気の合う人たちだけと過ごせるプライベートな時間と違い、職場では一緒に仕事をする人を選ぶことはできません。

そのため、職場における人間関係のトラブルはよくある問題でもあります。

エンジニアの派遣先でよく起こる人間関係のトラブルとはどのようなものでしょうか。

その対処法についても合わせて紹介します。

派遣のエンジニア自身が原因のケース

コミュニケーションが苦手である

派遣のエンジニアによっては、慣れない場所で初めての人たちと話すことが得意ではない人もいます。

社交的な性格であっても、既に出来上がった職場のコミュニティーには入りにくさを感じることは少なくありません。

職場の雰囲気に馴染めるよう、派遣先社員が積極的に声がけを行うと派遣社員の緊張も和らいでいくでしょう。

勤務態度に問題がある

遅刻や欠勤が多い、業務指示に従わない、担当業務を終わらせないまま退社してしまうなど、派遣のエンジニアの勤務態度に問題がある場合もあります。

このような場合は、派遣のエンジニアに直接注意するのではなく、まずは派遣元企業に連絡をして状況を報告しましょう。

派遣元企業の担当者から派遣社員の態度を改めるよう注意をしてもらう方法が賢明です。

派遣先の環境が原因のケース

派遣先社員の仲が悪い

派遣先の社員の関係性が悪く、社員同士の意思疎通が不足しているため、複数の人から異なる指示を出されることがあります。

このような場合、派遣のエンジニアは居心地が悪く感じるだけでなく、異なる指示に困惑し、業務にも支障をきたします。

派遣社員に指示を出す社員を明確にし、統一された指示が出せる体制に整えるとともに、部署内の連携を改善するように努めましょう。

パワハラやセクハラを受けている

就業先によっては、派遣社員と正社員と言う立場の違いから、派遣先の社員から威圧的な態度や屈辱的な発言をされることや、性的な嫌がらせを受ける場合があります。

該当の社員に悪意がない場合でも、相手が不快に感じる場合もあります。

派遣社員からそのような訴えがあった場合には、状況を確認したうえで、該当の社員に対し、今後の態度を改めるよう注意を与えましょう。

トラブル発生時はできるだけ早い対処を

人間関係のトラブルは、どこの職場でも起こりうる問題です。

派遣のエンジニアが派遣先の人間関係に悩むことの多い例を紹介しました。

人間関係のトラブルから退職を希望するエンジニアも少なくはありません。

トラブルが発生した際には、できるだけ早いタイミングで対処を行うようにしましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名（2024年6月現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍（2024年5月現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2024年6月時点）

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