制限により、そもそも応募できる企業の数が圧倒的に少なくなります。
仮に年齢制限がなかったとしても、書類選考で落ちることがあるでしょう。年齢でハンデを負っているので、応募書類や面接でそのハンデを覆すアピールをする必要があります。
2:プログラミング言語が覚えられない
30代未経験者がアプリ開発エンジニアになるために、プログラミング言語を独学で覚えることは欠かせないことです。しかし、20代と違って30代になると、新しい技術を覚えにくくなります。
それでも、新しい技術を覚えることに対して、苦にならないかどうかを自分で確認する必要があります。アプリ開発エンジニアになりたいという強い気持ちがないと、30代未経験者が新しいプログラミング言語を覚えることは難しいでしょう。
3:スキルと仕事内容がリンクしない場合がある
IT企業が30代に求めていることは、専門性を持った即戦力の人材です。しかし、IT企業は、30代未経験者をそれほど求めていないでしょう。
未経験者歓迎のIT企業は、多くの場合ポテンシャルが高い20代未経験者を求めています。そのため、企業が求めているものと応募者のスキルに関してリンクしていないのです。
4:コミュニケーション能力が必要
アプリ開発エンジニアの仕事を行う場合は、コミュニケーション能力が必要になります。開発だからと言っても、一人で黙々と作業することは少なく、チームメンバーと意思疎通を図りながら仕事をすることが多いのです。
30代未経験者で黙々と作業をしたいと思っている人にとって、アプリ開発エンジニアの仕事は難しいでしょう。前職でコミュニケーション能力を培った経験がある場合は、30代未経験者でもそれを活かしてください。エンジニアとしての実績がない分だけ、コミュニケーション能力があることをアピールしていくと良いでしょう。
30代未経験者がアプリ開発エンジニアを目指す8つのメリット
30代未経験者でもアプリ開発エンジニアを目指す人がいます。プログラミングを身につけてでも、アプリ開発エンジニアになりたいと考える人が多いからでしょう。
ここでは、30代未経験者がアプリ開発エンジニアを目指すメリットについて8つ紹介いたします。
1:論理的思考が身につく
30代でプログラマー未経験の場合は、まずプログラミングを身につける必要があります。プログラミングを学んでいると、論理的思考も合わせて身につきます。理論的思考を持つことは、プログラマーとしてだけでなく仕事をするうえで重要なことです。
また、30代での転職にはリスクがあり、転職に失敗してしまうこともあるでしょう。しかし、身につけたプログラミングや理論的思考は、その後も役立つので無駄にはなりません。
2:専門スキルが身につく
アプリ開発エンジニアの仕事は、人材不足も相まって需要が高いと言えます。30代未経験者の場合は、転職において若干厳しいところがありますが、それでも不可能なことではありません。
実際に仕事に就ければ、プログラミングという専門スキルを用いて仕事を行うので、専門スキルが身につきます。
アプリ開発エンジニアとしていろいろな現場で仕事をすることで、エンジニアとしてレベルアップしていくでしょう。レベルの高いエンジニアは、いろいろな現場で貴重な存在になります。
3:どこでも仕事ができる
30代未経験からプログラマーへの転職を成功させるためにはいくつかのハードルがあります
。しかし、プログラミングを習得して、実務経験を積むことができれば、IT業界は人材不足なので、仕事がなくて困るということが少なくなります。
また、プログラマーの業務は条件や環境が整っていれば、どこでも仕事をすることができます。
そのため、会社に通わず家で仕事をすることも可能です。
4:将来独立しやすい
上記で述べて通りプログラマーは場所を選ばずどこでも仕事をすることができます。
30代からでも、企業でプログラマーとしてのスキルを身につけて習得すれば、将来フリーランスとして独立することも可能です。自分の望む環境や時間に合わせて仕事をすることができるでしょう。
5:継続的な年収アップが見込める
30代未経験からのプログラマーへ転職する場合、継続的な年収アップが見込める点もあります。特にプログラマーの場合、使用する言語により大きく年収に影響します。
需要の多い言語や、取得難易度が高い言語ほど高収入を狙えるうえに、スキルや対応できる言語を増やしていくことで、継続的に上を目指していくことが可能です。
6:実務未経験でも転職がしやすい
プログラマーへの転職では通常、企業側が即戦力になる実務経験者を求めることが多く、未経験での転職は難しい場合があります。
