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インフラシステムとは?インフラエンジニアの仕事内容4つと必要な知識5つ

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
インフラシステムとは?インフラエンジニアの仕事内容4つと必要な知識5つ

インフラシステムとは?

「インフラシステム」とは、生活基盤や経済基盤の制度や体系のことを意味しています。もともと「インフラ」とは「インフラストラクチャ(infrastructure)」の略で、生活基盤や経済基盤のことを意味しています。一般にインフラというと、人が社会生活や経済活動をしていく上で必要不可欠な基盤となる公共の施設や公益性の高い施設、設備などを指す言葉として使われています。

ITインフラはITの基盤

「ITインフラ」とはIT業界のインフラのことで、具体的にはITを活用するために必要不可欠な設備、情報伝達のための施設などのことを指しています。ITといってもその種類は大きく分けて3つに分かれています。1つはハードウェア、2つ目はソフトウェア、そして通信技術です。ITインフラシステムのうち通信技術は、インターネット環境やWiFi、4Gや5Gといった回線を含む通信を意味します。

ハードウェア

ITインフラシステムにおけるハードウェアとは、コンピューターやスマートフォン、IoT(Internet of Things)家電、サーバー、ストレージやネットワーク機器などのことを指しています。ITインフラシステムでのハードウェアには、ITを活用する上で欠かせない設備がたくさんあります。これらの他にもサーバールームやサーバーシステムを保管するためのラック、電源などが含まれるでしょう。

ソフトウェア

ITインフラシステムのソフトウェアの場合は、コンピューターでいえばWindowsのOSやMac(Macintosh)のOS、アプリケーションサーバーなどがあります。WindowsやMacのOSはコンピューターを便利に使っていく上で、必要不可欠なITインフラと言えるでしょう。この他に、OSとアプリケーションの中間で働く存在であるミドルウェアもソフトウェアに含まれます。

インフラエンジニアとは?

エンジニアの中でも「インフラエンジニア」というのは、上記で紹介してきたITインフラシステムの設計や構築、運用や監視に関わるエンジニアのことを意味しています。ITインフラシステムに関わるエンジニアとしては、「ネットワークエンジニア」と「サーバーエンジニア」の2種類のエンジニアがいます。ネットワークエンジニアはコンピューターネットワーク、サーバーエンジニアはサーバーの業務を行うエンジニアです。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはITインフラシステムの中でもコンピューターネットワークの設計、構築・運用やネットワークの監視、保守管理を仕事としています。コンピューターから情報を送信したり受信したりする、ITインフラシステムでもネットワークに特化したエンジニアです。コンピューターやOS、ネットワークの知識だけでなく、回線の種類や配線の知識、サーバーに関する知識などが必要となっています。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、ITインフラシステムでサーバーの構築やサーバーの保守といった業務を担うエンジニアのことです。インターネット上でデータを保存したことはないでしょうか。Webメールを送信・受信したり、Webサイトを閲覧したりする際、それらのデータが集まっているのがサーバーです。サーバーエンジニアはサーバーの設計と構築をし、常にサーバーの監視をしてセキュリティやバックアップを行います。

システムエンジニアとの違い

インフラエンジニアであるネットワークエンジニアやサーバーエンジニアがITインフラシステムの設計・構築や運用を担っているのに対して、システムエンジニアはITシスレム全体の設計や構築を業務としています。インフラエンジニアがITインフラシステム部分に特化しているのに対して、システムエンジニアはインフラエンジニアが行わない業務を行うこともあれば、インフラエンジニアと同様の仕事をしていることもあります。

インフラエンジニアの仕事内容4つ

ここでは、ITインフラシステムに関わるインフラエンジニアの4つの仕事内容について紹介します。インフラエンジニアはITインフラシステムの要件定義や設計業務、ITインフラシステムの構築やテスト、そして運用保守を担当しています。簡単に言えば、ユーザーが快適にITを活用するための環境を作り、そのITインフラシステムを運用し保守を続けていくことが、インフラエンジニアの仕事です。

仕事内容1:要件定義

インフラエンジニアがITインフラシステムを作り上げるために、まずはクライアントの意見を聞いてどんなインフラを作り上げるのか、機能や性能、実装していく方法などを決めていく作業が「要件定義」です。クライアントからの依頼を受けて、想定の予算内でなるべくクライアントの意向にそったインフラシステムを作りあげるべく、計画書を作成します。ITインフラに関わる豊富な知識が必要でしょう。

