ブログTOP > エンジニア採用 > エンジニアに必要なコミュニケーション能力4つとは?診断方法と項目も紹介

エンジニアに必要なコミュニケーション能力4つとは?診断方法と項目も紹介

エンジニア採用 更新日:2022.11.14
エンジニア採用
エンジニアに必要なコミュニケーション能力4つとは?診断方法と項目も紹介

エンジニアに求められるコミュニケーション能力とは?

エンジニアはITのスペシャリストで、その職種はWeb系・組み込み系・インフラ系など多岐に渡ります。

 

しかしエンジニアは、ITに対する知識やスキルだけあれば良いというものではありません。エンジニアは、コミュニケーション能力も重視される職種なのです。

 

チーム内メンバーと接するだけではなく、クライアントの対応をすることもあるため、社会人として基本的なコミュニケーションスキルは身に付けておくべきでしょう。

クライアントの要望や要求を引き出す能力

エンジニアの仕事に「要件定義」というものがあります。要件定義とはクライアントが求めるシステムの全体像を明確にし、細部の機能も含めて明文化してクライアントとの間で統一した見解を得る作業です。

 

要件定義では、クライアントのニーズを正確に把握することが非常に重要になります。クライアントの要望や要求を引き出すコミュニケーション能力は、エンジニアにとって必須と言えるでしょう。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力4つ

エンジニアはクライアントと直接やり取りをすることがあるため、そのためのコミュニケーション能力を備えている必要があります。

 

エンジニアは「信頼関係を構築する力」・「クライアントの要望をヒアリングする力」・「プレゼン力」・「クライアントを巻き込む力」を発揮できるようなコミュニケーション能力を持っていることが期待されます。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力1:信頼関係を築く

要件定義はシステム開発の第1歩です。ここでクライアントの要望をしっかりヒアリングできなければ、その後の工程全てに悪影響を及ぼす危険性があるでしょう。

 

クライアントが本心を話すためには、エンジニアとの間に信頼関係が構築されていなければなりません。信頼関係を構築するには、相手のふところに入り込む能力や相手に共感する能力がコミュニケーションスキルとして必要になります。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力2:クライアントの要望の聞き出す

要件定義の際は、いかにしてクライアントの要望を正確に聞き出せるかがカギです。相手の要望を聞きとるヒアリング能力は、エンジニアの業務を遂行する上で非常に大切になるでしょう。

 

ヒアリングとは相手の話を傾聴することです。傾聴するときは話の内容はもちろんのこと、相手の表情やしぐさなども注意して見ていく必要があります。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力3:プレゼン力

ヒアリング後は、その結果を分析して相手にプレゼンする必要があります。プレゼン力とは自分の考えを相手に伝える能力です。自分が言いたいことを話すのではなく、相手に伝わる話し方ができるかどうかがカギになります。

 

IT知識があまりないクライアントに専門用語を多用したり、言葉足らずな説明をしたりすると誤解が生じることがあります。プレゼン力もコミュニケーション能力の1つです。相手の理解を得られる話し方を心がけましょう。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力4:クライアントを巻き込む

仕事は受注すれば終わりではなく、その後も継続してクライアントと良い関係を維持する必要があります。そのためにはクライアントからの共感を得て、一緒に業務を進めていくことが大切です。

 

相手から共感を得られるかどうかは、信頼関係構築の程度に左右されます。信頼関係の構築には、これまでのコミュニケーションの積み重ねが影響を及ぼすでしょう。

コミュニケーション能力を無料で診断する方法

エンジニアにとってコミュニケーション能力は、技術力と同じくらい大切です。ITスキルのレベルを証明する資格制度があるように、コミュニケーション能力を無料で診断できる「診断ツール」も存在しています。

 

以降で、ネットで公開されている無料の診断ツールについて紹介するので、コミュニケーション能力のレベルを知るための参考にしてみて下さい。

日本コミュニケーション能力認定協会「コミュニケーション能力診断」

コミュニケーション能力診断ツール1つ目は、日本コミュニケーション能力認定協会が提供している「コミュニケーション能力診断」です。

 

コミュニケーション能力診断は、「基礎編」・「ビジネス初級編」・「ビジネス上級編」の3つのレベルから選択できます。いずれも全12問から成る選択式で、無料で診断を受ける事が可能です。すきま時間にさっと診断するのに適しています。

ダイレクトコミュニケーション「コミュニケーション総合能力診断」

コミュニケーション能力診断ツール2つ目は、株式会社ダイレクトコミュニケーションによって提供されている「コミュニケーション総合能力診断」です。

 

「環境・努力指数」・「メンタルヘルス」・「人間関係構築力」・「社会人基礎力」の各カテゴリーの設問に答えることで、コミュニケーション能力が総合的に判断されます。

 

前項で述べた「コミュニケーション能力診断」と同様、無料でオンライン上での診断が可能です。

コミュニケーション能力診断で診断できる項目

コミュニケーション能力は具体的に何を基にして判断するのでしょうか。各診断ツールを比較することで共通している項目が見えてきます。

 

一般的にコミュニケーション能力診断で診断可能な項目は、大きく分けて4項目あります。以降でそれぞれの項目について詳しく見ていきます。

診断できる項目1:人間関係や信頼関係を構築する能力

コミュニケーション能力を診断するツールで、人間関係や信頼関係を構築する能力のレベルを診断できます。

 

