IT系人材獲得に派遣会社利用がおすすめな理由|上手に選ぶポイントも紹介
IT系人材派遣会社4つの種類
自社でのIT系の人材確保のためにIT系人材派遣会社の利用を検討しているという方もいるでしょう。IT系人材派遣会社には、大きく分けて「大手派遣会社」「資本系派遣会社」「職種特化型派遣会社」「独立系派遣会社」の4種類があります。
また、種類によって扱っている案件などにも違いがあります。ここではIT系人材派遣会社の種類についてそれぞれ紹介していきますので、どのような違いがあるのか参考にしてみてください。
1:大手派遣会社
大手派遣会社はさまざまな種類の求人や職種を取り扱っている人材派遣会社です。全国展開しているため、全国の主要な都市に拠点が設けられています。
また、大手企業の優良案件を取り扱っている場合が多く、福利厚生も充実しているケースが多いです。派遣会社にはこれまで蓄積してきたノウハウがあるため、登録する側にとっても安心感があります。基本的に求人数が非常に多いため、さまざまな案件から選ぶことができるでしょう。
2:資本系派遣会社
資本系派遣会社とは、大手企業のグループ会社の資本によって設立した人材派遣会社です。基本的には中小規模の会社が多く、グループ事業所内での求人を取り扱います。
大手企業の関連会社であるため、福利厚生などが充実した案件が多く、雇用契約や就業日数といった条件も統一されています。
また、IT系や金融系といった経験者優遇の案件を多く取り扱っている傾向があるため、経験者は通常であれば入社することが難しいような大企業で即戦力として活躍できるでしょう。
3:職種特化型派遣会社
職種特化型派遣会社はエンジニアや看護、製造、販売、貿易など、特定の専門分野に特化した人材派遣会社です。これらの専門分野に派遣を行っていることから、派遣先とのパイプが太く信頼が厚いのが特徴です。
ただし、限られた職種や業界に特化していることから、異業種から仕事を求めて登録する場合には案件を紹介してもらいにくいというデメリットもあります。人材として登録する場合は、エンジニアとしてキャリアアップしたい場合に適しているでしょう。
4:独立系派遣会社
独立系派遣会社は独自に資本金を集めて設立した人材派遣会社のことです。企業規模は会社によって異なり、テンプスタッフやスタッフサービスといった知名度の高い大手企業もあれば、地域に密着した求人を扱っている中小規模の派遣会社もあります。
独立系派遣会社も大手企業になるほど豊富な人材を扱っているため、条件を絞ってIT人材を獲得できます。また、人材育成にも力を入れている傾向があります。
IT系人材獲得に派遣会社利用がおすすめな6つの理由
派遣社員を活用するメリットは、自社で教育や研修を行わなくても、即戦力になり得る優秀な人材をスピーディーに確保できる点にあります。
これは、エンジニア採用にも当てはまるメリットです。
まずは、一般的な企業における派遣活用のメリットをみていきましょう。
1:教育・研修不要で優秀な人材を確保可能
派遣社員は、それまでの経歴をベースに派遣会社で研修や教育を受け、一定レベル以上のスキルを習得した優秀な人材であることが前提とされています。
派遣スタッフを活用することで今不足しているマンパワーを迅速に補うことができるのは、大きな魅力です。
2:派遣会社の活用で採用コストと時間を削減
派遣社員の時給は多少割高であるものの、人材を一人採用したいと思った時にかかるコストや採用後の教育を考えると、実はとてもコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
3:必要な時にスポット的に活用できる
派遣社員を活用するメリットは、適切な時期に必要なスキルを持つ人材を確保できる点にあります。
4:未経験者でも仕事を特定し短期教育で戦力が期待できる
IT業界全体でIT人材が不足していることから、即戦力の経験者を獲得することは難しくなってきています。しかし未経験者を採用し、一から育成するのは時間的にも費用的にも大きなコストがかかります。