しかし、プログラマーは需要と供給のギャップが大きく、希望の人材を見つけることが難しいため、成長を見込んで未経験者を採用するケースがあるのです。
7:人材不足のため需要が高い
プログラマーは、人材不足と言われています。そのため、30代の未経験者であっても転職しやすいのです。
その理由は様々で、AIやIoT、ビッグデータ分野を担う先端IT人材が少ないことや、企業のビジネスやサービスの中でWebやクラウドを活用する場面が増えて、需要が増えていることがあげられます。
8:働き方改革が進んでいる企業もある
IT業界は、開発におけるプロジェクト管理が難しく、リリース間近になると長時間労働を強いられることがあります。
しかし、近年では業界全体で長時間労働の是正などの働き方改革を行おうとしています。
働き方改革が進んでくれば、エンジニア個人のライフスタイルが変化し、ワーク・ライフ・バランスの実現によって働きやすくなるでしょう。
アプリ開発エンジニアの年収
アプリ開発エンジニアの平均年収は、厚生労働省が発表した「令和2年賃金構造基本統計調査(下記参照)」によると、月給と賞与を合わせて約511万円です。
30代未経験者で入社した場合は、初めは平均年収以下になるでしょう。しかし、経験を積んでいくと次第に給料が上がっていくので、平均年収以上になれるように努力し続けることです。
出典:職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)|厚生労働省(e-Stat)
30代未経験者がアプリ開発エンジニアへの転職を成功させる9つのコツ
アプリ開発エンジニアになるためには、高度かつ専門的な知識と技術が必要になります。そのため、30代未経験者が何も対策をせずに、アプリ開発エンジニアの転職に成功する可能性は低いでしょう。
しかし、可能性が全くないわけではありません。
ここからは、30代未経験者がアプリ開発エンジニアへの転職を成功させるためのコツを9つ紹介します。
1:ITの基礎知識を身につける
30代での転職では、企業から即戦力を求められることが多いです。また、即戦力ではなくても、ある程度の経験は求められることになるでしょう。
また、未経験だからといって30代の新入社員に、1からプログラミング言語を教えるというようなコストはかけてもらえません。
そのため、転職を成功させるためには、まずITの基礎知識は最低限のレベルとして身につけておく必要があります。
2:プログラミングを学ぶ
上記で述べた通り、企業は30代の転職者にわざわざコストをかけて1から育成したりはしません。
そのため、30代のプログラマー未経験者であれば、まずはITの基礎知識を身につけて、最低限のプログラミングも学んでおくとよいでしょう。
また、学ぶ言語の種類は転職を希望する企業や、ジャンルなどから判断しておく必要があります。
3:これまでの仕事の実績を把握しておく
30代の転職で、プログラマーとしての経験値の差は非常に大きいです。未経験者が経験者に対抗するためには、志望動機や職務経歴書などでこれまでの仕事の実績を企業にアピールする必要があります。
前職で得た経験や実績を、これからの仕事にどのようにして活かしていくのかをアピールしましょう。
さらに前職と転職希望先の業界が同じであれば、プログラミングのスキルはなくても業界の知識があることをアピールできるでしょう。
4:需要が高い今のタイミングで転職活動する
プログラマーは専門的な知識と技術が必要なため、30代でいきなり未経験者が転職を成功させることは難しいです。
しかし、今のIT業界は人材不足となっています。そのため、コストをかけて人材を育成している企業もゼロではありません。未経験者でも応募できるプログラマーの求人に狙いを定めて転職活動を行ってもよいでしょう。
5:職場の情報収集をしっかり行う
30代で未経験者が入社するようなIT会社の中には、ブラック企業が紛れていたりします。ブラック企業に入社すると、心身ともに疲弊してしまいます。
そのため、少しでもアプリ開発エンジニアとして活躍したい場合は、職場の情報収集をしっかり行うことです。
30代の未経験者で大手企業を狙うのは難しいので、中小企業にも目を向けて転職活動を行ってください。
6:未経験歓迎の職場を選ぶ
30代未経験者でアプリ開発エンジニアを目指す場合は、未経験歓迎の会社を検討すると良いでしょう。
IT業界は人材不足なので、未経験歓迎の会社は、未経験者を積極的に採用しています。こういう会社はIT教育を積極的に行い戦力化してから、未経験者を現場に配属します。
7:派遣プログラマーになる
