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AWSとレンタルサーバーの違いは?6つの違いと用途別の違いを解説

IT・技術関連 更新日:2024.06.24
エンジニア採用
AWSとレンタルサーバーの違いは?6つの違いと用途別の違いを解説

AWSって何?

AWSはAmazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。

AWSは「アマゾンウェブサービス」を略した言葉で、大手IT企業であるAmazonが世界中のデータセンターから175以上のサービスを提供しています。

また、クラウドコンピューティングサービスとはインターネットを経由して提供されるサーバーやストレージ、ソフトウェアやデータベースなどのさまざまなサービスのことです。

クラウドサービスとは

クラウドサービスとはインターネットを介したサービスのことです。

クラウドサービスにはさまざまなサービスがありますが、仕組みについて大きく分けると「SaaS」「PaaS」「IaaS」の3種類があります。

ここでは「SaaS」「PaaS」「IaaS」についてそれぞれご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

SaaS

SaaSとはクラウドで提供されるパッケージ化されたソフトウェアのことです。

SaaSは「Software as a Service」の頭文字を取った言葉で、「サービスとしてのソフトウェア」という意味があります。

SaaSはインターネットを介してソフトウェアを提供する仕組みとなっており、具体的にはメールサービスやブログサービスなどが該当します。

PaaS

PaaSとはクラウドで提供されるデータベースやハードウェア、プログラム実行環境のことです。

PaaSは「Platform as a Service」の頭文字を取った言葉で、「サービスとしてのプラットフォーム」という意味があります。

PaaSはアプリケーションソフトが稼働するプラットフォームを提供するサービスで、ユーザーはプログラムだけを用意すれば利用できます。

IaaS

IaaSとはクラウドで提供される仮想サーバーやネットワークなどのインフラのことです。

IaaSは「Infrastructure as a Service」の頭文字を取った言葉で、「サービスとしてのインフラ」という意味があります。

IaaSは情報システムの稼働に必要なインフラを提供するサービスで、ユーザーは自分で好きに選定したOSなどを利用できます。

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとはレンタルで利用することができるサーバーです。

企業が自社のホームページなどを公開する場合はサーバーが必要になりますが、自社でサーバーを要するのではなく、レンタルサーバーを利用するケースの方が主流となっています。

また、レンタルサーバーには「共用サーバ」や「専用サーバ」、「VPS」などの種類があります。ここではレンタルサーバーについてそれぞれご紹介していきます。

共用サーバー

共用サーバーとは1台のサーバーを複数ユーザーで共有する形態のサーバーです。

共有サーバーは複数のユーザーが1つのサーバーを共有で利用することになるため、レンタル費用が安い傾向にあります。月額料金も数百円で済むケースもあるため、ランニングコストを抑えることができます。

さらに共用サーバーはベンダーから提供された環境をそのまま利用するため、特別な知識がなくても利用できます。

専用サーバー

専用サーバーとは1台のサーバーをユーザーが独占して使用する形態のサーバーです。

専用サーバーはユーザーが1つのサーバーをそのまま利用できるため、リソースを独占することができます。そのため共有サーバーよりも安定したネットワークを利用できます。

また、共用サーバーよりスペックも高く、サーバーの管理権限もあるため、ユーザー自身でソフトウェアのインストールなどの設定が可能です。

VPS

VPSとは仮想専用サーバーです。

VPSは「Virtual Private Server」を略した言葉で、1台のサーバーを複数ユーザーで共用する点は共用サーバーと同じですが、VPSは仮想専用サーバーとなっており、ユーザーごとにゲストOSが用意されています。

また、専用サーバーと同じようにユーザー自身で性能などを設定できるようになっています。

レンタルサーバーとAWSのようなクラウドサービスの基本的な違い7選

レンタルサーバーとAWSのようなクラウドサービスの基本的な違いをご紹介します。

ここまでご紹介したとおり、レンタルでサーバーを利用する場合はAWSのようなクラウドサービスやレンタルサーバーを利用することになりますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

ここではレンタルサーバーとAWSのようなクラウドサービスの基本的な違い7選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

レンタルサーバーとAWSの違い1:導入費用

レンタルサーバーには導入費用がかかりますが、AWSなどのクラウドサーバーは導入費用が発生しないという違いがあります。

レンタルサーバーを導入する場合、基本的に導入費用が発生します。一方、AWSのようなクラウドサービスは重量課金制となっており、使用した分だけ料金がかかる形式になっています。