仕事内容2:設計

インフラエンジニアの仕事内容として、要件定義で作成した計画書を元に、ITインフラシステムの設計にとりかかることとなります。設計の段階ではインフラエンジニアがITインフラシステムに使うネットワーク機器を選んだり、設定方法を決定したりします。使用する機器の性能やコストが決まったところで設計書を作成し、クライアントの了承を経て次の構築・テストの段階に進んでいきます。

仕事内容3:構築・テスト

構築・テストの段階では、ITインフラシステムを実際に構築していく作業に入ります。インフラエンジニアは設計段階で決定したネットワーク機器を搬入したり、インフラシステム構築のため設置したり、ソフトウェアをインストールしたりする作業を行います。いったんインフラシステムを構築した後で接続状況を調べたり、負荷をかけてトラブルが起こらないか調べる負荷テストを行ったりします。

仕事内容4:運用・保守

ITインフラシステムの構築・テストが上手くいけば、いよいよインフラシステムを運用しつつ、不備がないか保守を行う管理業務に入ります。インフラエンジニアは設計・構築したインフラシステムが支障なく正常に動いているかどうかを確認し、万が一なにかしらのトラブルが起こった際には、ただちに対応することが求められます。何かあっても即座に対応できるよう、トラブルシューティングを行っておきましょう。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアのキャリアパスとして考えられるのは、管理者の道へ進む「プロジェクトマネージャー」、さまざまな技術を身に着けた「スペシャリスト」、専門家として対応する「ITコンサルタント」があります。マネージャーやスペシャリスト、ITコンサルタントそれぞれに必要となるスキルが違っています。大切なことは、自分に合うインフラエンジニアのキャリアパスを目指すことでしょう。

インフラエンジニアに必要なスキル・知識5つ

インフラエンジニアとなるために、あるいは転職するためにはどのようなスキルや知識が必要なのか、見ていきましょう。インフラエンジニアは、インフラというITに欠かせない基盤に関わる仕事です。そのため、知っておかなければならない知識やもっておいた方がよいスキルがたくさんあります。インフラエンジニアになるために必須な資格はありませんが、世界基準となっている資格の取得を目指してもよいでしょう。

スキル・知識1:インフラシステムについての知識

インフラエンジニアとなるためには、まずはインフラシステムについての基本的な知識が身についていることは必要不可欠でしょう。インフラシステムを構築するために必要な機器についての知識や、設置・インストールするためのスキル、ミドルウェアについての知識や設定を変更するためのスキルも必要となってきます。

スキル・知識2:ネットワークの知識

ネットワークエンジニアでも、サーバーエンジニアでもコンピューターネットワークの知識は必要です。ネットワークの知識とざっくり書きましたが、その範囲は非常に広いです。ネットワークについての基本的な知識からサーバーに関する知識、ネットワーク機器に関する知識や構築するためのスキルが必要です。知識があることを分かりやすくする、「CCNA」や「CCNP」などの資格取得を目指してみましょう。

スキル・知識3:コミュニケーションスキル

インフラエンジニアの仕事には、クライアントとスムーズにコミュニケーションをとるためのコミュニケーションスキルが必要です。クライアントの要望を聞いて要件を作成したり、作成した計画書や設計書をクライアントに説明したりする必要があるためです。しっかりとクライアントと話ができるだけのコミュニケーション能力、作成した資料を説明するための説明能力はあった方がよいでしょう。

スキル・知識4:トラブルに対応するスキル

インフラエンジニアとしてインフラシステムの設計・構築・運用にあたっていくうえでトラブルに対処する必要もでてくるため、トラブルに対応するためのスキルも必要です。インフラシステムの運用時には多用なトラブルが発生する可能性があるため、インフラの知識があることと共に、論理的思考力でもってトラブル対応していくスキルが必要となります。論理的思考力は設計時にも必要となるので、あった方がよいでしょう。

スキル・知識5:セキュリティ対策の知識

ITインフラには常にサーバー攻撃やウイルス攻撃といった攻撃にさらされるリスクがあるため、セキュリティ対策の知識を万全に持っておく必要があります。インフラシステム運用時にセキュリティ対策が必須となるためか、インフラエンジニアの中にはセキュリティエンジニアに転職する人がいます。しっかりとセキュリティ対策の知識を身に着けておけば、そうしたキャリアパスの道も開けることでしょう。

インフラシステムを理解してインフラエンジニアを目指そう

今回の記事ではインフラシステムとそれに関わるインフラエンジニアについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。IT業界は今後も拡大を続けると考えられているため、インフラエンジニアという職業についても将来性があると考えられています。インフラに関わる仕事としてやりがいもあります。今回紹介してきたインフラシステムについてしっかりと理解をして、インフラエンジニアを目指してみましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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