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「LPIC」(エルピック)とは、どんな資格?取得するとどんな仕事に活かせるの?勉強方法は?

キャリア 更新日:2024.06.30
エンジニア採用
「LPIC」(エルピック)とは、どんな資格?取得するとどんな仕事に活かせるの?勉強方法は?

LPICについて紹介

「LPIC」という資格を聞いたことはありますか?IT業界に関わったことがある方や、IT業界に興味を持って少し調べてみたという方であれば、一度は耳にしたことがある資格ではないでしょうか。本コラムでは、そんな「LPIC」についてご紹介していきます。

1.「LPIC」とは?

そもそも「LPIC」とはどのような資格なのでしょうか。資格を取得することで、どのようなことが認定されるのでしょうか。

■Linuxの技術者として認定してもらえる

正式名称:『Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)』
この名称からも分かるように、「LPIC」はLinuxの技術者であることが認定される資格となっています。Linuxとは、現在世界中で最も普及しているOS(オープンソースのオペレーティングシステム)のことです。
※OSとは、コンピューターを動かすためのソフトウェアのことです。パソコンや、スマートフォン、タブレット、サーバーのような、私達の身の回りにある家電製品や機器などのコンピューターには、様々な機能を持つOSが入っており、意外と身近なものなのです。

■世界標準のIT資格

「LPIC」は、世界共通の認定資格となり、これまでも全世界で大勢の人が受検し、取得をしてきました。中でも日本人の取得者数が多いとされています。この資格が取得できれば、世界中でLinuxの技術者であることを認定してもらえることになります。日本に特化した「LinuC」という資格も登場していますが、幅広く知識を身に付けたいという方に、「LPIC」はおすすめの資格となります。

■試験構成

「LPIC」の試験は、難易度に応じてレベル1からレベル3までの3段階あります。さらに、レベル1~2では、各レベルで2種類の試験があり(レベル1:101試験・102試験、レベル2:201試験・202試験)、その両方に合格することで資格が認定されます。レベル3に関しては、各分野で試験が分かれています。300試験・303試験・304試験の3種類があり、それぞれの試験内容が独立しているため、いずれか1種類だけの合格でも、その試験分野のエキスパートエンジニアであることが認定されます。

また、試験の内容は実務的な問題が多く、学習を通してLinuxの基礎を身に付けることもできる上に、今後長期的に役に立つ知識も身に付きます。
実際、公式の調査によると資格取得後の満足度は89%と、LPIC取得によるメリットを感じている方は非常に多いようです。

2.どんな仕事に活かせるのか

資格を取るからには、今後の仕事にも存分に活かしていきたいですよね。ではここからは、「LPIC」を活かせる仕事をみていきましょう。

■Linuxエンジニア

やはり、Linuxの技術者認定資格なので、Linuxに関わる仕事に幅広く生かすことができます。Linuxは、安定稼働であること、オープンソース(プログラムのソースが公開されているもの)であること、無償で利用できること、比較的操作がしやすいこと等から、現在多くのものに利用されています。

●様々なサーバー
WEBサーバー、メールサーバー、データベースサーバー、ファイルサーバー・・・
●クラウド基盤・仮想サーバー
●スーパーコンピューター
●スマートフォン(Android)
●家電製品             等

上記のように、Linuxは今やほとんどの分野で主流なOSとなっており、大手企業がビジネスの中心に位置づけるOSにもなっています。

■日常の業務

上述のような専門的分野で「LPIC」は特に活かすことができますが、実は、日常のちょっとした業務の中でも活かすことができます。
例えば、勤務している会社で、何かLinuxを使用した業務ツールや設備にエラーが起きてしまい、業務ができなくなった場合、業者へ連絡してトラブル対応に来てもらう必要がありますが、時間も金銭面でもロスが生じます。しかし、社内でLinuxを扱うことができる社員がいれば、そのようなロスも生じないため大変重宝されます。

このように、「LPIC」は専門的職種以外でも十分活かすことができる資格なのです。

3.どのように勉強すればいいの?

幅広い分野で主流となっている上に、日常の業務でも活かすことのできるLinuxの技術。ぜひとも身に付けたいと思った方もいらっしゃることでしょう。では、どのように勉強をすると良いのでしょうか。

■テキストを活用・経験者に聞く

一番初めに考え付くことといえば、市販のテキストを使用して自分で学習してみるということですよね。現在多くの出版社から様々なテキストが出版されているので、書店へ赴いて内容を比較し、最も分かりやすく自分に合ったテキストを選ぶと良いでしょう。また、もし身近にLinux経験者がいれば、その方に知識や実際の仕事の話を聞くのも良いでしょう。

■オープンアップITエンジニアのLPIC(サーバー)研修

とはいえ、専門的な知識をイチから学ぶとなると、独学だと限界があります。お知り合いや身内に詳しい方がいらっしゃればいいのですが、そうでない方は、やはり詳しい人に質問できる環境がほしいですよね。当社、オープンアップITエンジニアでは、業界未経験からエンジニアを目指している方に向けて様々な研修を行っています。その中のひとつに「LPIC(サーバー)研修」があります。研修では、専任の講師が丁寧に教えます。講師は、元々は現場でエンジニアとして勤務していた、本物の知識・技術を持っている者なので安心です。直近での過去6年間だけを見ても、約4000名の方が受講された、実績ある研修なのも安心できるポイントです。ちなみに・・・同じような内容でスクール等に通うとなると30万円以上かかりますが、当社の研修は完全無料!しかも研修期間中もお給料が支給されます!本気でエンジニアを目指している方を、オープンアップITエンジニアは全面的に応援します。

4.まとめ

ここまで、LPICとはどのような資格なのか、取得することでどのような分野で有利に働くのかについて紹介してきました。Linuxは今や全世界で主要とされているOSです。その技術者であることを認定されることで、今後のサーバーサイドでの幅広い活躍に期待ができますし、何よりも、自身の強みになります。ITに興味があるけれども、何を勉強したら良いのか決めかねている方、ぜひこの機会にLPICを取得してみませんか?その際は、ぜひオープンアップITエンジニアの研修も検討してみてくださいね。

LPICを勉強する

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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