Salesforce認定のデベロッパー試験とは?3つの試験と取得メリット
キャリア
更新日:2024.09.05


Salesforceとは?
Salesforceとはクラウド型のビジネス支援アプリケーションで顧客管理や営業支援などから選んで利用できます。
マーケティングやカスタマーセンター支援、Eコマースの開設などあらかじめ作成されたアプリケーションと、アプリ開発できるプラットフォームなどがあります。
中小企業向けのパッケージや人材育成ツールもあり、世界中で利用されているアプリケーションです。
Salesforce認定資格取得のメリット

業務の効率化
Salesforce認定資格を保有すると、Salesforceの機能を十分に活用できるので、業務の効率化ができます。 Salesforceの導入はマーケティングや顧客管理によって、業務の効率化を図ることが目的ですが、使いこなせないと目標を達成できませんし、営業やカスタマーセンター支援、Eコマースプロジェクトの推進にも影響が出ます。 Salesforceを使いこなすためにも、認定資格は欠かせません。顧客からの信頼を得られる
Salesforce認定資格を取得するメリットは顧客からの信頼を得られることです。 Salesforceの販売やカスタマイズした製品の導入を勧める時、担当者が認定資格を保有していると、顧客は安心して話ができます。自分のやりたいことを実現できるスキルを持っていると判断してもらえるからです。 顧客からの信頼は、企業の将来の業績にも良い影響を与えます。転職市場でも有利になる
Salesforce認定資格を保有していると、スキルとして利用できるので転職でも有利になります。 Salesforce認定資格は企業内の検定試験ではなく、個人の保有資格です。Salesforceを導入している企業への転職や、販売・カスタマイズを手掛ける企業への転職も資格を持っていればプラスに働きます。 転職先の企業で、指導する立場にスキルアップできるメリットもあります。Salesforce 認定デベロッパー3つの試験

Salesforce 認定 Platform デベロッパー
Salesforce 認定 Platform デベロッパーは、Salesforce のカスタムアプリケーションが開発できることが証明される認定試験です。 受験にはSalesforceの開発を1年から2年経験し、Lightning Platformの経験は6か月以上が目安です。Lightning Platformの経験はインターフェース開発と基本的なプログラミング機能を網羅していることを意味します。試験形態・方法
Salesforce 認定 Platform デベロッパーの試験形態は、多肢選択式のPC試験で、試験会場での監督付き受験で実施されます。 出題数は60問、制限時間は105分です。試験会場はSalesforce直営のものと、一般会場が全国に準備されます。オンライン受験も可能ですが、監督できるようにWebカメラの設置が義務付けです。 問題によって、選択肢の数が4つまたは5つある中から選びます。出題傾向・合格ライン
Salesforce 認定 Platform デベロッパーの出題傾向はロジックとプロセスの自動化について46%出題され、合格ラインは66%です。 出題はこの他にSalesforceの基本・データモデリング及び管理・ユーザーインターフェース・テストの5つの分野から約10%ずつ出題されます。 Salesforceは自習用コンテンツがあり、集合研修やオンライン研修も実施され、アプリから申し込みが可能です。Salesforce 認定上級 Platform デベロッパー
Salesforce 認定上級 Platform デベロッパー資格試験は、Salesforce Platformとデータモデリングのプログラミングの習得が証明されます。 2年から4年の開発実績と1年以上のLightning Platform開発経験が求められ、Lightning Platformのカスタムアプリ開発経験は必須です。 受験はSalesforce 認定 Platform デベロッパー保有が条件です。試験形態・方法
試験は多肢選択式PC試験とTrailhead Superbadge 受講の2つのステップで、試験会場またはオンラインでの監督付き受験です。 出題数は60問、制限時間は120分です。選択は答えが1つのものと複数のものがあります。 テスト合格後Trailhead SuperbadgeのApex、Date、Aura、Advanceの4つを公式サイトのTrailheadで受講します。出題傾向・合格ライン
出題傾向はロジックとプロセスの自動化とユーザーインターフェースがそれぞれ20%で合格ラインは70%です。 この他の問題はSalesforceの基本8%とデータモデリング及び管理5%、パフォーマンス15%、インテグレーション14%、テスト13%、デバッグツールとリリースツール5%の割合です。 出題範囲の機能を実際に利用した経験が試されます。Salesforce 認定 B2C Commerce デベロッパー
Salesforce 認定 B2C Commerce デベロッパーはCommerce Cloud を利用したEコマース開発ができることの証明です。 3~6か月のB2C Commerce デベロッパーとしての経験やBusiness ManagerによるEコマース管理実績が必要です。 受験資格はSalesforce B2C Commerce Digitalの開発経験で、Salesforceの顧客や販売店の従業員が対象です。試験形態・方法
試験形態は多肢選択または複数選択方式が60問出題され、テストセンターやオンラインでの監督付きのPC試験で実施されます。 試験時間は105分で、受験に前提条件はありません。 認定資格は新製品の情報を取得するために、TrailheadでSalesforce 認定 B2C Commerce デベロッパーの資格更新モジュール受講が、毎年義務付けです。出題傾向・合格ライン
出題傾向はアプリケーション開発が全体の53%を占め、合格ラインは65%です。 この他の試験範囲は環境設定11%、B2Cサイトでの作業12%、Business Managerを使用したデータ管理24%です。 Salesforceの利用経験がないエンジニアでも受験できますが、Trailheadの集合研修に参加してからの受験がお勧めです。Salesforce 認定デベロッパーに必要なスキルや知識

Lightning コンポーネントの理解
Lightningコンポーネントはフレームワークや開発者用のツールが準備されているので、アプリ開発には理解が不可欠です。 従来はAuraコンポーネントを利用してきましたが、技術の進化に伴いLightning Webコンポーネント(LWC)が提供され、現在はAuraと共存させながらLWCへ統合されています。 Lightning コンポーネントの理解は、開発を手掛ける認定デベロッパーには重要です。開発からテスト
認定デベロッパーに求められる開発からテストに関するスキルは、開発ライフサイクルに関する知識です。 Salesforceをカスタマイズして提供するためには、開発はもちろんですが、複数のテストによって不具合の発見に努めることが求められます。 Platform、上級Platformどちらの認定デベロッパー試験でも約10%がテストに割り当てられ、アプリ開発での重要ポイントに位置付けられています。オブジェクト指向言語に関する経験
認定デベロッパーにはオブジェクト指向言語に関する経験が必要です。 カスタマイズ作業には基本的なプログラミング機能に関する知識も必須で、Salesforceに搭載されている学習ツールのTrailheadはオブジェクト指向言語に関する知識を保有していることを前提条件に講義が進められます。 認定デベロッパーは、開発に必要なオブジェクト指向言語に関する豊富な経験が求められます。Salesforceの認定デベロッパー資格を取得しよう!

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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