取得すべきDB関連の資格5選!需要が高まるデータベースエンジニアとは
‘SE’ ‘left’ ‘最近、データベースエンジニアの職業が気になっています。なるために資格は必要でしょうか?’]
‘PM’ ‘right’ ‘弁護士のような「士業」ではないので、絶対に資格が必要という訳ではありません。ですが、データベースの知識は求められるので、勉強は必要になってきますよ。’]
DBとは
データベースはDBと略されることもあり、一定の形式でまとめられ、複数人で共有したり、検索や加工したりできるようにした、データの集まりのことを指します。電話帳や辞書などもDBと言えます。
DBは主にエンジニアが、企業などが所有するビッグデータを管理するシステムのことを指すことが多く、DBに関する仕事をするエンジニアのことをデータベースエンジニアと言います。
データベースエンジニア
データベースエンジニアの主な仕事内容は、クライアントの要望に沿ったDBの設計を行ったり、その設計をもとにDBを構築したりすることです。
また、データベースエンジニアはDBを作れば終わりというわけではなく、その構築したDBの管理や運用なども行います。これらの項目ごとに求められる知識やスキルが異なるので、幅広い知識とスキルが必要です。
そのため日本の平均年収よりも高めで、約549万円となっています。
データベースエンジニアになるには資格がいるのか?
データベースエンジニアになるために必須となる資格はないので、誰でも目指すことはできます。しかし、非常に多くの重要なデータを扱うDBに関わる仕事なので、高度で専門的な知識やスキルが必要となります。
そのため、募集するときに特定の資格の取得を必須条件にしている企業もあります。
取得しておくべきBD関連の資格5選
データベースエンジニアになるために、必ず取得しなければならない資格は特にありません。取得しておく方が就職や転職の際に有利に働く資格について、ここで紹介します。
取得しておくべきBD関連の資格1:Oracle Master
Oracle社が開発・リリースを行っているOracle Databaseに関する認定資格です。Oracle Database は世界でもトップシェアを誇るデータベースですので、取得しておけば資格を活かせる場所は多いはずです。
以下、オラクルマスター試験の分類です。
◆Bronze
難易度はそれほど高くなく、Oracle Databaseに関する基本的な知識が問われる試験です。
◆Silver
データベースの管理からパフォーマンスやセキュリティなど、問われる内容は多岐にわたります。
◆Gold
プロフェッショナルとしての知識やスキルが問われ、講習受講も必要です。
◆Platinum
難易度が一番高い、実技試験です。
オラクルマスター試験は、下位資格から順番(Bronze→Silver→Gold→Platinum)に取得する必要があります。
取得しておくべきBD関連の資格2:データベーススペシャリスト試験
こちらも情報処理推進機構が運営する国家資格で、高度情報処理技術者試験に分類されます。データベース関連の内容がすべて網羅されているのが特徴で、企画から要件定義、開発、運用、保守まで、高度な知識と実践的な能力が問われる試験です。
こちらの資格を取得することで、技術動向を理解したうえでの目的に応じた技術選定を行い、標準化やリポジトリシステムの開発や運用・保守までできる能力を証明できます。
資格取得の難易度は非常に高いですが、取得できれば就職や転職活動では有利に働くことでしょう。
取得しておくべきBD関連の資格3:情報処理技術者試験
データベースエンジニアを目指す前に、まずはITエンジニアとして働くための基礎知識をつけなければなりません。その際に活用するのが、情報処理推進機構が運営する国家資格の「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」です。次項のデータベーススペシャリスト試験を受ける前に、こちらの試験勉強からはじめてみましょう。
取得しておくべきBD関連の資格4:OSS-DB
こちらはオープンソースデータベースの知識と技術を認定する資格です。オープンソースのデータベースも昨今はシェアを急速に拡大しており、取得しておいて損はないでしょう。
以下、OSS-DB試験の分類です。
◆Silver
下位資格で、データベースシステムの設計、開発、運用といったことの知識や技術が問われます。
◆Gold
上位資格で、データベースシステムの改善や管理、またはコンサルティングができるレベルの知識や技術が問われます。
取得しておくべきBD関連の資格5:MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)
MCP(マイクロソフト認定資格プログラム)はマイクロソフトの製品についての知識や技術を認定するための資格で、マイクロソフト社が運営をしています。データベースエンジニアは幅広い知識を求められるので、将来性を高めるためにも、MCPの取得を目指すと良いでしょう。
ただし、MCPは製品やバージョンによって細かく区分されているので、自分に必要な部分を見極めて資格取得を目指す必要があります。
DB関連の資格を取得するメリット
データベースエンジニアとなるために必須の資格はありませんが、幅広く、高度で専門的な知識やスキルを求められます。
そのため、データベースエンジニアとして仕事をしていく場合は、それらの知識やスキルなどを持っているということを証明するためにも、DB関連の資格取得が必要となります。また、資格取得に向けて勉強をすることも、スキルアップに繋がります。
データベースエンジニアに必要なスキル
データベースのアクセスに必要なスキルで一番大切なのがSQLの知識です。データベースの製品によってはSQLの命令で使える、使えないはありますが、基本的には「SELECT:抽出」「UPDATE:更新」「INSERT:追加」「DELETE:削除」は行えるようにしましょう。
また、自分で開発を行う際には、データベースで動作するプログラムをコーディングできるストアドプロシージャの知識も必要です。ストアドプロシージャを実装するには、Oracle DatabaseではPL/SQLの知識が、SQL ServerではTransact-SQL(T-SQL)の知識がそれぞれ必要になります。
データベースエンジニアの将来性
情報化社会において、データベースエンジニアの需要は高く、今後もその需要がなくなるとは考えにくいです。また、IT業界が慢性的な人手不足であることからも、データベースエンジニアは安定して仕事が獲得できる職業でしょう。
近年ではクラウドの技術が進んできています。そのため、今後のデータベースエンジニアにはクラウドに対応した知識も求められます。時代に合わせた知識やスキルを柔軟に身につけることが必要となるのです。
‘SE’ ‘left’ ‘データベースエンジニアはこれから需要が増えそうですね。今からでもデータベースについての知識は深めておきます。’]
‘PM’ ‘right’ ‘エンジニアとして働き続けるためには、データベースに限らず知識のアップデートは常に必要です。どんどん新しいスキルも出てきていますので、できることは増やしておきましょう!’]
DB関連の資格を取得してデータベースエンジニアになろう
データベースエンジニアはDBに関する仕事をすることになるので、幅広く、高度で専門的な知識やスキルを求められます。もし、データベースエンジニアなるのであれば、転職先として志望する企業や、クライアントとなる企業などに対して、それらの知識やスキルを持っていることを証明しなければいけません。
知識やスキルを身につけていくためにも、DB関連の資格取得を目指しましょう。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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