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AWSのもたらすメリット7選とは?AWSの主なメニューも紹介

IT・技術関連 更新日:2024.06.21
エンジニア採用
AWSのもたらすメリット7選とは?AWSの主なメニューも紹介

AWSとは?

AWSとはAmazon Web Servicesの略でAmazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称です。

175以上もの機能・サービスを全世界に提供しています。

ガートナー社のクラウドインフラストラクチャサービス部門におけるマジッククアドラント(全世界版)のリーダーに9年連続で認定されるなど、業界の上位を走り続けています。

AWSは2006年にサービスを開始し、当初はSQS(Amazon Simple Queue Service)とS3(Amazon Simple Storage Service)の2つで構成されていました。

高速で信頼性があり、スケーラビリティにも優れたSQSにより、画期的なクラウドコンピューティングサービスの基盤が作られました。

2011年には世界で5番目となるリージョンが東京で開設され、現在では24のリージョンを持ち、世界の245を超える国と地域で利用されています。

今後3つのリージョンを追加することを発表しており、ますます普及率は高まりそうです。

クラウドコンピューティングサービスについて

AWSをきちんと理解するために、クラウドコンピューティングとは一体何なのかを解説します。

クラウドコンピューティングとは、インターネット経由で外部においたサーバー、ストレージ、データベース、ソフトウェアといったサービスを利用することを言います。

従来のオンプレミス(コンピュータやサーバーを自ら設置して管理する自社運用)のようなサーバー機器の購入、管理、スペースの確保などの手間を必要としません。

クラウドコンピューティングサービスに接続さえしてしまえば、大容量のストレージや高速なデータベースを利用できるメリットがあります。

ビジネスの効率化、加速化のために必要なストレージやサーバー構築などのサービスをクラウド上でレンタルすることと考えていただければ分かりやすいかもしれません。

AWSのメリット7選

AWSのメリットとしては、「すぐに始められる」「コスト削減できる」「高機能である」「拡張性が高い」「セキュリティが高い」「他の業務にリソースが避ける」「日本語でのサポートをいつでも受けられる」などが挙げられます。

実際にAWSを利用するとどのようなことが実現できるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

AWSのメリット1:すぐに始められる

1つ目のメリットはサーバーやHDD(Hard Dist Drive)を準備する必要がないので、すぐに始められることです。オンプレミスとは異なったクラウドコンピューティングサービスの強みと言えるでしょう。

必要な環境をすぐに構築し利用できるのでビジネスを効率的に、かつスピーディーにこなせて顧客満足度にもつながります。

AWSは初めての方でも簡単に始められるようにチュートリアルが充実しています。

AWSのアカウントを作ったら、すぐに無料利用枠を利用できるようになっていて、この無料利用枠は新規利用者がサインアップした日から12ヵ月間無料で、無料利用枠の60を超える製品から選んでサービスを利用できます。

初めてAWSを利用する方には大きいメリットでしょう。トライアル期間が過ぎたら、標準の従量課金制が適用されます。

AWSのメリット2:コスト削減できる

2つ目のメリットはコストを削減できることです。

その理由はオンプレミスのようにハードウェア・ソフトウェアを購入する必要がないので、初期費用がかからないからです。

またAWSは必要なサービスが必要な分、必要な時にだけ費用が発生する従量課金制をとっているので、無駄なコストを抑えることができます。

さらにコストを削減できるAWS独自の「ボリュームディスカウント」「リザーブドインスタンス料金」という特典があります。

「ボリュームディスカウント」は使えば使うほど料金が安くなるというサービスで、「リザーブドインスタンス料金」はEC2など、ある特定のサービスを予め予約しておくことで割引を受けられるサービスです。

これらはAWS独自のメリットと言えます。

こうした特典も考慮しつつ、どのクラウドサービスをどれだけ利用するのか事前に計画を立てると良いでしょう。

AWSのメリット3:高機能である

3つ目のメリットは高機能であることです。

13年以上にわたる比類なき経験が最先端技術をいつでも利用可能にし、迅速なグローバル展開を叶えました。

AWSは日々機能が更新されており、高いパフォーマンスを得られます。

1年で1430回を超えるバージョンアップが行われる年もあり、これらの90%以上が全世界で数百万、日本で10万を超える人によって利用されています。

またAWSは100個を超えるほとんどのメニューに非常に高いSLA(Service Level Agreement)が設定されました。

その稼働率は99.9%以上です。この稼働率が高ければ高いほど安定した稼働が期待できるので、提供サービスの質の高さが分かります。

AWSのメリット4:拡張性が高い

4つ目のメリットは拡張性が高いことです。

CPU・メモリ・ストレージなどのスペックを必要な分だけ、その場で簡単に拡張できます。AWSは利用したいメニューを一単位から利用可能で、最小構成からエンタープライズにまで対応します。

例えば、AWSの主要なメニューの1つであるS3は拡張性と耐久性を兼ね備えたオブジェクトストレージサービスです。

ウェブサイト、バックアップ・復元、データ分析などあらゆるデータを容量関係なく保存・保護し、ストレージリソースを拡張するだけでなく縮小させたりと、変動するニーズに対応できます。