その点、人材派遣会社を利用して人材を獲得すれば、未経験からだったとしても特定の仕事のみを教えるだけで良いため短期間で教育が完了できるでしょう。また、担当してもらう仕事のスキルを身につけてもらえば、すぐに戦力として会社に貢献してくれることが期待できるでしょう。
5:開発業務の生産性アップが期待できる
システム開発の現場では、開発の中心となる開発業務以外にも細々とした手を動かす業務が発生します。このような人手が必要な業務全てを正社員が担っていると、より力を入れたいコア部分の開発に集中できなくなる場合があります。
しかし派遣会社を利用することで、責任のあるコア部分の開発は正社員のエンジニアが行い、他の実装や構築などの業務を派遣エンジニアに任せられるようになるため、開発現場全体の生産性をアップできるようになるでしょう。
6:重要業務のサポートとして期待できる
技術の流出を防止する目的や、責任感を持って開発を行ってもらいたいという理由から、システム開発の重要な部分は正社員のエンジニアに任せたいという企業は多いでしょう。
そういった場合でも、責任のある重要な業務は正社員、業務をサポートするのが派遣社員というように役割分担を行うことで、効率的な開発環境を実現できるでしょう。
IT系人材派遣会社を上手に選ぶポイント
先に紹介したとおり人材派遣会社にはそれぞれ種類があります。高いITスキルを持った人材が多く在籍している派遣会社を希望する場合は、IT系に特化した職種特化型派遣会社を選ぶと良いでしょう。
また、豊富なノウハウやサポート体制のしっかりした大手派遣会社も視野に入れて検討していくといいでしょう。
IT系人材派遣の働き方形態の特徴
派遣人材の働き方には「登録型派遣」と「常用型派遣」という2つの働き方があります。はじめて人材派遣会社を利用する場合、具体的な違いがわからないという方もいるのではないでしょうか。
ここではIT系人材派遣の働き方形態の特徴について解説していきます。
登録型派遣
登録型派遣とは、派遣会社に登録して派遣先会社と派遣会社間で取り決められた期間で派遣会社と有期の雇用契約と結ぶという働き方です。
登録型派遣の場合、派遣先企業との契約が終了すれば雇用契約自体が終了します。そのため、新しい派遣先が決まるまでは給与も発生しません。
常用型派遣
常用型派遣とは、派遣会社と期限を設けない形で契約を結び、派遣会社の社員として派遣先企業で働くという働き方です。
派遣会社とは無期の雇用契約を結ぶことになるため、派遣先企業での就業期間が終了しても常時雇用契約は結ばれた状態のままとなります。そのため、次の派遣先が決まるまでの待機期間中も給与が支払われます。
派遣社員にIT業務を任せるメリット
次に、IT業務を担当する派遣スタッフを採用するメリットに限定して考えてみましょう。
エンジニアの派遣で多い無期雇用派遣は、派遣会社が派遣スタッフを直接雇用の正社員として採用した上で、クライアントである派遣先企業で就業させるシステムです。
派遣スタッフにとって無期雇用派遣のメリットは、次の派遣先企業が見つからなくても安定した給与が派遣会社から支給される点にあります。
無期雇用派遣の場合、派遣社員も安心して業務に集中することができるためパフォーマンスの向上も期待できるので、派遣先企業にとっても大きなメリットといえるでしょう。
IT系人材派遣会社を上手に活用しよう
自社にIT関連ノウハウがない場合は、特にエンジニア採用は難しくなる傾向があります。
それでもIT化の波は着実に進んでおり、どのような企業にもエンジニアの存在は必要不可欠な時代において、エンジニア採用はさらに難しい局面を迎えることが予測できるでしょう。
そのような場合、必要なスキルを保有する人材を速やかに充当することができる派遣会社の活用は、有効な解決策となるでしょう。
出典:一般社団法人日本人材派遣協会「人材派遣の仕組み」
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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