派遣会社に入り、派遣プログラマーになればプログラミングの仕事をしながら実務経験を積むことができます。さらに派遣はいろいろな職場に移ることになるので、いろいろな企業のノウハウを吸収することができます。
ただし、必ずしも求める条件が整った派遣先を見つけられるとは限りません。さらに、その派遣会社がプログラマーの仕事を紹介してくれる会社かどうか、事前に確認しておく必要があるでしょう。
8:転職エージェントを活用する
今のIT業界は人材不足なので、30代のプログラマー未経験者でも、採用の対象となることがあります。
しかし、未経験者の場合はプログラミング経験がない分、やる気や人柄などが重要視されることも多いです。
ですが、これらの要素は短い時間の面接や書類のやりとりでは伝わらないこともあるでしょう。
そのため、転職エージェントを活用して、企業に自分が持っている要素や経験を伝える後押しをしてもらうという方法があります。
9:実際に作った成果物を見せる
企業は、実務スキルを重視することがあります。30代で未経験の場合、これまでの実績をアピールすることができません。
そのため、実力をアピールするためにも成果物を用意しておくと良いでしょう。特に、設計仕様書や工程表など、作成したアプリケーション以外にも業務で作成するべきドキュメントを用意しておくと、よりアピールすることができます。
エンジニアにおける正社員と派遣の違い
IT人材の需要の高まりにより、エンジニアの働き方が変わってきました。正社員として働くことが一般的ではありますが、派遣やフリーランス、副業など様々な働き方の選択肢が増えています。
エンジニアにおける正社員と派遣の大きな違いは、どこに雇用されているのかということです。
正社員で採用した企業は、責任をもって仕事を割り振り、その見返りに給料を支払います。
それに対して、派遣の場合はITに強い派遣会社に登録をします。派遣先企業で仕事を行うことで、派遣会社から給料をもらえるということです。
正社員エンジニアのメリット3つ
アプリ開発エンジニアとして正社員で働くメリットは、マネジメントの機会を持てる可能性があることや給料の安定、福利厚生の3つが挙げられます。それでは、これら3つのメリットについて詳しく見ていくことにしましょう。
1:マネジメントをする機会を持てる
職場にはその会社の正社員エンジニアがいる一方で、派遣エンジニアやフリーランスエンジニア、他社エンジニアがいます。正社員エンジニアの場合は、先輩や上司のサポートを受けながら、高いレベルの案件やマネジメントをする機会に携わることがあります。正社員エンジニアは、いろいろな人のサポートを受けながら常に成長する機会を与えられます。
2:給料が安定している
正社員として働く場合は、月給に加えて賞与も支給されるので、もらえる給料が安定しとても分かりやすいのです。
中には年俸制で働いている正社員エンジニアがいますが、それでも収入が保証されているので、給料が安定していると言えるでしょう。もらえる給料に浮き沈みがあれば、安定した生活ができ難いですが、給料が安定すれば生活の基盤が築きやすくなります。
正社員はどのくらいの給料がもらえるのかを計算しやすいので、将来に向けての住宅ローンや保険などにも加入しやすいのです。
3:福利厚生が整っている
福利厚生とは、会社が従業員に対して提供する給料以外のサービスのことです。
正社員になれば、健康保険料と厚生年金保険料の半額負担をはじめとして、資格取得支援制度や退職金制度、提携先の宿泊施設の割引などを利用可能です。
会社は福利厚生の充実を図ることで、従業員の長期定着に寄与します。
正社員エンジニアのデメリット
正社員エンジニアにメリットがある一方で、デメリットがあります。
正社員エンジニアになりたい場合は、すぐに辞めないためにも、デメリットについても理解しておきましょう。ここでは、正社員エンジニアのデメリットについて2点紹介します。
人間関係で苦労する可能性がある
正社員として入社して周りに先輩や同僚がいることはとても心強いと思う反面、人間関係で苦労する可能性もあり、これはデメリットのひとつといえます。
アプリ開発エンジニアとして働く時に、先輩に気をつかったり部下の面倒を見たりするなど、人間関係で悩まされることがあります。
正社員で入社して社内の人間関係で悩んでしまうと、その人たちと嫌々仕事をしなければいけなくなる辛い状況になるでしょう。
大きな責任を伴う
正社員エンジニアにとって、大きな仕事はチャンスであると共に、大きな責任が伴います。
大きな仕事をしている間はとても緊張するので、プレッシャーがかかるでしょう。