人間関係や信頼関係を構築する能力は、人の話を傾聴する力、人に話を伝える力、表情などの非言語的な方法をコミュニケーションで用いる力から読み取ることが可能です。

 

具体的な質問としては、「相手の発言を自分の言葉で言い直しているか」・「会話中は笑顔が多いか」などがあるでしょう。

診断できる項目2:リーダーシップ力

コミュニケーション能力を診断するツールで、リーダーシップ力のレベルが診断できます。リーダーシップ力は論理的思考力や人を説得する力、物事を見る時の公平性から読み取ることが可能です。

 

具体的な質問としては、「人前で自分の意見を言えるか」・「根拠に基づいた説明ができるか」・「全体を見渡す視野の広さがあるか」などがあるでしょう。

診断できる項目3:人を動かす力

コミュニケーション能力を診断するツールで、人を動かす力がどの程度あるのか診断できます。人を動かす力は、交渉する力やプレゼンする力から読み取ることが可能です。

 

具体的な質問としては、「物事の良い面、悪い面両方踏まえた説明ができるか」・「人の注意を惹ける表現力があるか」・「人に共感を示せるか」などがあるでしょう。

診断できる項目4:論理的なコミュニケーション能力

コミュニケーション能力を診断するツールで、論理的なコミュニケーション能力のレベルが診断できます。

 

論理的なコミュニケーション能力は、筋道立てて物事を思考する能力の有無から読み取ることが可能です。

 

具体的な質問としては、「自分の考えの要点をまとめて話ができるか」・「相手の話を正確に聞き取るリスニング力があるか」などがあるでしょう。

エンジニアがコミュニケーション能力を高める方法5つ

ここまでエンジニアにとってのコミュニケーション能力の重要性や、コミュニケーション力を診断するためのツールについて紹介してきました。それでは、日常でコミュニケーション能力を鍛えていくためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

以降で、コミュニケーション能力を向上させるための方法5つについて紹介していきます。日常生活で実践して、コミュニケーションのスキルアップを目指しましょう。

コミュニケーション能力を高める方法1:言葉を選びながら話す

会話する時は言葉を選びながらすると良いでしょう。これは当たり前と言えばその通りですが、意外に出来ていないことが多い気遣いの1つです。

 

IT産業と関係ない分野のクライアントの場合、エンジニア同士では常識的な内容でも丁寧に説明しないと伝わらないことがあります。IT関連の専門用語も、同様に伝わりにくいという認識でいた方が良いでしょう。

 

相手に合わせた言葉を選択して、わかりやすく説明することが大切です。

コミュニケーション能力を高める方法2:相手の視点で物事を考える

人と関わる時は、相手の視点で物事を考える習慣を付けておくと良いでしょう。相手の立場に立つためには、観察力を鍛えておく必要があります。

 

相手の視点で物事を考える基本として「されて嬉しいことをする」や「されて嫌なことはしない」がありますが、これは自分視点のままであることが問題でしょう。

 

相手の目線に立つためには、その人の置かれている状況や話す内容などから総合的に判断できるための観察力が欠かせません。

コミュニケーション能力を高める方法3:要点から伝える話し方に変える

良好なコミュニケーションのためには、相手に伝わる話し方になるよう配慮することが大切です。相手に伝わるように話をするためには、要点から伝えることを心がけると良いでしょう。

 

まず要点を伝えることで、1番相手に伝わってほしい内容を真っ先に伝えることが可能になります。その後で、相手の様子を見て必要な説明を補っていくようにしましょう。

コミュニケーション能力を高める方法4:リスニング力を意識する

コミュニケーションで相手の話を聞くことは基本ですが、ここで再度「聞く」ということがどういうことか見直してみましょう。

 

相手の話を聞く時は、話の内容に耳を傾けることに集中し、言葉の裏に隠された真意も推し量りつつ聞けることが良いリスニングにつながります。

 

無意識に頭の中で相手の言葉に反論したり、別なことを考えたりしないよう注意してリスニング力を鍛えていきましょう。

コミュニケーション能力を高める方法5:毎日実践する

ここまで、コミュニケーション能力を高めるためには「言葉を選んで話す」・「相手の視点で考える」・「要点から伝える」・「リスニング力を意識する」と言った方法があることを紹介しました。これら4つの方法を毎日実践していきましょう。

 

コミュニケーション能力は、実践していくことで徐々に身に付き、スキルも向上していきます。毎日実践することでコミュニケーション能力を培っていきましょう。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力を診断してみよう

コミュニケーション能力は、客観的に評価することが難しいものです。しかしコミュニケーション能力を評価するツールを用いれば、ある程度客観的な診断が可能でしょう。

 

エンジニアにとって、コミュニケーションスキルは技術力と同じくらい重要なものです。コミュニケーションスキルの向上を意識して、日々の生活で練習を積み重ねていきましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
ITエンジニアを派遣で採用したい企業様へ
ITエンジニアを派遣で採用したい企業様へ
  • 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
  • すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
こんな悩みをお持ちの採用・人事担当者の方は、
オープンアップITエンジニアをご検討ください!

当社のITエンジニア派遣サービスは

  • 派遣スピードが速い!(最短即日)
  • 低コスト
  • 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
  • 正社員雇用も可能

こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。

無料相談のお申し込みはこちら
エンジニア採用の記事一覧へ

カテゴリから記事を探す

すべての記事一覧へ