そのため、レンタルサーバーよりもAWSのほうが導入ハードルは低めだと言えるでしょう。

レンタルサーバーとAWSの違い2:運用コスト

レンタルサーバーにもAWSなどのクラウドサーバーにも運用コストが発生しますが、レンタルサーバーの方が運用コストは低めという違いがあります。

一般的にレンタルサーバーの方が運用コストが低いため、できるだけ運用コストを押さえたい場合はレンタルサーバーの方がおすすめです。

ただし、AWSも専用サーバーと比較するとコストは安く済むため、環境と費用を比較して検討すると良いでしょう。

レンタルサーバーとAWSの違い3:回線の快適さ

レンタルサーバーは他のユーザーの影響を受けますが、AWSなどのクラウドサーバーは影響を受けず快適に利用しやすいという違いがあります。

レンタルサーバーは複数のユーザーで1つのサーバーを利用するため、サーバーに負荷を掛けるユーザーがいれば負荷の影響を受ける可能性があります。

一方、AWSなどのクラウドサーバーは他のユーザーと共有する部分は少ないため、影響を受けにくいです。

レンタルサーバーとAWSの違い4:柔軟性

レンタルサーバーは柔軟性に欠けますが、AWSなどのクラウドサーバーは柔軟性が高いという違いがあります。

レンタルサーバーは契約時に設定したプランのスペックで固定となっているため、スペックの変更に迫られた場合はプランを変更する必要があります。

一方、AWSのようなクラウドサービスの場合は柔軟性が高く、スペックは自由に変更できるようになっているという違いがあります。

レンタルサーバーとAWSの違い5:サーバーの運用

レンタルサーバーはサーバーの運用業務が発生しませんが、AWSなどのクラウドサーバーはサーバーの運用業務が発生するという違いがあります。

レンタルサーバーはサーバーのベンダ―側で管理を行っているため、ユーザーは基本的にファイルをアップロードするだけなので、自身で管理する必要はありません。

一方、AWSの場合はサーバーの構想から設計、構築、運用などユーザー側で行う必要があります。

レンタルサーバーとAWSの違い6:カスタマイズ可否

レンタルサーバーはカスタマイズをすることはできませんが、AWSなどのクラウドサーバーはカスタマイズの自由度も高いという違いがあります。

レンタルサーバーはサーバーのベンダー側で運用を行っているため、ユーザー側で容量をアップしたりカスタマイズすることはできません。

一方、AWSなどのクラウドサービスはオプションも多く、自由にカスタマイズできるようになっています。

レンタルサーバーとAWSの違い7:スペックの柔軟性

レンタルサーバーはスペックの柔軟性に欠けますが、AWSなどのクラウドサーバーはスペックの柔軟性が高いという違いがあります。

レンタルサーバーは契約しているプランのスペックで固定となっているため、スペックをする場合はサーバー移行の手間がかかります。

一方、AWSはスペックを自由に変更できる柔軟性の高さがメリットの1つとなっているため、事業拡大に合わせてスペックを上げることも可能です。

【用途別】このケースではレンタルサーバーとAWSのどちらがいい?

用途別のレンタルサーバーとAWSのおすすめをご紹介します。

ここまでレンタルサーバーとAWSなどのクラウドサービスの違いについてご紹介してきましたが、サーバーの利用用途によって適したサービスは異なります。

ここでは最後に、用途別に適したサービスについてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

ECサイトの場合

ECサイトに利用する場合、クラウドサービスの方がおすすめです。

ショッピングサイトなどのECサイトはデータベースが必要になります。そのため、データが多いと読み込みが重たくなることがありますが、クラウドサービスであれば高速に動作するSSDを利用することができます。

個人ブログの場合

個人ブログに利用する場合、レンタルサーバーの方がおすすめです。

個人ブログであればデータベースを使用することもなく、商業利用のサイトよりも小規模で構築することができるため、レンタルサーバーを利用するのがおすすめです。

レンタルサーバーであれば月額費用も安く済むため、気軽に利用できます。

企業サイト

企業サイトに利用する場合、クラウドサービスの方がおすすめです。

企業の自社サイトは同じサーバーを利用している他のユーザーの影響を受けてサイトにアクセスできない状態になれば、大きな損失に繋がるケースもあります。

そのため、影響を受けないクラウドを利用するのがおすすめです。

使う用途でAWSかレンタルサーバーにするか決めよう

AWSやレンタルサーバーは目的に適したサービスを利用するのがポイントです。

ぜひこの記事でご紹介したクラウドサービスやレンタルサーバーの種類や、レンタルサーバーとAWSのようなクラウドサービスの基本的な違いなどを参考に、目的に応じて最適なサービスを利用するようにしましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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