大きな仕事の場合は、自分たちだけではどうにもならないことがあります。そういう中で精神的なストレスが溜まり、体調を崩したりすることがあります。
しかし、そのプレッシャーをはねのけられれば、大きくステップアップできるでしょう。
派遣エンジニアのメリット3つ
派遣エンジニアの場合は、特定の企業に所属せず、派遣会社から仕事を紹介してもらった現場で働きます。特定の企業に所属せずに、派遣会社に紹介してもらいながら働くことでのメリットがあります。
ここでは、派遣エンジニアのメリットについて3点見ていくことにしましょう。
1:いろんな知識やスキルを学べる
派遣エンジニアは、同じ現場にずっと常駐することはありません。基本的に数ヶ月から3年のスパンで、別の現場で仕事をする働き方です。
次々に現場が変わることで、自分のスキル向上や人脈の構築に役立ちます。
働く現場が変わる派遣エンジニアのメリットを、十分に活かしてください。
2:自由な働き方ができる
派遣エンジニアの場合は正社員エンジニアと違って、ライフスタイルに応じて自由に時間や働く場所を決めることが可能です。
IT業界は売り手市場ということもあり、自分の望むような案件を選びやすい環境にあります。正社員では条件が厳しく働けないとしても、派遣ならば自由な働き方ができるため、自分に合った現場を見つけやすいでしょう。
3:仕事を自分で選べる
正社員エンジニアの場合は、昇格や転勤により仕事内容が変わる可能性があります。そのため、仕事内容が変わったとしても、それは会社のために受け入れなければいけません。
しかし、派遣エンジニアの場合は、自分の意思で仕事が選べます。
自分のスキルや志向に合わせて仕事ができます。
派遣エンジニアのデメリット
派遣エンジニアのデメリットの多くは、会社に所属しないことによるデメリットです。
ここでは、派遣エンジニアのデメリットを2つ挙げますので、あらかじめ理解しておくとよいでしょう。
同じ職場で仕事が続けられない
派遣エンジニアの場合は、同じ職場での雇用期間が数ヶ月から3年までになります。
労働者派遣法の改定によって、同じ職場では最長で3年しか働けません。3年経つと職場を離れなければいけないのが、派遣エンジニアの辛いところです。
違う現場で様々な経験が積めることはメリットですが、良い職場を3年で離れなければいけないのはデメリットと言えるでしょう。
出典:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(許可の有効期間等)第十条|e-GOV法令検索
責任の大きな仕事は任されにくい
派遣エンジニアは、正社員エンジニアに比べて責任の大きな仕事を任されることは少ないと言えます。派遣エンジニアの場合は、マネジメントを任されることが少ないため、正社員エンジニアに比べて仕事が広がらない可能性があります。
派遣エンジニアがアプリ開発エンジニアとして仕事が広がるかどうかは、派遣される現場に依存するということです。
正社員のエンジニアがおすすめな人
正社員エンジニアの働き方と派遣エンジニアの働き方は大きく異なります。多くの人は正社員になりたいと考えるでしょう。しかし、正社員の働き方に向かない人もいます。
ここでは、正社員に向いている人について紹介しますので、実際にこういう働き方をしたいのかどうかチェックしてみてください。
自分のスキルを上げたい人
アプリ開発エンジニアの最前線で働く場合は、正社員でも派遣でもそれほど変わりはありません。
しかし、プロジェクトを統括したり、マネジメントスキルを上げたりすることを希望している人には、正社員エンジニアの方がふさわしいと言えます。プロジェクトの統括やマネジメントに関わる機会は、派遣エンジニアでは経験できないことです。
正社員エンジニアは、アプリ開発エンジニアのスペシャリストだけでなく、マネジメントという方向でも自分のスキルを上げることが可能です。
安定を優先させる人
経済的な安定を優先させたい人は、派遣エンジニアより正社員エンジニアの方が良いでしょう。派遣エンジニアの場合は、いつ契約が切られるのか分からず、契約が切られて次の現場が決まるまでは無給になります。
それに対して、正社員エンジニアの場合は、毎月安定した給料がもらえます。社会人として安定して働き続けられるという意味で、正社員エンジニアはメリットが大きいのです。
派遣のエンジニアがおすすめな人
派遣エンジニアは、正社員エンジニアに比べると自由が利きやすい働き方になります。特に、将来フリーランスを狙っている人や短期間でスキルを身につけたい人にとって、派遣エンジニアはおすすめです。