AWSのメリット5:セキュリティが高い

5つ目のメリットはセキュリティが高いことです。

クラウドコンピューティングサービスの導入を検討するにあたり、セキュリティ面は大きなひとつのポイントになります。

セキュリティが高いと言える理由はクレジット業界の標準である「PCI DSS」など、第三者機関の認証を多く取得しているからです。

そして常にAmazon側の方で最新化の処理をしてくれるので、管理者の手間がはぶけるメリットもあります。

AWSは全世界の一流企業マクドナルドや、CIA(米中央情報局)、日本では国立研究機関やNTTドコモ、ソニー銀行などで利用されており、その信頼度の高さがうかがえます。

AWSのメリット6:他の業務にリソースが避ける

6つ目のメリットは他の業務にリソースが避けることです。

クラウドサービスを利用することで、ハードウェアやソフトウェアのメンテナンスであったり、管理に多大な人的リソースを費やす必要がなくなります。それにより、人員を他の仕事に充当できます。

また、クラウド環境では最新のITリソースを簡単に利用でき、従来のように新しいものを導入する際に時間がかかりません。

結果、人的リソースを費やすことなく組織の俊敏性も上げられるので、業務の効率化を図ることができます。

AWSのメリット7:日本語でのサポートをいつでも受けられる

7つ目のメリットは日本語のサポートをいつでも受けられることです。

AWSはお客様サポートをとても大切に考えており、365日24時間日本人スタッフによるサポートを受けられます。

「ビジネスサポート」では電話、チャット、メールによる問い合わせができます。問い合わせ回数に制限はなく、緊急度レベルにより応答時間が異なります。目安として、緊急であれば1時間以内、普通は24時間以内に応答を得られます。

一方、「デベロッパーサポート」では非商用環境における技術的な質問に応えてくれます。

なかにはAWSの利用サポート、運行代行サービスを行なっているところもあるので、AWSの導入を考えている方は利用を検討してみても良いでしょう。

AWSのデメリット

AWSのメリットについてご紹介してきましたが、AWSならではのデメリットもあります。

デメリットとしては、「サービスが多いため知識が必要」「コストが見えづらい」などが挙げられます。それでは詳しく見ていきましょう。

サービスが多いため知識が必要

1つ目のデメリットは、サービスが多いため知識が必要になることです。

日々最新の技術が更新されるので継続的な勉強も必要になるでしょう。メニューが豊富なことはメリットではありますが、クラウドサービスの利用に慣れていない方にとっては混乱する可能性もあります。

ですが、AWSはセキュリティ面の知識や、専門知識がない人でも利用しやすいようにサポート体制を整えているので、上手に活用すればこの問題も解決するでしょう。

コストが見えづらい

2つ目のデメリットは従量課金制であるため毎月の利用料に変動があり、予算化しづらいことです。

サービスの利用料に従った費用の請求があるので、コスト削減を狙える半面、高額化する可能性もあります。

また初期費用はかからないメリットがありますが、システムを大量に導入すると定額制のサービスよりも高くなる場合もあるので、管理運用を確実にしてコストがかさばらないように注意する必要があるでしょう。

AWSの主なメニュー4つ

AWSには主に4つのメニューがあり、「S3」「EC2」「RDS」「CLI」などが挙げられます。これらのメニュをー活用することで、セキュリティー強化にもなります。それでは詳しく見ていきましょう。

AWSの主なメニュー1:S3

メニューの1つ目はAmazon S3(Amazon Simple Strage Service)です。

S3はクラウドサービス業界をリードするスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、パフォーマンスを提供し、AWSのストレージを担っています。

99.999999999%(9×11)という非常に高い耐久性を持ち、この数値はデータ消失の可能性が0に近いことを表しています。

保存できる容量やファイル数に制限がなく、世界中の企業向けに何百万ものアプリケーションのデータを保存しています。

AWSの主なメニュー2:EC2

メニューの2つ目はAmazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)です。

EC2は仮想サーバー構築サービスです。EC2を使用しインスタンスを複数構築して冗長化したり、必要に応じてハードディスク・メモリの変更も簡単な操作で可能にします。

EC2の料金体系は従量課金制で使用することができ、短時間だけの利用に最適な「オンデマンドインスタンス」と、あらかじめ稼働期間を決めて先払いをする「リザーブドインスタンス」があります。

AWSの主なメニュー3:RDS

メニューの3つ目はRDS(Amazon Relational Database Service)です。

フルマネージドで管理負担を抑えられるデータベースサービスで、プロジェクト計画からデプロイまでの手順を簡単にします。

RDSはMySQL、PostgreSQL、Oracleといった主要なデータベースのライセンスを含んでいるので、別にライセンスを準備することなく簡単に作成できます。

パッチの適用もAmazon側が行ってくれます。

AWSの主なメニュー4:CLI

4つ目のメニューはAWS CLI(Command Line Interface)です。

AWSサービスをコマンドラインから管理するためのメニューで、Amazon S3との間で効率的にファイル転送を行うことができます。

このメニューの強みはヒューマンエラーが起こりうるGUI(マウス操作)で行っていた操作を自動化させて業務の効率化を図れることです。

プラットフォームや開発言語の制限なくLinux、Mac、WindowsなどのOSで利用可能です。

AWSのメリットを知ろう!

AWSの仕組みをお分かりいただけましたでしょうか。

クラウドサービスの導入を検討している企業も多いですが、導入が自社に適した戦略であるのかきちんと検討したうえで、実際にAWSの利便性を感じてみましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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