将来フリーランスになりたい人
将来的にフリーランスになりたいと思っている場合は、派遣エンジニアとして働いた方が有利です。派遣エンジニアは、いろいろな現場に行き、いろいろなエンジニアに出会います。
そこでの経験や人脈は、フリーランスになる場合にとても貴重になります。フリーランスで働く場合には、今までの経験や人脈がキーとなるので、派遣エンジニアとして働いている間に、しっかりとこれらのものを構築してください。
短い期間でスキルを身につけたい人
フリーランスになりたい人や条件の良い仕事を獲得したい人など、短い期間でスキルを身につけたい理由がある場合は、正社員よりも派遣の方が良いでしょう。
派遣エンジニアは、短期間で現場が変わるので、様々な経験を積みやすいと言えます。現場が変わるたびに苦労することもありますが、それでも経験を積むことで自信に繋がっていきます。
いろいろな現場に行ってスキルを身につけることを優先させたい場合は、派遣エンジニアが向いています。
アプリ開発エンジニアが身につけるべき7つの言語
アプリ開発エンジニアを目指す場合は、あらかじめいくつかのプログラミング言語を身につけておきたいところです。
プログラミング言語を知らずに転職活動をしても、採用される可能性は低いでしょう。ここでは、アプリ開発エンジニアが身につけるべき7つのプログラミング言語について解説していきます。
1:C言語
C言語はポピュラーなプログラム言語です。
プログラマーやIT業界で仕事をしていなくても、名前は知っているという人もいるでしょう。
C言語は必ず習得しておかないといけない言語ではありませんが、iPhoneのアプリではObjective-CというC言語がベースの言語が使われたり、オープンソースではC、C++などが使われたりすることもあるので、ある程度は理解しておく必要があります。
2:Ruby
Rubyは日本で開発されたプログラミング言語です。
Rubyは主にWebアプリケーションの開発で使われています。しかし、Webアプリケーションの開発以外にも、アプリやゲーム、機械学習などにも使われていて、その用途の幅は広いです。
また、Rubyを活用している大手企業もあり、これからプログラマーへ転職するのであれば押さえておくべき言語の1つでしょう。
3:Python
Pythonも押さえておくべきプログラミング言語の1つです。
Pythonはコードがシンプルなことが特徴で、その扱いやすさから人気が急上昇しています。
Pythonはコードがシンプルですが、その汎用性は高く、多くの場面で用いられています。例えば、YouTubeやInstagramなどのサイト開発にも使われており、将来性がある言語でしょう。
4:JavaScript
JavaScriptはC言語と並んでポピュラーなプログラミング言語の1つです。
JavaScriptはWebサービスを作るうえでは必要不可欠なプログラミング言語なので、Web系企業への転職を希望する場合には習得が必要です。
また、JavaScriptはHTML5やCSSなどと組み合わせることもあるので、これらも併せて身につけておくとよいでしょう。
5:PHP
PHPはWebアプリケーション開発で使われていて、安定した人気を保っている言語です。WordPressもPHPで作られています。
PHPは比較的に習得しやすい言語でありながら、需要が高い言語なので、身につけるべき言語の1つでしょう。
6:HTML・CSS
HTMLとCSSは、Webページの作成に使用される言語です。殆どのWebページには、HTMLとCSSがセットで使われています。
HTMLは、ページの要素や構造を指定するための言語で、CSSは、HTMLで作った要素を装飾するスタイルを指定する言語になります。
Webアプリケーションでも使用されるため、未経験でプログラマーとして転職をするのならば、押さえておくと良いでしょう。
7:Java
JavaはAndroidのアプリケーション開発でも使われるなど、C言語と同じくポピュラーな言語のため、聞いたことがある人が多いでしょう。
Javaは、様々なプログラミング言語の元になっていることもあり、Web開発、アプリケーション開発などいろいろな場面で使用されています。未経験での転職であっても、ぜひ押さえておきたい言語の1つです。
30代未経験者がアプリ開発エンジニアになる際に役立つ資格6選
30代未経験者がアプリ開発エンジニアになる場合は、自分の実力を示すために資格取得を検討してみるのが良いでしょう。
資格を取得することで、客観的に実力を証明してくれます。資格取得を目指して学習することで、アプリ開発エンジニアにおける基礎が学べ、自分のスキルアップにも繋がります。
ここでは、アプリ開発エンジニアになる際に役立つ資格を6つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1:基本情報処理術者試験
基本情報処理術者試験は、情報技術を活用した戦略立案や、システムの設計・開発・運用に関する能力を評価する試験です。30代未経験でも、ITエンジニアとしての基礎をしっかりと身につけていることを証明できます。
主に、需要者の課題に対して情報技術を活用した戦略立案や、システム設計・開発、また汎用製品の組み合わせによるシステム構築など、ITエンジニアに必要な能力を有していると認定されます。
2:Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験は、Rubyベースにしたシステム設計や開発を行うプログラマーの技術力を評価される試験です。これを所持することで、30代未経験でも高い水準でのRubyによる開発能力を所有することが認定されます。
3:Python試験
Python試験は、30代未経験の転職でも、大きな武器となるPython言語の技術試験です。Python試験は、複数に分かれており、エンジニア認定基礎試験とエンジニア認定データ分析試験があります。
エンジニア認定基礎試験はPythonの文法基礎を問う内容となり、エンジニア認定データ分析試験はPythonを使ったデータ分析の基礎を問う内容となっています。
30代で未経験なら、両方取得しておくことでPython言語に関する技術を認定できます。
4:C言語プログラミング能力認定試験
C言語プログラミング能力認定試験は、C言語を用いて応用プログラムを作成する能力を認定する試験です。
この試験は3級・2級・1級の順で難しくなり、3級と2級は筆記試験、1級はCUIベースの実技試験です。
30代未経験でC言語の能力を示したい場合に、C言語プログラミング能力認定試験の合格を目指してみると良いでしょう。
5:Java™プログラミング能力認定試験
Javaプログラミング能力認定試験は、Javaに関する基本知識や、オブジェクト指向に基づくプログラム作成能力を認定します。
30代未経験でも、Javaに関する能力を認定できるので、取得すると心強い資格です。またレベルも様々で、基礎知識と簡単なプログラム作成、オブジェクト指向の基本概念などのレベルの試験から、オブジェクト指向に基づいた分析・設計から、プログラム保守までのレベルを網羅した試験もあり、30代未経験でも高い能力を示すことができます。
6:ウェブデザイン技能検定
ウェブデザイン技能検定は、デザインという名称ですが、インターネットやネットワーク、HTMLやCSSに、WEBサイトの運用・管理まで幅広い範囲を網羅した試験です。30代未経験でのプログラマーを目指す際には、Web関連の基礎知識を示すには丁度良い検定といえます。
出典:ウェブデザイン技能検定│インターネットスキル認定普及協会
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30代でも派遣ではなく正社員のアプリ開発エンジニアを目指そう
30代未経験者が、何もせずに転職を成功させることはとても難しいでしょう。20代未経験者と違って、ポテンシャルだけではうまく行きません。
30代未経験者がアプリ開発エンジニアとして転職するためには、プログラミングを身につけたり、面接でうまくアピールしたりすることが欠かせません。IT業界自体は人材不足のため、30代未経験者でも十分な可能性があります。
必要な知識を身につけたり、効果的にアピールしたりすることで、正社員エンジニアとしての道もありますので、望みを捨てずにがんばってください。
この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
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・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
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・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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